2017年01月03日

現地で見た、トランプ氏の当選後のニューヨーク市民の反応。

生物学者の福岡伸一さんは、
ニューヨークから帰国したばかりです。

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「私はNYのど真ん中、ロックフェラー研究所に
 お世話になっていて、知り合いには、
 トランプを支持していた人は誰もおりませんでした。」
トランプ当選について、”悪夢”と表現する人もいるほど、
ニューヨークは落胆ムードなのだそう。

普段であれば、観光客で混雑するトランプタワーも、
現在ではバリケードが張られ、バス停も無くなりました。
「よく分からない人を次々閣僚に選んできたり、
 完全にリアリティショーのノリで来てますよね。
 ただ、世界は動的平衡ですから、行ったり来たりして歴史は進んでいきます。
 イギリスのEU離脱と重なっていると思うんですよね。」
世界が動いている事は確かである、とも。

今夜の選曲: STOMPIN’ AT THE SAVOY /
       BENNY GOODMAN/TEDDY WILSON /LIONEL HAM

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2016年12月30日

1月3日から1月6日は

生物学者の福岡伸一さんをお迎えします。

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2016年の総括と、2017年の計画。
おすすめの1冊など、たっぷりと伺います。

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2016年12月30日

東北で広めた、人を笑わせるワザ! 世の中に欠かせない、笑う人材。

株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんをお迎えしています。
吉本興業に勤務されていた、3年ほど前には、
”住みます専務”として東北6県を担当されていました。

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まずは仙台、そして会津若松へと移住されて行きました。
「まずは笑いを教えなアカんと思って、最初街の人をいじったら、
 恥ずかしがりよるけど慣れてくると、今度は僕をいじってくるんです。
 ツッコミって簡単で、”なんでやねん”、”ほんまかいな”、”そんなアホな”って
 3つ覚えれば有名人になれますから。
 でも、ボケってクリエイティブなんですよ。
 僕の1番好きなお笑いは、鳳啓介さんですよ、、面白かったですよね」

竹中さんが考える、人を笑わせるコツは、
“笑わせるのではなく、笑った事を伝える事”。
「失敗談って、人が聞くと面白いんですよ。
 東北で、人を笑かそうなんて思わんといて下さい!って
 言ってたんですけど、、、そら会社クビになりますよね?(笑)」
起業や開業するときに必要な ”笑い”を東北に届けていた、竹中さんは、
現在も、世の中を明るくする ”笑う人材育成” を目指しています。

今夜の選曲: HEART OF STONE / ROLLING STONES

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2016年12月29日

謝罪で最も大切な事は、危機管理!? 嘘が招く、大きなリスク。

株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんは、
企業にとって大切なコンプライアンスの相談なども受けており、
”謝罪で最も大事な事”を広めています。

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「実は当たり前なんですけど、”危機管理”です。
 事件が起こらない事が1番大切で、
 失敗しなければ、謝らなければいいんですよ。
 それから、”嘘”が大元の問題ですからね。」
竹中さんの著書『よい謝罪』(日経BP社)には、
謝罪文も掲載され、”謝罪”に関することが詰まっています。

「防災に関しては、社員全員で確認するのに、
 企業におけるリスクチェックって、出来てないですよね。
 起こってからどうする?だれに相談? ってなるんですよね。」

”謝罪のプロ”、竹中さんの考え方は、
家族関係にも応用する事ができます。
「まぁ、正直にいようって事ですよね(笑)
 傷つけたんですから、相手を!その傷を理解することですよ。
 怒り(いかり) を反対にして 理解(りかい)にする。」

今夜の選曲: BLUE AND LONESOME / ROLLING STONES

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2016年12月28日

家から歩いていける芸能界? 35年間勤めた吉本興業での、数々の仕事。

株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんは、
同志社大学法学部後、マネージャーとして吉本興業に入社。
7月に新しくできた、”宣伝広報室”に入ります。

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「宣伝課は、お金を使うところだから、
 当時、広報っていう部署がある会社は少なくって。
 “金かけんと、新聞にぎょうさん面積取ってこい!”
 ってだけ、当時の部長に言われて(笑) 」
お金をかけずに紙面を取り、広報する、
PR、プロモーションの仕事へと繋がって行きました。

「吉本も最初の頃は悪い記事がよく載ったと、
 でも、顔覚えてもらえて良かったとしよう、
 なんて負の物もプラスにしてましたね」

さらに竹中さんは、広報として働く中、
芸人養成学校『よしもとNSC』の開校も担当されることに。
「”月謝を貰って、芸人育てろ!以上!”と、新入社員半年目で言われて(笑)
 ”大丈夫、やったことある奴誰もおらんから〜”って。
 それで、 1年目の面接来てくれたんが、浜田君と松本君ですね。」

吉本興業には35年間勤務された竹中さんは、
月刊誌『マンスリーよしもと』の初代編集長も務められていました。
「編集も好きでしたけど、大阪に雑誌社なかったですし、
 力もないから東京に乗り込むのも無理やったし。
 で、家から通える芸能界、という事で、吉本入ったんですよ。」

今夜の選曲: HOO DOO BLUES / ROLLING STONES

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2016年12月27日

今一度考えたい、メディアリテラシーとグットコミュニケーション。

先日、日経BP社より著書『よい謝罪』を発売された、
株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんをお迎えしています。

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”笑いのプロ”である、竹中さんは
笑いの文化は、地域によって違うとおっしゃいます。
「関東は、人を笑うんです。どこかから探してきて、茶化す。
 一方、関西は、自分を笑うんですよ。
 だから誰よりも自分がボケたいし、 家族兄弟を明らかにして
 内輪を笑うんです。“自虐の美学”って僕は呼んでいます。」

今年は、謝罪のシーンをメディアで見る機会が多くありました。
「最近でいうと、ネットのまとめサイトがありましたね。
 本屋に行けば、何人ものプロの手を通っているものがありますから、
 ”本物を読むこと”でネットとの付き合いも上手になると思うんですけど。
 読む力、リテラシーの事を、もう1回みんな気付いたんじゃないですかね」

最近では、メディアの暴力的な報道もあります。
「書く人も、書かれる人も人間なんで、
 普段どんなコミュニケーションを取るかなんだと思うんですよね。
 追い詰めすぎもダメで、応援してもらう余裕を持たないと、
 潰れたら次探すっていうことじゃなくて、お詫びをきちんとして、
 またレギュラーやCMを頂けるというのが目標なんで。」

何か起こると、早急な謝罪だけを求める事が多いというこの頃。
もう少し余裕のある”グットコミュニケーション”を取ることで
お互いに良い方向に進めていけるのでは、とも。

今夜の選曲:LITTLE RED ROOSTER / ROLLING STONES

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2016年12月26日

今年一番良かった謝罪と、悪かった謝罪。新たな大衆を味方にする方法。

株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんは、
先日、著書『よい謝罪』を日経BP社より発売されました。

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「何らかで被害を受けた人がいて、 
 謝罪をせなアカン事態になってるんですから、
 その人へ心からのお詫びをするなら、
 本来は全部良い謝罪であるべきですよね。
 でも、だれに、いつ、謝るのかを間違ってしまうとか、
 お金を先に持って行ってしまうとかは、悪い謝罪ですね。
 気持ちを通じるのがゴールですね。」

竹中さんが考える、今年1番よかった謝罪は、三田寛子さん。
「記者離れた位置で、声を張っていらした。
 傘も高級じゃなくて、顔がきちんと見えるビニール傘。
 その傘を左手で持って、指輪もアピールしていましたし。
 さらに自分の言葉で話していらしたし、
 演出も含めて、良い見え方したな〜って思いますね」
一方、”嘘” をついてしまうのは “1番悪い謝罪” なのだとか。

世間が、匿名性を持つネット社会になってきた事で、
大衆の発言力、影響力が大きくなってしまいました。
その”新大衆”を受け止める事も、大切になってくるそう。

今夜の選曲 : RIDE ‘EM ON DOWN / ROLLING STONES

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2016年12月22日

12月26日から30日まで

著書『よい謝罪』を日経BP社より発売された、
株式会社モダンボーイズ COO 竹中功さんをお迎えします。

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良い謝罪とダメな謝罪。 基本は、危機管理!
というお話たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1959年大阪市生まれ、1981年に同志社大学法学部を卒業され、
吉本興業に入社。宣伝広報室を皮切りに、
なんばグランド花月や映画製作などに
プロデューサーとして関わり、2015年に退社。
現在は、株式会社モダンボーイズのCOOでいらっしゃいます。

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2016年12月22日

熟練の職人が集う街、埼玉県川口市でのモノづくり。

埼玉県川口に工房を構えている
株式会社ラッキーワイド代表取締役の吉澤広寿さん。

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一昔前から、埼玉県川口というと、モノづくりの職人の街。
現在では、住宅も増え、アジアなど外国の方々も増えています。
「工業製品が多いです。川口でしかできない仕事がたくさんあります。
 特殊な機械、刃物など、いろいろあります。誰でもできる仕事じゃなくて、
 熟練の技があって、発展してきている方が多いです」
来年9月には、ここ川口でラッキーワイドの企画展が行われます。
ラッキーワイドでつくられた様々な作品が並ぶそう。

「結局ですね、モノづくりになりたい人が多いので、
 自分の夢とか、生活とか、上手くいかないとか、
 発展したいとか宿題を抱えるので、それを自主制作で、
 その宿題を解決する人が多いです。」
ラッキーワイドの社員たちは、技術を上げることで
さらなる高度なモノづくりが可能になり、
次の仕事、さらには新たな社会へと繋がりを生んでいくのだとか。

今夜の選曲: DANCA DAS CABECAS / DELIA FISCHER

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2016年12月21日

パリへの留学と、激務の末気付いた日常への感謝。

株式会社ラッキーワイド代表取締役の
吉澤広寿さんをお迎えしています。

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吉澤さんご自身は、芸術家として彫刻家を目指されていました。
お母様は、書家:吉澤秀香さん。祖父は、刀匠の二唐國俊さんです。
「そういった血を引いて、どこかで作りたいという思いがあって。」

吉澤さんは、フランス・パリにも留学され、
フランスの彫刻家、セザールに師事していました。
その後、帰国してからはアーティストではなく、
造形集団として活動されるようになります。

「最初は、生活ということもあったんですけど、
 たくさん仕事すると、製作費が貰えると思って。
 ところが、まだその頃は世の中の仕組みが分かっていなくて、
 どんどん製作する時間がなくなって。
 本当に寝る時間が無くなるくらい、お仕事いただきましたね」

ひどい時は1週間で5時間しか寝られないという
激務の生活が長く続く中、吉澤さんは くも膜下出血で倒れました。
ご自身が倒れた事をきっかけに、仕事のやり方、人生観が変わったそう。
「結局、感謝ですね。こうやって、くも膜下出血になって、
 本来ならこの世に命がなかったのに、こうして存在できている事に対して。
 ごくごく当たり前のことに、すごく感謝するようになりましたね」

今夜の選曲:PASSARINHO / DELIA FISCHER

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