2017年03月02日

3月25日から開催、ひろしま さとやま未来博2017の注目プロジェクトをご紹介。

ソトコト編集長の指出一正さんは、
3月25日から開催されるプロジェクト
『ひろしま さとやま未来博2017』に参加されています。

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その中の1つで、小黒一三も参加している
『シンボルプロジェクト』では、建築家:隈研吾さん監修の
廃校リノベーションが行われます。
このプロジェクトは、地元の人と大学生たちが協力し、
ファッションやコミュニティの基点にしていく活動です。

「お金かかるので、いろんな人がメンバーになってくれて、
 ガバメントクラウドファンディングをやっています。
 目標は、3000万円。小さな力でももちろん嬉しいです。
 日本の里山を変えていく、最初のプロジェクトになります」
さとやまよ、甦れ!広島に眠る廃校をみんなの居場所に再生しよう (Ready For)

もう1つは、『ココロザシ応援プロジェクト』。
こちらは、Sutudio-L代表の山崎亮さんが総合監修を行い、
広島を盛り上げたい人が行う小さな企画を
応援していく活動をしています。
「これが、ゆくゆく来年、再来年、五年後に花開いて、
 広島は自分たちで地域を盛り上げようとするローカルプレイヤーが
 たくさん居る場所だ、っていう風にしていきたいです。」
『ひろしま さとやま未来博2017』

今夜の選曲:FLASHES / RY COODER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2017年03月01日

マジックワードは、地方とプロジェクト。

ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えしています。
売れ行きも好調だという、現在発売中のソトコト3月号は
『地域を巻き込む ローカル プロジェクト』

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「地方と、プロジェクトっていう言葉が、
 たぶんマジックワードになってきています。
 今まで地方という言葉で括られていた場所が、
 地域化してきてるなって感じています。つまり、東京も地域。」
この地域で、何か面白いことに関わること、
プロジェクトに参加することが、カッコよく、オシャレである
という認識になっていきているそう。

今回の表紙は、兵庫県尼崎市で撮影したもの。
写っているのは、ネガティブイメージと戦う
様々なプロジェクトを行っている尼崎の若者たちです。

このような地方のプロジェクト拡散の
そもそものきっかけを作ったのは、島根県でした。
現在では広島県でのプロジェクト、
ひろしま里山ウェーブ拡大プロジェクトで
指出さんは人材育成講座の講師として活動されています。

「ほとんど広島行ったことのない、市町村の名前も読めない人が、
 はじめて広島でローカルに出会うんです。
 中山間地域の課題をどう解決するか勉強していくんですが、
 おかげさまで今100人くらい受講してくれています。」

プロジェクトの舞台となったのは、神石高原町、安芸太田町、
世羅町、三次市など、6つの市町村。
「例えば学生が行くと、楽しんで農業をする人たちが
 美味しいこんにゃくを作っているのを見て。
 農業に対する、自分の価値観が変わって。」
移住するのではなく、その街の味方になる”関係人口”を
東京で増やす活動を学生たちも出てきています。

今夜の選曲:PARIS, TEXAS / RY COODER

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2017年02月28日

新著で紹介するローカルヒーローたち。ナンパと街づくりの意外な関係性とは?!

ソトコト編集長の指出 一正さんの著書、
『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』
中には、たくさんのローカルヒーローたちが紹介されています。

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学生時代に東京でナンパ師をやっていたという、
長野県塩尻市職員の山田崇さんもローカルヒーローの一人。

人との距離を縮める、ナンパのスキルは、
街づくりにはすごく向いている、と指出さん。
「そもそも、知らない人に近づけるかっていうのが
 地域づくりには1番大事なことですから。
 そこで、山田さんはナンパのスキルを使って始めた
 プロジェクトが、”nanoda”という空き家を使った実験です」

シャッター通りをどうするかではなく、
シャッターが閉まっている空き家を借りよう、と始まった、
『空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクトnanoda』

身の丈にあったことからスタートさせようと、
”焼き鳥を食べる会なのだ”、“映画を観る会なのだ”
“お茶、なのだ”など、誰もが参加出来るイベントを行っています。
「たくさんの人数を集める爆発的な効果ではなくて、
 持続的に面白いまちづくりを、松本の隣の穏やかな街で
 やっていて、全国から人が見にきたり、学生が移住してきたり。
 不思議な作用が出てきています。」
地域を大きく動かす、スーパー公務員がいるか、どうかで
まちづくりが面白くなっていくかが決まる、とも。

最近では、スマートフォンの普及により、
どの場所からでも情報を発信できることが、
地域が伸びる理由の1つでもあるとか。

今夜の選曲:TAMP ’EM UP SOLID / RY COODER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2017年02月27日

加速する、日本のローカルと地方創生について。新潟県の限界集落、奇跡の復活物語!

ソトコト編集長の指出 一正さんに
前回ご出演いただいたのは、2015年年末。

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その時、『キーワードはローカル、地方創生だ』とおっしゃっていました。
「1年で爆発的に加速して、今では
 僕、ほとんど東京にいなくなっちゃいましたね(笑)」

ポプラ社から発売された、指出さんの著書、
『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』
も人気の1冊になっています。
中には、”I(アイ)ターン”で地域おこしを行う、
多田 朋孔さんのお話が入っています。

多田さんは、限界集落と呼ばれていた、
新潟県の十日町・池谷を奇跡の回復をさせた伴走者です。
「実際に自分がトップで何かをするわけじゃなくて、
 地元の皆さんがどういう町にしたいか聞いて、
 近い未来づくりに携わっていて。」
5年前に掲げた、池谷集落の未来予想は、
現在ほとんど達成されています。

「ビックリしたんですけど、集落の皆さんに、
 ”多田さんが来て何か変わりましたか?”って聞くと、
 何も変わらないよって普通に言うんですよ。
 これが多田さんの凄さで、劇的に何か変化があると
 絶対に揺り戻しがあるわけですよ。
 池谷では、3年前、5年前に描いた未来がちゃんと実現してる。
 この自然に変化が起きているというのが、多田さんの技です。」

今夜の選曲:WE SHALL BE HAPPY / RY COODER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2017年02月24日

2月27日から3月3日までは、

ソトコト編集長の指出 一正さんをお迎えします。

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『ますます地方が面白い!』
ソトコト流、ローカル再生論について、たっぷりと伺います。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2017年02月24日

やっと辿り着いた、絵を描くという仕事。

画家としても活躍される、作家の 大宮エリーさん
エッセイでも、多くの人を勇気づけています。

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お母さんの介護をされる男性から、ある時お礼を言われたそう。
「お母さんが全然笑わなくて、会話もなくて、
 もう来なくていいって言われちゃったんですって。
 泣いて病院から帰ったりしていた時、
 このエッセイを、お母さんに渡してみたら、
 初めて笑ったわって言われて、共通の話題ができたって。」

生活のために仕事をするという大宮さんは、
絵を描く時だけは、すごく楽しく心が安定しているそう。
大宮さんの絵を評価する、ベネッセミュージアムの福武さんからは、
”今まで様々な仕事をしてきたから、この絵がある”と言われているのだとか。
「編集、物語を書いた、それは全部、
絵のトレーニングだったんじゃないかって。
 やっと40歳にして辿り着いたっていう。」

薬学部出身の大宮さんの描く絵は、
人体に様々な影響を与える絵になっています。
「久高島の絵を展示したら、そのギャラリーから連絡があって、
 “その青い絵の前でバタバタ人が倒れて寝てます”って。
 私説明はしてないのに、その久高の絵の前で眠気が起きるって、
 これって”メディスン”ですよね。だから、やれてるんだなって。」
ハワイ島で描いた絵を飾ったとき、写真家:レスリーキーさんから
”なんか暑い!”と言われたことも。

今後は、病院や老人ホームなどに、
効果のあるような絵を飾ってみたい、とも大宮さんはおっしゃいます。

今夜の選曲:真夜中のHIDE AND SEEK / MISIA

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2017年02月23日

動画配信で、日本全国の人と酒を飲む! お酒で繋がる仕事の縁。

画家としても活躍される、 大宮エリーさんは、
動画配信でのトーク番組『スナックエリー』
毎週水曜日に開催しています。

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以前はUstreamで、現在はLINE LIVEで行っています。
最長記録は、ミュージシャンの七尾旅人さん。
「基本1時間くらいなんですけど、
 旅人くんは2時間くらい喋って、夜中12時くらいから
 ギター出してきて、今からやるの?!って(笑)」

そもそも配信し始めたきっかけは、
街中でいろんな人に飲みに誘われたこと。
「私敷居が低いのか、知らない人に
 エリーさんですよね?飲み行きましょうって言われたり、
 携帯の電話番号教えてって言われたりして。
 さすがに携帯は教えられないので、インターネットで
 飲む姿を生配信して、そこにお客さんが来てもらうようにしたんです」
大宮さんの”目がすわっていく様子が面白い!”と話題になり、
様々なゲストが登場してくれるようになったそう。

大酒飲みの大宮さんは、たくさんの伝説を残しています。
「斉藤和義さんから、昨日エリーを路上で見つけたって言われて、
 坂の傾斜を利用して寝てたみたいで(笑)
 起こしてくれて、家近かったので送ってくれて。
 それを聞いて、お酒は嗜む程度にしようって思いましたね」
ほかにも、大宮さんは酔って家に帰ると、
カレーを作って食べようとする、謎の習慣があるそう。

今夜の選曲:罪滅星 / おおはた雄一

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2017年02月22日

青森・十和田の次は福井へ。作品作りに欠かせない自然のエネルギー!

作家、脚本家、映画監督、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの 大宮エリーさん
最近は、画家としても活動されています。

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画集「emotional journey」には、ハワイ島の
マグマを見た時に描いた作品も入っています。
画集の帯には、北野武さんからのコメントが、
“とにかく、世界へ行きなさい” と入っています。

「アフリカは、絵を描くエネルギーを貰える気がして。
 でもちょっと、アフリカはまだ行けてないです。
 今年行きたいの、本当。」

大宮さんは、土地のエネルギーで作品を作っており、
今年は福井県・金津創作の森でも、作品を作り上げる予定。
まだどんな作品が出来るかわからない、と大宮さん。
「私、はみ出したくてはみ出してるわけじゃなくて、
 本当は、皆みたいに王道、メジャーなことしたいんですよ?(笑)」
自然のエネルギーを感じる作品を生み出す、草間彌生さんとも
いつかお会いしてみたい、とも。

今夜の選曲:あの頃の匂い / おおはた雄一

【リスナーご招待のお知らせ】
LOHAS TALK 公開収録を、
3月7日(火) に丸の内 MC FORESTで行います。
  このイベントに、抽選15組30名様をご招待します。
ご応募・詳細は、こちらから。
*締め切りは、2月26日(日) 。

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2017年02月21日

沖縄の久高島でのスピリチュアルな体験と塩釜での交流。

作家、脚本家、映画監督、CMディレクター、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの 大宮エリーさん

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近年では画家としても活躍され、
今年は、福井県・金津創作の森で開催予定です。
「私、自然にエネルギーもらって描いてるんです。
 で、タイトルは、This is Forest Speaking 、
 ”もしもし、こちら森です!”みたいな、
 森が喋っている展覧会にしたいと思っています。」
広い美術館の中に、今までの大作を飾る予定だとか。
作品の中には、沖縄・神の島と呼ばれる、久高島で描いた
13mの作品も展示予定。

最新の写真集『見えないものが教えてくれたこと』には、
久高島での不思議な体験についても書かれています。
「久高島で、神様の儀式を受けた後に40度の高熱が出て、
 “絵を描いたら治る”って言われて、海の絵を、13mに描いて、
 そしたら熱が落ちたんですよ(笑)
 いままで、こういうスピリチュアルなことは、
 言わない方がいいって隠してきたんですけど、、、」

久高島に行くスケジュールも、偶然空いた日が、
島の人しか知らない島の儀式の日。
現在でも縁があり、何度も訪れ、
創作活動をする上でも、大切な場所になっています。

写真家:平間至さんの誘いで、
東日本大震災以降通う、宮城県・塩釜の杉村惇美術館でも
画家としての活動をされています。
「子供達と、海の美しさを伝える展覧会をやりたい、という事で、
 浦戸諸島まで行って、平間さんが写真撮ってる中、私は絵を描いて。
 お題が、子供達が、驚く海の絵、だったんですよね」 
そこで、大宮さんは、海を見続けている、大きなユリ達を描き、
子供達を見事驚かせることに成功しました!

今夜の選曲:流星 / 斉藤和義

【リスナーご招待のお知らせ】
LOHAS TALK 公開収録を、
3月7日(火) に丸の内 MC FORESTで行います。
  このイベントに、抽選15組30名様をご招待します。
ご応募・詳細は、こちらから。
*締め切りは、2月26日(日) 。

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2017年02月20日

大宮エリー流! 心のシャッターの開け方とは?

作家、脚本家、映画監督、CMディレクター、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの大宮エリーさん

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近年は、画家としても精力的に活動されています。
昨年には、青森の十和田現代美術館でも、絵画展を開催されました。
「小山登美夫さんのところにいて、最初の2015年の絵画展に
 今副館長をされている、児島やよいさんがいらして、
 いいねって言ってくださって。
 美術館で思ってたら、翌年できることになりまして。」

さらに、美術館の周りの商店街が、
”シャッター商店街”になっていることから、
町おこしを含めた、大きなプロジェクトへと進んでいったそう。
「うまく商店街とコラボ出来ていないっていうのがあって。
 じゃあ、シャッターに絵を描けばいいじゃんっていう
 簡単な事じゃなくて、街の方に聞くと、
 ”心のシャッターも降ろしてる訳だから…”って言われて。」
そこで、シャッターは最終的に、白のペンキで作品を塗りつぶし、
作品を残さず現場復帰を行うことを条件にし、描き続けたのだとか!

「そしたら、街の人がだんだん、現場復帰しなくていいってなって。
 でも、結局どうやって、心のシャッター開けたかというと、
 『十和田の酒を浴びるほど飲んだ』 んですよね、、、
 そしたら、皆に心配されて、シャッターの許可も、
 どんどん取ってくれるようになって(笑)」
商店街協会の方々とも打ち解け、シャッターだけでなく、
アーケードにもカラーセロファンで虹を作ったり、
商店街の空き店舗に作品を壁紙にして飾るなど、
考えつく、様々なアイディアを実現されていったのだとか。

今夜の選曲:ONLY YOU / おおはた雄一

【リスナーご招待のお知らせ】
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3月7日(火) に丸の内 MC FORESTで行います。
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*締め切りは、2月26日(日) 。

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