2016年09月13日

三日月が作り出した奇跡の虹との出会い。過酷な撮影地での心得。

自然写真家の高砂淳二さんをお迎えしています。

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先月発売された最新写真集『Dear Earth』。
中でも、思い出深い写真は、”夜のエンジェルホール”だとか。
南アメリカ大陸北部のギアナ高地にある
世界最大の落差979mを誇る滝で、”滝壺がない滝”としても有名です。

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「山登りをして、登り終わった時に三日月が出てきて。
 光量はすくないけれど、山と滝は照らしてくれるかな、
 と思っていたら、その三日月が、”夜の虹”を出してくれて。
 初めてこんなに細い月での”夜の虹”を見て、驚きました」
薄い虹をきちんと撮影するため、
露光をかけていて、星もたくさん写っています。

高砂さんの訪れた国は、90カ国以上!
映画『アバター』のモデルにもなった、中国の張家界にも行かれています。
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「ここは行くのは遠かったですけど、完全な観光地で(笑)
 エレベーターがどーんと建ってて、透明な桟橋がありました。」

高砂さんは、奥様とお子さんを
撮影現場に連れて行かれることもあるそう。
「家族でなるべく良い体験を共有したいと思って。
 ハワイ通っていた時は、夜の虹とか一緒に見ました。
 他にはフィジーとかモルディブとか、、、
 家族を連れていくとなると、あんまり過酷な所には行きません(笑)」
過酷な場所には敢えて1人で行き、
チャンスを逃さず、朝から晩まで撮影に没頭されるのだとか。

今夜の選曲:WILD THEME / MARK KNOPFLER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月12日

世界20箇所のスケールの大きな絶景だらけ!最新写真集について。

自然写真家の高砂淳二さんの最新の写真集
『Dear Earth』が先月に発売されました。

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スケールの大きな、パワーある写真ばかりです。
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「撮影したのは20カ国くらいで、
 2割くらいは以前撮影したものですが、
 3〜4年で8割撮影したので、ほとんど撮り下ろしですね。」
写真集発売に伴い、新宿で写真展も開催され、
若い層、特に女性のお客さんが多かったそう。
中には、感極まり泣いているお客さんもいたそうで、
自然のパワーを感じられます。

写真の中には、人間を入れて撮影されているものもあります。
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「今回、スケールが大きい場所に行って撮ってるんですけど、
 そのスケール感が、いくら頑張っても出ない時があるんですよ。
 だから、そこに人をポンっと入れて、”こんなに大きいんだ”
 ってわかる様にしているところがあります。」
写っているのは高砂さんではなく、現地のガイドさんなどだとか。

今夜の選曲:THE ROCKS AND THE WATER / MARK KNOPFLER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月09日

9月12日から15日は

自然写真家の高砂淳二さんをお迎えします。

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地球の絶景を切り取った写真集、
『Dear Earth』のお話を中心にたっぷりと伺います。

■プロフィール■
1962年、宮城県石巻市生まれ。
宇都宮大学を卒業後、東京写真専門学校で写真を学び、
ダイビング専門誌のカメラマンを経て、1989年に独立。
世界中90ヵ国以上を訪れ、海洋生物、虹、星空、風景など、
地球全体を撮影されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月09日

高齢者を狙う 負の騙し!マジシャンとして伝えたい対策。

イリュージョニストのShureiさん
ゲストにお迎えしています。

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超能力者であるとされるユリ・ゲラーさんの
パフォーマンスの形はマジックでも再現は可能ですが、
本当に超能力なのかはわからない、とShureiさん。
また、日本に初めて”超能力”を持ち込んだ偉大さは
どのマジシャンも感じているそう。

最近日本では、”負の騙し”が増え、
高齢者の振り込め詐欺などが横行しています。
そんな中、Shureiさんは
『マジシャンが教える騙されない方法』を伝える
講座を始められています。
「結果的には誰も絶対騙されない方法というのは
 無いんですよ。条件が揃ってしまえば。
 でも、騙されるかもしれないと思って
 冷静になってください、という事がコンセプトです」

普段からもマジックに関するアンテナを張り、
様々な活動をされるShureiさんのマジックは、
赤道倶楽部で9月23日に見る事ができます。

今夜の選曲:MAGIC MAN / HEART

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月08日

マジックで見せる夢と責任。福島県出身者として行うチャリティーとは?

イリュージョニストのShureiさんをお迎えしています。

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韓国・中国を筆頭にアジアでも
マジシャンの人口が増え、育っています。
そんなアジア、ベトナムなどにも
クルーズの仕事で行くというShureiさん。
そこで、モノを売りにくる子供達にマジックを見せたといいます。
「すごい食いついてくれて、もっと見せてって言われて。
 僕の子供の頃を思い出して、マジシャンって、
 夢のある責任ある仕事だなと思いましたね」

そんなShureiさんは、福島県の出身です。
「あの震災の後は微力ながらチャリティーでマジックしたり、
 避難所でもマジックさせて頂いたこともあります。
 ご年配の方も子供達も、興味を持って楽しかったと
 言っていただける事が多くあって、やってよかったな、と思います」
さらには、パフォーマンスだけでなく、マジシャンとして
社会貢献ができないか、と考えるようになったそう。

介護施設でもマジックを披露された経験もあり、
マジックをする事で手を動かし、脳を活性化させる、
何かしらのプロジェクトも今後やってみたい、とも。

今夜の選曲: EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC / POLICE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月07日

日本でも数少ない、イリュージョニスト。不自然なことを自然に見せる技の数々。

イリュージョニスト、Shureiさん
お招きしています。

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日本全国にプロとして活動するマジシャンは、
150人程度ではないかと考えられます。
免許や資格がないので、正確な人数はわかりません。
中でも、大きな仕掛けを使ったイリュージョンを専門に行う
イリュージョニストは両手で数えられる程度しか
日本国内には居ないのでは、とも。

Shureiさんが尊敬するマジシャンは、
マジックの研究を行っていたアメリカのダイ・バーノンさん。
「ダイ・バーノンさんは、亡くなっていますが
 近代クローズアップマジックの基礎を作った方です。
 その方が残した言葉で ”Be Natural Be Yourself”っていう、
 自然で居なさいというものがあるんです」
不自然になりがちなマジックを、可能な限り自然に近づける、
という考えがこの言葉にあるとか。

実際にお客さんの目の前でマジックを行うと、
疑り深い方の方が最終的に喜んでくださるそう。
「疑り深い方って、自分の目で見ないと信じないんですけど、
 自分の目で見ると絶対的に信じてくださって、
 ファンになってくださるんですよ(笑) 」

今夜の選曲:MAGIC / CARS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月06日

5歳で始めたマジック! 国際大会優勝まで上り詰めたその実力とは?

イリュージョニスト、Shureiさんは、
5歳のころからマジックを始められたそう。

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きっかけは、テレビを通じて見た
イギリスのマジシャン:アリボンゴのマジック。
「アラジンに出てくるような、ターバン巻いて、
 面白可笑しくマジックをするんです。
 それをみて、こんな不思議な事を簡単に
 できる人がいるんだな、と思って」
当時はマジックにトリックがある事を知らず、
アリボンゴのように、色んなものに胡椒や塩をかけて、
怒られた経験もあったとか。

マジックの面白さに目覚めたShureiさんは、
地元のマジック倶楽部に入り、メンバーに教えてもらったり、
独学で力をつけていかれたそう。
Shureiさんは、93年には横浜で開催された
「インターナショナル・マジック・ユニバーシアード」という
若手の大会でグランプリを受賞されました!

今夜の選曲:MAGIC / PILOT

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2016年09月05日

海外での活動と、大掛かりなイリュージョンの勉強方法。

イリュージョニストのShureiさんは、
海外でのテレビの出演や船内での活動などを行っています。

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アメリカに行く事で、日本には居ない
イリュージョン専門のビルダーが考案したトリックと
道具を購入する事もできます。
「僕の場合は、人のアイディアにも自分なりのモノを足して、
 そのままは演じないようにしています」
また、海外では大きなイリュージョンの1つ1つに、
知的所有権や細かな契約が定められています。

もともとマジックの発祥は、
紀元前2500年のエジプトと言われています。
「壁画が残っていて、そこには今でもマジシャンは行う、
 カップと玉というのが描かれています」
日本には、江戸時代中期に中国の方から
マジックが入り、水芸や胡蝶の舞など、
和妻=日本の奇術になったのだとか。
また、歌舞伎と一緒に演じられていたという
しっかりとした歴史も持っています。

今夜の選曲:A KIND OF MAGIC / QUEEN

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2016年09月02日

9月5日から9日は

イリュージョニスト、Shureiさんをお招きします。

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幅広い活動、マジックでの社会貢献のお話など
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1970年生まれ 福島県出身。
88年イギリスBBCテレビ「THE BEST OF MAGIC」に出演しプロデビュー。
93年「インターナショナル・マジック・ユニバーシアード」で、
グランプリを受賞。日本奇術協会の「優秀演技賞」
「ベスト・スライハンド賞」を獲得しマジックショーのみならず、
ミュージカル、コンサートなどのプロデュースも手がけるなど、
イリュージョニストとして国内外で幅広く
活動されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年09月02日

ファッションが命より大切な理由。そして、ファッションの力。

写真家、茶野邦雄さんをスタジオにお招きしています。
スタジオには、サプールのような格好でいらしていただきました。

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このような洋服を買うために、
サプールたちは、お店にお金を積み立てます。
全額支払い終えると、洋服を買う事ができます。
運が悪いとお店が先に潰れてしまうことも。
「洋服は命より大事なモノですからね」

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今年7月に、6人のサプールを日本に招いた茶野さんは、
普段は沖縄在住ということもあり、ラフな格好で過ごされるそう。
今回ご自身でこのようなカラフルなスーツを着る事で、
改めてファッションの力を感じたそう。
「ネクタイをシュッと締めると、電車なんか乗るとね、座らない!
 人から見られてると思うと、いい人になろうとする。
 そういう力もファッションにある」


今夜の選曲:ANALENGO / PAPA WEMBA

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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