2018年02月08日

渡辺監督が考える、人口減少社会における”豊かさ”とは?

今週は映画監督の渡辺智史さんをお迎えしています。

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渡辺監督が制作された「おだやかな革命」。
この映画のテーマの1つに”人口減少社会”が
ありましたが、それについて教えてください。
渡辺さん「これまでの社会ってより大きく、
拡大型の社会だと思うんですが、東京は
お金も人材も集中していく中で、経済成長を
成し遂げたと思うんです。一方で映し鏡のように
地方はどんどん人が少なくなって衰退していったんですね。
今、社会全体が経済成長しづらい低成長な中で
お金があればなんでも出来るという時代では無くなってきたと
思うんです。心を満たすことが中々難しい社会の中で、
何が”豊かさ”なのか? どんなことがこれからの時代の”豊かさ”に
なっていくのだろうか? というのをいろんなところで
問われていると思うんですが、その問いに対して
答えになるようなエピソードが今回の映画の中に
出ていくるようなことで、地域の人たちが
移住者の人たち一緒に地域にある資源を使って
何か事業を起こしていく。その生きる姿に共感をした
若者がまた移住をしていく。そういうところに
これからの時代の豊かさや、心を満たしていくものが
あるのではないかと思います。」

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ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』
ポレポレ東中野で公開中!
ースケジュールー
2/3(土)~2/23(金) 10:20/12:30/19:00
2/24(土)~最終日未定 10:20/18:30

ー料金ー
当日:一般 1700円/大・専・シニア(60歳以上) 1200円 /
高・中・障害者 1000円/小 700円 / 未就学児無料
前売:1300円

詳細URL:http://odayaka-kakumei.com
odayaka.jpgodayaka_2.jpg

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今夜の選曲:GOCA E BERBERIT / SAZ'ISO

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年02月07日

小さな集落で始まった、持続可能なエネルギー事業とは?

今週は映画監督の渡辺智史さんをお迎えしています。

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渡辺さんは、岐阜県郡上市石徹白という
小さな集落の水力発電を取材されていました。
この時に出会われたのが、映画にも出てくる平野さん夫婦。
この平野さん夫婦について詳しく教えていただけますか?
渡辺さん「岐阜県郡上市石徹白というところは、
福井県との県境にありまして、本当に長い峠を越えた先にある
小さな集落なんですけど、そこに10年ほど前に移住された
若夫婦が平野さんだったんです。平野さんが移住した
ことをきっかけに、地域で小水力発電を立ち上げようという
プロジェクトがスタートしたんですね。」

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岐阜県郡上市石徹白に移住された平野さん夫婦

渡辺さん「地域住民は、人口がどんどん減っていくので、もうどうしたら
いいか… と困っていたんですけど、中々決め手がない状態だったんです。
その中で小水力発電の事業に思いを託したんですね。
それで、全戸出資をしてイタリアから発電機を取り寄せまして、
設置は地元の建設会社の方が設置工事を行ったんですね。
まさに地元の手で小水力発電所を作り上げていくという姿を追いました。」

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ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』
ポレポレ東中野で公開中!
ースケジュールー
2/3(土)~2/23(金) 10:20/12:30/19:00
2/24(土)~最終日未定 10:20/18:30

ー料金ー
当日:一般 1700円/大・専・シニア(60歳以上) 1200円 /
高・中・障害者 1000円/小 700円 / 未就学児無料
前売:1300円

詳細URL:http://odayaka-kakumei.com
odayaka.jpgodayaka_2.jpg

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今夜の選曲: VALLE POSTENANCE / SAZ'ISO

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年02月06日

これからのエネルギー事業とコミュニティの在り方とは?

今週は映画監督の渡辺智史さんをお迎えしています。

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渡辺が制作された映画「おだやかな革命」、
取材では、福島、秋田、岐阜、岡山など…
全国各地を回れたそうですが、取材対象は
どのような形で選ばれたのでしょう?
渡辺さん「当初は福島というのが象徴的な場所でしたので、
会津電力を立ち上げた、福島県喜多方市にある
大和川酒造の佐藤彌右衛門さんのインタビューを行い、
そこから取材がスタートしました。」

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大和川酒造の佐藤彌右衛門さん

渡辺さん「佐藤彌右衛門さんが会長をされています
「全国ご当地エネルギー協会」というのがありまして、
そこに全国のエネルギー事業を立ち上げた
中小企業の方などが集まっていまして、そこでいろんな方と
出会っていく中で映画の企画がだんだんと見えてきたんです。
富山県や徳島県、長野県にも取材に行ったのですが、
私の中で特に象徴的な場所がありまして、
岐阜県の石徹白というところです。
エネルギー会社だけではなく、コミュニティ単位や村単位など、
いろんな単位を取材していくことによって
これからの日本の社会の在り方が見えてくるのではないかと
思いまして、取材を進めました。」

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ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』
ポレポレ東中野で公開中!
ースケジュールー
2/3(土)~2/23(金) 10:20/12:30/19:00
2/24(土)~最終日未定 10:20/18:30

ー料金ー
当日:一般 1700円/大・専・シニア(60歳以上) 1200円 /
高・中・障害者 1000円/小 700円 / 未就学児無料
前売:1300円

詳細URL:http://odayaka-kakumei.com
odayaka.jpgodayaka_2.jpg

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今夜の選曲:BEJE DRU NE PERCELLIME / SAZ'ISO

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2018年02月05日

現在公開中の映画「おだやかな革命」、 制作のきっかけとは?

今週は映画監督の渡辺智史さんをお迎えしています。

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渡辺さんが監督された最新ドキュメンタリー映画
『おだやかな革命』がポレポレ東中野で公開中です。
岐阜県や岡山県の集落など、あまり知られていない場所で
撮影されたということですが、あらためて、
今回のテーマを教えて頂けますか?
渡辺さん「今回の映画「おだやかな革命」は、
東日本大震災 3.11を私も山形県で体験しまして、
当時、食のドキュメンタリー作品で伝統野菜の種守る農家の方の
ドキュメンタリー映画を制作、編集していていたんです。
その時にエネルギーというものを全く考えず暮らしていたんだと
突きつけられまして、それで“食”の次に何を撮ろうかと
なった時に、やはりエネルギーに関する映画をということで、
2014年から企画の準備が始まり、
2015年から2年半かけて制作しました。」

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ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』
ポレポレ東中野で公開中!
ースケジュールー
2/3(土)~2/23(金) 10:20/12:30/19:00
2/24(土)~最終日未定 10:20/18:30

ー料金ー
当日:一般 1700円/大・専・シニア(60歳以上) 1200円 /
高・中・障害者 1000円/小 700円 / 未就学児無料
前売:1300円

詳細URL:http://odayaka-kakumei.com
odayaka.jpgodayaka_2.jpg

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今夜の選曲:TRENDAFILI FLETE-FLETE / SAZ'ISO

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年02月01日

2月5日から2月8日は

映画監督の渡辺智史さんをお迎えします。

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1981年山形県鶴岡市生まれ。
東北芸術工科大学環境デザイン学科卒業後、
東京でドキュメンタリー映画の制作に携わって、
2009年末に山形に戻り、鶴岡市を拠点に
ドキュメンタリー映画を制作されていらっしゃいます。

staff| 19:57 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年02月01日

黒井克行が考えるジャーナリズム論とは?

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えしています。

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黒井さんは、大学でジャーナリズム論を
教えられていますが、黒井さんの考える
ジャーナリズムとはなんでしょう?
黒井さん「私が1年間を通して教えている
キーワードがあります。それは”現場”なんですね。
ジャーナリズムというのは現場が全てなんです。
例えばネットの世界、ネットの現場は何かというと
画面ではないんですね。画面、スクリーンの中に現場が
あるんですね。ここを如何に重要にするかという
ことなんですね。画面じゃなくて、現場に行けと。
現場で物を見たり、スポーツを見たりしろと、
そこから始まるんだと1年間語っていますけどね。」

今では、誰でも自由にインターネットで
発信できるようになりましたよね?
黒井さん「何が本当で何が嘘かね…
みんな言いたいことを自由に発言できるように
なりましたよね。昔のジャーナリズムは一方的に
メディアが言って受けてがいるだけだったのが、
本当に混沌してきて難しくなってきました。
ですから私がやっているのは、
既存のメディアの役割をやっています。
これからどうやってネットと競合していくのか
と言う話を実際に学生のスマホを手に取りまして、
ここで君たちは何を伝えることができるのか?!
という実験的なことをやっているのが僕の授業ですね。」

今夜の選曲:I'LL COME RUNNING BACK TO YOU / BOYZ Ⅱ MEN

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年01月31日

著書「テンカウント」から学ぶ、”ボクシング”というスポーツとは?

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えしています。

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黒井さんの著書「テンカウント」に
ついて教えて頂けますか?
黒井さん「ちょうどこの本を書くきっかけに
なったのが、実兄がプロボクサーだったんですね。
それで不幸なことにリングの上で亡くなることに
なるんですが、それがきっかけになりまして、
兄貴が入り込んだボクシングの世界ってどんな世界
だったのだろうって思ったのが最初なんです。
以降、兄貴のトレーナーだった方をずっと追いかけて
一説の本にしたのが、「テンカウント」なんです。

大学では「テンカウント」を参考文献に、
ジャーナリズム論を教えられているそうですが?
黒井さん「そうなんです。ある女子学生は、
「なんでよりによって血を流すボクシングなの?」
「殴り合って何が面白いの?」と聞いてきました。
(でもこの本を読んで貰って)自分の本をこういう風に
言うのは大変恐縮なんですが、「心を打たれました!」
「いい本をありがとう!」と言ってもらいました。
どこに彼女、彼らが打たれたかと言いますと…
もしかするとボクシングをやった人にしかわからない
世界かもしれませんが、この本の主人公が言うんです。
“ボクシングは紳士のスポーツである” と。
紳士のスポーツでなければ、ただの喧嘩であって殺し合い
でしかないと。そういうフェアな気持ちでやるということが、
ボクシングの大前提であるということなんですね。」

今夜の選曲:UP ON THE ROOF / BOYZ Ⅱ MEN

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年01月30日

闘将 星野仙一監督が選手から愛されるわけとは?  キーワードは”義理人情”

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えしています。

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先日亡くなった星野仙一監督、
たくさんの選手、関係者から尊敬されていた
と思いますが、そのお話について聞かせてください。
黒井さん「星野さんにまつわる追悼番組だとかを
いろんなメディアでやられていると思うんですが、
それだけ星野さんに対する評価があった
ということではないでしょうか。」

特に星野さんに感謝しているのは、
殴る蹴るといったスパルタ指導を
受けた選手だったようですが?
黒井さん「例えば、中日時代に中村武志というキャッチャーが
いたんですが、この人は特に殴られたんです。
殴られて殴られて、ヘルメットが被られないぐらい…(笑)
ただ、殴ることによっての見せしめというのも
あるんですね。つまり周りに対する見せしめだったかもしれません。
星野さんは、殴る蹴るもあるんですが、どちらかというと
“義理人情”なんですよ。例えば、トレードとかで自分の
チームから他所に出すときにですね、星野さんは
ちゃんとフォローをするんです。有名な話だと
中日から巨人にトレードになったという時に、
名古屋駅に選手を見送りに行くんですね。
そして、引退するっていう選手にもですね、
いろんな就職の世話だとかもするんです。
そういうところが同性にもモテるんじゃないですかね。」

今夜の選曲:A THOUSAND MILES AWAY / BOYZ Ⅱ MEN FEAT.TAKE 6

staff| 19:55 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年01月29日

マラソン、高橋尚子と小出監督の壮絶な練習の裏にあったエピソードとは?

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えしています。

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最近、黒井さんはスポーツの中でも指導者に
興味を持たれているそうで、「新潮45」では、
“「人を育てる」流儀”という連載も行なっています。
黒井さん「結局選手が栄光を掴むというのは、
彼らのパフォーマンスだけではなく、
“指導力”無くしては語れないということなんですね。
この選手の陰に、この監督の指導アリ!というのが
確実にありますね。2人3脚です。」

ここでは、小黒と知り合うきっかけになった、
高橋尚子(Qちゃん)と小出監督のお話を聞かせて頂けますか?
黒井さん「ひとことで言うと”信頼”ですね。
Qちゃんがなんで金メダルを取られたかというと、
世界1の練習、考えられない練習を熟していたからなんです。
それがなぜできたかというと監督に対する”信頼”が
あったというのが1番なんですね。
この関係には当時、誰も入り込めない感じでした。」

黒井さん「あそこ(Qちゃんが練習していたボルダー)は
アスリートの聖地と言われているんですね。
マイルシティで高地トレーニングに良いということで、
要するに心肺機能を鍛えるマラソンランナーがいっぱいいました。
ただQちゃんはそこでもやって、さらにそこから
2000m上がって、3500mでトレーニングしたんです。
そこでは誰もトレーニングしてないんですね。
ここが小出と高橋の凄さなんです。
どういうトレーニングだったかというと、
22、23km永遠登りっぱなし、下は砂利道でって
ところを3500mでやるんですよ。これは
男子の選手でもすぐに逃げ出したくなるメニューなんです。
監督言ってましたけど、鼻水流しながらやって
親、兄弟には見せられてない顔だって言っていました。
それぐらいの凄さ。今まで言われていたスポーツ科学とは
言えないような精神論的な部分もあったと思います。」

今夜の選曲:WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / BOYZ Ⅱ MEN FEAT.JIMMY MERCHANT

staff| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2018年01月25日

1月29日から2月1日は

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えします。

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1958年北海道旭川市生まれ。
早稲田大学を卒業後、出版社勤務を経て、
ノンフィクション作家として独立され、
人物ドキュメントやスポーツ全般に
わたって執筆活動をされています。
主な著書に『高橋尚子夢はきっとかなう』、『テンカウント
『工藤公康プロフェッショナルの矜持』などがあります。

staff| 19:57 | カテゴリー:ゲストトーク


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