2011年02月17日

起業に必要なのは情熱と理由

NPO法人 TABLE FOR TWO International代表理事・小暮真久さんのプロフィールを見ていると、現在の仕事にたどり着くまで、様々なことにチャレンジされています。
早稲田大学理工学部→オーストラリアのスインバン工学大学(人工心臓の研究)→マッキンゼー・アンド・カンパニー(世界 NO.1ともいえるコンサルタント会社)→松竹!
現在の仕事に就くにあたり、経済学者(コロンビア大学教授で、アフリカの貧困を人生を掛けて取り組んでいる)ジェフリー・サックスとの出会いが大きいそうです。

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小暮さん、「NPOを始めたいと思うんですが…」と、よくノウハウを聞かれるんですって。回答は「けっこう大変で楽しいことだけじゃない。好きなことを大切に。情熱があるからやっている。」
NPOをどうしてやりたいのか?聞いても理由が無い人も結構いるとか…。その軸がないとイケマセン。


今夜の選曲: DESAFINADO / STAN GETZ・JOAO GILBERTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月16日

給食が出るから学校に来る!?

アフリカは学校自体が少なく、家庭の事情から通える子供も限られてしまっています。
NPO法人 TABLE FOR TWO International代表理事・小暮真久さんは、TABLE FOR TWOプロジェクトで、アフリカの学校給食を支援提供し、表現は悪いかも知れませんが、給食で子供たちを学校に来させているのだそうです。
しかも、給食を作っているのはお父さん・お母さん。作れば自分たちも食べられるからと、ちゃんとやっているんですって。気になる給食のメニューですが…ポショという、とうもろこしの粉をお餅のように練ったもの。これに大豆を掛けるんですって。
カロリーが高く、なんと一食1200カロリー!効率がいいというわけです。

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今夜の選曲: COMIN' HOME BABY / MEL TORME

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月15日

支援しているアフリカの現状

アフリカで給食支援をしている、NPO法人 TABLE FOR TWO International代表理事・小暮真久さん。
TABLE FOR TWOプロジェクトで現在支援しているのは、エチオピア/ウガンダ/ルワンダ/マラウィの4カ国。小暮さんは3ヶ月に1回のペースで視察しているそうです。

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「アフリカは実に効率の悪い農業をしている」と小暮さん。バナナの畑にはバナナしか植えていないんだそうです。なぜなのか?現地の方に聞いてみると「バナナが腐るから」との返事。これでは効率が悪いですね。これを改善するためには知識=教育が必要になってくるわけです。


今夜の選曲: DAWN / David Trio Rockingham

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月14日

TABLE FOR TWOプロジェクトとは?

NPO法人 TABLE FOR TWO International代表理事・小暮真久さんをお迎えする一週間。
まずは、TABLE FOR TWOプロジェクトについてお伺いいたしました。10億人の飢餓に苦しむ人、一方で10億人の食べ過ぎで肥満に苦しむ人…このバランスをとろう!というのがきっかけとのこと。
具体的な動きで言うと、社員食堂にTABLE FOR TWOメニューをつくり、これに一食につき20円の寄付が含まれていてアフリカの子供に給食が一食が贈られる、というシステム。また、食べる(寄付をする)側のメニューは少しカロリーを押さえたメニューになっていて、寄付をして健康にもなるという仕組みになっています。これには先進国の人に<少し我慢する>というメッセージが含まれていて、なぜかといえばこういったことを解決しないと問題は解消されないからなんだそうです。

日本人が考えて、2007年、日本からスタートしたTABLE FOR TWOプロジェクト。現在の参加企業や団体、学校は380にものぼるそうです。

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今夜の選曲: THE IN CROWD / RAMSEY LEWIS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月11日

2月14日から18日のゲストは

NPO法人 TABLE FOR TWO International代表理事・小暮真久(こぐれ・まさひさ)さんです。
TABLE FOR TWOプロジェクトとは?アフリカの現状と教育のお話など、たっぷりお伺いします。

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■■プロフィール■■
1972年生まれ。早稲田大学理工学部、スインバン工学大学を卒業後。マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務を経て、松竹株式会社へ入社し事業開発を担当。その後、TABLE FOR TWOプロジェクトに参画し、2007年にNPO法人TABLE FOR TWO Internationalを創設され、開発途上国の飢餓と、先進国の肥満や生活習慣病の解消に取り組んでいらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月11日

未来の自動車社会

日本EVクラブ代表の舘内端さんをお迎えして、電気自動車のお話をたっぷりとお伺いしてきました。

自動車社会の現代。このままエンジン車のままで行くと、私達は車を持てなくなるのは見えているとのこと!車の利便性や楽しさを享受したいのであれば、電気自動車にシフトして行かなければならないとおっしゃっています。

そんな電気自動車(EV)のこと、そして自分で電気自動車を作れるんです…そんな講習会が、3月19日にお台場の日本化学未来館で開催されます。お問い合わせはコチラからどうぞ。

10年後は当たり前の電気自動車、一足先に体感してみませんか?

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今夜の選曲: SOUL SAUCE / CAL TJADER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月10日

カーレースの人がエコに向かう理由

今週のゲストは、日本EVクラブ代表の舘内端さんです。

一回の充電で続けて走れるのは、だいたい160キロ(冷暖房や渋滞などで変わってきますが)。
日本EVクラブは、なんと、2009年に東京~大阪間、555.6kmを走り、一回の充電による走行距離ギネス世界記録を持っているんです。上手に電池を積んだり、性能の向上だったり、日本EVクラブの技術の差!なんですって。

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カーレーサーの篠塚建次郎さんや増岡浩さんなど、車関係の方が、環境問題の世界に興味を持つことが多いような気がします。
舘内さんはおっしゃいます。

「一秒を争う世界。自分が勝てないものが見えてくる。それは自然。自然に帰って行くしか無いんです。自然に生かせていただいているという精神状態になるんです。」


選曲: TAKE FIVE / DAVE BRUBECK QUARTET

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月09日

あなたにも電気自動車が作れる!

日本で一番、電気自動車を知る男!日本EVクラブ代表の舘内端さんをお迎えしています。

CEVという言葉を聞いたことはありますか?コンバートEV…コンバート・エレトリック・ビークルのことで、自分で作った電気自動車のこと。これが、正しい方法さえしっていれば、誰にでも作れるんだそうです。
CEVを作る良さは、環境問題に積極的に関与しているという点。しかも、たとえば充電するときの電源が気になるんですって。この電気は水力?電子力?という具合に。そして、自分の家にソーラーパネルを付けたり…。何事も自分で作った分だけ、思いや意識が違います。
ちなみに、部品だけですと100万円ほど。土日を使って半年ほどで出来るそう。環境にも良くて、作る楽しみもあって、いいですよね!

もちろん電気なので危険です。日本EVクラブでは講習会を開いていますので、電気自動車を自分で作ってみたいという方はぜひ参加してみてください。
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今夜の選曲: WATERMELON MAN / HERBIE HANCOCK

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2011年02月08日

F1エンジニアから、なぜ電気自動車へ?

一秒を争うF1レーシングカーのエンジニアだった、日本EVクラブ代表の舘内端さん。
当時、「いづれは環境問題で息詰まるだろう」と疑問を持っていたそう。20歳〜30歳はそんな葛藤を抱きながらF1に関わり、ある時、本当に息詰まってしまい、なんと日本橋から鈴鹿まで2週間かけて歩いたんですって!そこから見えてきたのは<人間は自然の中で生きるしかない>。。。
そして1991年に電気自動車に乗ってみて、可能性がある!これで行こう!とのめり込んで行ったそうです。
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1994年、米フェニックスの電気自動車の大会に出場。このときにびっくりしたのが、地元の高校が50校も出ているということ!それなら日本人もできるんじゃないかと設立したのが、日本EVクラブなんですって。
ちなみにEVとは、電気自動車…Electric(エレトリック) Vehicle(ビークル)の略です。


今夜の選曲: YEH,YEH! / MONGO SANTAMARIA

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2011年02月07日

10年後には電気自動車も当たり前!?

ゲストは日本EVクラブ代表の舘内端さん。
自動車業界ではCO2の削減と化石燃料の枯渇といった問題がある中、エコカー減税も追い風となって、やっとハイブリッドカーが普及してきましたが、次は電気自動車の時代になるのでしょうか?
プリウスが1997年に発売され14年間で200万台。今から10年後には今のハイブリッド車と同じくらい電気自動車が普及するでしょう…とのこと!

電気自動車自体の歴史は古く、1899年に人類が初めて時速100キロが越えましたが、これが実は電気自動車!また1900年初め頃、イギリスの貴族は夜会へ電気自動車で訪れたんですって。
もともと電気の方が自動車に向いてるそうですが、電池の問題で化石燃料の自動車が普及して行ったというわけです。

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今夜の選曲: AFRICAN WALTZ / JOHNNY DANKWORTH AND HIS ORCHESTRA

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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