2024年07月04日

出版記念展 『九冊と一冊 手仕事とプロダクトのあいだ』

今週のゲストは、画家/作家の井上奈奈さんです。

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7月7日に、井上さんの新作のエッセイ本『絵本を建てる』が、
gallery kissaより発売されます。

こちらは、井上さんがこれまで暮らしてきたアメリカとか、大阪とか京都での家にまつわるエッセイが収録されています。

「エッセイの内容に合わせて、実際本を建てるっていうことを読者の方に一緒にやって欲しいと考えて、家型の本ができないかと、紙の会社である篠原紙工さんと一緒になって制作した本になります」

飛び出す絵本というイメージよりも、建築学生や建築家が作る模型のようなイメージです。

そしてこのエッセイ本「絵本を建てる」の出版記念展
『九冊と一冊 手仕事とプロダクトのあいだ』が、
浅草の蔵前にあるgallery kissaで7月6日から開催されます。

また7月7日には
篠原紙工代表の篠原さんと一緒にトークイベントも開催!

詳しくはHPをごらんください。

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2024年07月03日

新作の絵本『ひ』

今週のゲストは、画家/作家の井上奈奈さんです。

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井上さんの新作の絵本『ひ』が岩崎書店より発売されており、
このタイトル「ひ」は、燃える火をイメージして制作されました。

「自分の一番最初の記憶が、父親に抱っこされながら花火を持たせてもらっていたんですね。その花火があまりに綺麗で、私は火を熱いっていうこともまだ学習していなかったので思わず掴んでしまったんです。それでやけどを負ってしまったんですけど、その瞬間、何か自分が人間になったような感覚をずっと持ってきたんです。」

その瞬間を迎えるまでは、井上さんはもっと動物的に生きてきたと認識しているそう。
井上さんの『自分の元々の始祖とは何かしらの動植物であったのではないか』という考え方をもとに作った作品になっています。

『ひ』の表紙には見たこともない生き物が表現されていますが、
これは火をもたらす“火の神様”。メキシコの火の神様の姿かたちを模しているそう。

7月4日から銀座蔦屋書店で
井上さんの新刊『絵本を建てる』(KISSA BOOKS)と
新作絵本『ひ』(岩崎書店)の出版を記念したフェアが開催されます。
詳しくはHPをご覧ください。

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2024年07月02日

GALLERY KISSAでのワークショップ

今週のゲストは、画家/作家の井上奈奈さんです。

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浅草・蔵前にあるGALLERY KISSAでは、一般の人が本を作るワークショップなどが行われています。

このkissaは、北欧の言葉で『猫』を意味するもの。
オーナーさんが猫を好きだったことで、この名前が付けられたそう。

井上さんが行っているワークショップでは、半年という期間、全六回をかけて1冊の本を制作し、ギャラリーに展示するというもの。

「まずは自分の作りたい本を大いに語っていただいて、そこから本に落とし込んでいきます。私自身も絵本を独学で作ってきたので、自分の制作の手法を教えながら、1冊を完成させるという形で指導しています。」

1回のワークショップに参加する人数は8人ほど、
プロの作家さんだけでなく、仕事をやめた後1冊本を作ってみたいと考える初心者まで様々だそう。

現在は生徒さん3人の出版が決まっています!

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2024年07月01日

『PIHOTEK 北極を風と歩く』

今週のゲストは、画家/作家の井上奈奈さんです。

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井上さんは、京都府舞鶴市生まれ。
16歳の時、単身アメリカへ留学され、美術を学び武蔵野武術大学を卒業。
2018年に絵本『くままでのおさらい(特装版)』がドイツで開催された
「世界で最も美しい本コンクール」で銀賞を受賞。
その後、2021年には作品集となる『星に絵本を繋ぐ』を刊行。
2022年の『PIHOTEK(ピヒュッティ)北極を風と歩く』では
第28回日本絵本賞の大賞を受賞。
本を建築と捉えた政策を続けられています。

2015年、2021年と続いて3年ぶりのご登場になります。
コロナ禍にも、ずっと本づくりをしており、『PIHOTEK』をずっと制作していたとのこと。

コチラの本は、北極冒険家・荻田泰永さんと一緒に作った本で、
PIHOTEK(ピヒュッティ)は荻田さんのイヌイットネームで、『氷の上を歩く男』という意味だそう!

井上さんの作品は動物が主役のものが多く、売上の一部を保護基金に寄付するなど支援にも繋げています。

「山ほどの問題がある中で、自分が真剣になって取り組める問題というのは、やっぱり動物のことであったりするので、一番意識が向いている事柄ではありますね。」

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2024年06月27日

寝具店で販売している靴‼

今週のゲストはSleep inn(スリープイン)代表の中川裕介さんです。

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中川さんの店では寝具だけでなく『靴』も取り扱っています。
この靴は金沢市にある『のさか』というお店のもの。

「健康を語るうえで足が非常に重要です。心臓から一番遠いところで
筋肉量を上げることが大事ですのでウォーキングを推奨するために
ウォーキングシューズの販売もさせていただいてます。」

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見た目は厚底ソールですが、一本下駄のようになっており、身体の中心をその部分に持ってきてくれるため、自然と姿勢が良くなり、足の筋力アップにもつながるそう!
全世界で100万足売れている大ヒット商品になります。

また中川さん達は、能登半島の先端、珠洲市で採れる珪藻土を使った新たなプロジェクトも進行中です。
これは珪藻土を練りこんだ生地があるということで、その生地を使った、
能登半島の形をした抱き枕『ノトハグ』
1月1日に傷ついた能登半島をハグで癒そう!という思いが込められたネーミングです。
珪藻土には遠赤外線効果や吸湿効果があり、布団の中の寝床内気候をコントロールしてくれるような寝具になるとのこと!

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2024年06月26日

睡眠指導も‼

今週のゲストはSleep inn(スリープイン)代表の中川裕介さんです。

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一般社団法人 日本睡眠教育機構 JSESが認定している上級睡眠健康指導士の資格を持っています。
そのためスリープインでは、本当に眠れないという方へは病院へ行くことを進めていますが『朝起きても疲れが取れていない』などプチ不調の人に、悩み・症状を聞いてアドバイスを行っています。

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中川さんたちは、睡眠指導、とくに睡眠環境についてもアドバイスるしており、今回はだれもができる『パジャマ』について伺いました。

中川さん
「人は眠る時に深睡眠という深い睡眠をしますが、そこで毛穴が開いて、汗をドバっと出すんです。その時に受け皿となる素材を着ておくことが大前提です。また寝返りをスムーズにできるよう、窮屈ものは選ばないようにすると良いです。」

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2024年06月25日

羽毛はメンテナンスをすれば100年は使える!

今週のゲストはSleep inn(スリープイン)代表の中川裕介さんです。

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スリープインでは、廃棄予定の羽毛布団を回収し、寝袋に作り替える取り組みを行っており、グリーンダウンプロジェクトにも加盟しています。

グリーンダウンプロジェクトとは、ダウン(羽毛)という限りある資源をリサイクルすることで、地球にやさしい循環型社会の実現を目指している団体です。

中川さんたちは、令和6年能登半島地震に際して、
能登半島にある和倉温泉が避難所に提供した羽毛布団を、ただ廃棄するだけではもったいないと回収しリサイクル、そしてその収益金を和倉温泉観光協会へ復興義援金として寄付しています。
その工程は、持ち込まれたダウンを解体し綺麗に洗浄、グリーンダウンとして膨らみを復活させ、寝袋に詰めなおすというものです。

小黒
「羽毛は何度も使えるものなんですか?」

中川
「そうですね、羽毛布団自身の寿命は10年から15年と言われていますが、綺麗に洗浄してメンテナンスをすれば、100年ぐらいは使えるんです」

羽毛布団は、現在国民一人当たり1.4枚あるといわれているそう、
天然素材の羽毛もリサイクルされなければ、どんどん棄てられ焼却処分されていたということです。

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2024年06月24日

ねむりと暮らしに寄り添う、スリープイン!

今週のゲストはSleep inn(スリープイン)代表の中川裕介さんです。

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中川さんは、1975年石川県生まれ。
金沢市のIT系企業を経て、2008年、家業の寝具店に入り、従事する傍ら、日本睡眠教育機構認定の上級睡眠健康指導士の資格を取得。
2022年に「ねむりと暮らしに寄り添う」をコンセプトとしたお店
『スリープイン』を開業されていらっしゃいます。

中川さんの暮らす七尾市も、令和6年能登半島地震で被害にあわれ、
なかでも北側に位置する中島町・能登島は大きく被害を受けたそう。

そんななか中島さんのお店は1月5日と早くから営業を再開していました。

「かなり陳列している商品が落ちたり、倒壊もあったのですが、、、。スタッフのみんなががんばってくれて。街の明かりがやっぱり消えていましたので、いち早く通常通りに戻そうと思いまして。」

中川さんのご実家は、大正8年創業の老舗寝具店。
そこから2022年にスリープインを立ち上げていらっしゃいます。

きっかけはコロナ禍でお客さんの中に不眠を訴える人が急増したことから。
寝具だけではカバーしきれないものがあると感じ、眠りをトータル的にサポートできるお店を立ち上げました。

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2024年06月20日

備前を陶器ゴミゼロのまちに!

今週のゲストは、株式会社the continue.の板野仁美さんです。

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現在、株式会社the continue.は約10名ほどのスタッフで運営されています。

廃棄された備前焼をリサイクルするということで立ち上がった会社ですが、
当初は『コストもかかるし難しい』といわれたり、そもそも備前焼作家たちは、そもそもリサイクルできるという発想が無く、すごく驚かれたそう。

板野さん達も最初は『格式のある備前でリサイクルとなると反対されるかも』と心配していたそうですが、実際は作家たちによる陶器ゴミ回収の呼びかけや、セラミック焼き物界隈の地域コミュニティも参加してくれて、地域のチームワークに感動したということ。

元々土からできている陶器は、土に埋めればもとに戻ってくれるのでは?と考えてしまいます。ですが陶器は土を高温で焼いて石のような素材にしているため、細かく砕いても栄養のある土には戻りません。

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「縄文土器が出土しましたと想像すると、それはそのままの形で出てきますよね、私はよくこうやって簡潔に説明しています(笑)」

最後に株式会社the continue.の今後の展望について伺ったところ、
『備前焼を陶器ゴミゼロのまちにしたい。』と話していらっしゃいました。

貴重なお話、ありがとうございました!

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2024年06月19日

リサイクル陶器ブランド『RICO』

今週のゲストは、株式会社the continue.の板野仁美さんです。

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株式会社the continue.によるリサイクル陶器ブランドの名前は『RICO』
こちらは、R:Recycle I:inspiration C:continue O:ゼロベースの
頭文字を取ったネーミングになっています。

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RICOで展開しているのは、主にマグカップとドリッパー。
マグカップでは37%の再生素材が、ドリッパーには68%のリサイクル素材が使用されています。

実はリサイクル素材が多いと、水漏れしてしまうという性質があり、それを活用したものがRICOのドリッパー。
下に穴が開いていないタイプになっており、少しづつコーヒーが落ちていきます。

またマグカップなどが割れてしまった場合、株式会社the continue.が回収し、100%再生します!とのこと。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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