2017年08月02日

神社巡りの旅で感じた日本という国とは?

女優の鶴田真由さんをお迎えしています。

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鶴田さんの2冊の著書には、
数々の不思議な体験が綴られています。
元々、鶴田さんは、霊感などはある方では?
鶴田さん「いや全然ないです (笑)
これの旅を始めて神様にお参りしていくと、
こんな不思議なことがあるんだなって実感して
いったって感じですね。いくつも書きましたが、
参拝した後に虹が出てきたことがなんどもありまして、
本当にいらっしゃるのかもしれないと思いました。」

いくつもの神社を巡ってきた
鶴田さんが感じる日本とは?
鶴田さん「日本はいろんな人種が
混ざってきているんだなって思います。
その坩堝なのかなと… 戦いに負けた、
もしくは勝ちたくない人たちが
集まってきている感じです…」

今夜の選曲:LIKE A CHILD / QUARTER TO AFRICA

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2017年08月01日

神社を巡りながら古事記を読み解く。旅に出るきっかけとなった出来事とは?

女優の鶴田真由さんをお迎えしています。

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神社巡りの旅をまとめた著書
「ニッポン西遊記 古事記編 」。
そもそも神社巡りを回るきっかけとなったのは?
鶴田さん「日本を旅するというプロジェクトを
始める前の年に、たまたま外務省のお仕事をした
こともあって天皇陛下の御即位祝賀式典に呼ばれたんですね。
そこで目にした光景を見て思ったのは、
一体日本ってどういう国なのだろうと思ったんです。
それで、古事記を読み解くといいよと言われて、
勉強を始めてゆかりの地を巡って行ったんですね。」
「なんで、ニッポン西遊記かっていうと、本の表紙に
それぞれの似顔絵が書いてあるんですけど、
たまたま、女1人と男3人が集まったからなんですね…(笑)」

巡った神社はなんと40ヶ所ほど!
鶴田さん「普通では知らないような
ところにも行くので、面白かったですね。
1番すごかったのは、天照大神っていう神様が
洞窟に入ったっていう話があって、巡ったんですね。
それが舞台になっているのは、宮崎県の高千穂町っていう
町なんですけど、そこに行った後に、
天照大神の出てくる時の扉に手力雄の神様が
2度と洞窟に入れないようにと扉を投げてしまうんですね。
その扉どこにあるかというと
長野の戸隠神社っていうところにあるんです。
なので、九州に行った後に、羽田から
長野に向かったということがありました 笑」

今夜の選曲:THE LAYBACK / QUARTER TO AFRICA

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2017年07月31日

神社巡りの旅からエルサレム旅へ。エルサレムに魅せられたきっかけとは?

女優の鶴田真由さんをお迎えしています。

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6月に発売された鶴田さんの著書
「神社めぐりをしていたら エルサレムに立っていた」
この本を書こうと思ったきっかけは?
鶴田さん「数年前に古事記を読み解きながら
日本を旅するというプロジェクトを始めたんです。
それは前著「ニッポン西遊記 古事記編 」という本に
纏めたんですが、その古事記の旅をしている時に
幾度となくエルサレムという言葉を耳にして、
エルサレムと神社がどういう関係にあるんだろう?と思いまして、
エルサレムまで行ってみました!っていうのがこの本ですね。
ユダヤと関係の深い神社をいくつか巡って、
そのあとにエルサレムに行ったんです。」

鶴田さんはご自身のことを「旅中毒」と語られ、
これまでに50カ国近くの国を旅されています。
鶴田さん流の旅の仕方は?
鶴田さん「やはりその国の文化が見えた方が
面白いですし。その場所のエネルギーを感じられた方が
いいので、なるべく街から離れたところに行くのが好きですね。
現地の事前勉強はあまりしなくて、帰ってきてから、
答え合わせをするって感じですね。
なるべくまっさらに感じるって旅をしたいので、
それほど勉強せずに、とりあえず本1冊だけ持って行って
大枠だけ知って行くって感じですね。

今夜の選曲:TAHABIL TIRBACH / QUARTER TO AFRICA

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2017年07月28日

7月31日から8月4日は

女優の鶴田真由さんをお迎えします。

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鎌倉市生まれ。
1988年に女優デビューされて、
1996年に映画『きけ、わだつみの声』で
日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
映画やドラマで活躍する一方、ドキュメンタリー番組などで、
世界50ヵ国近くを旅されて、
その経験を綴られたエッセイも発表されていらっしゃいます。

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2017年07月28日

8月 渋谷で開催! 親子で楽しめる「トマト祭り」について

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えしています。

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来月8月には、恵比寿のビジネスタワーにて、
生活者のための「生活マルシェ」、渋谷の農家では
親子を対象にした「トマト祭り」が開催されます。
小倉さん「油井君はもちろんですけど、「渋谷の農家」
に出て頂いている農家さんにも出てもらいたいと思っています。
特に恵比寿は生活人口がすごく多いんですけど、
街の野菜がどんどんなくなって来てしまっているんですね。
知り合いに恵比寿新聞っているローカル新聞をやっている
タカハシケンジさんって方いらっしゃるんですけど、
恵比寿の生活者にとって野菜は本当に必要なので、
マルシェとしてやってくれないかって誘われたのがきっかけでした。」

「それと、8月の末には渋谷の畑を使って、
トマト祭りをやろうと思っていまして、
畑3面を順次トマトに変えていっているので、
8月の末には鈴なりのように一面トマトになっていると
思いますから、それを子どもたちに収穫してもらって、
食べたり、親御さんにはトマトジュースを
作ってもらったりしようかなって思ったいます。」


今夜の選曲:LOSING YOU / ALISON KRAUSS

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2017年07月27日

有機農家の現状と、農業団体「weekend farmers」の今後の活動について。

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えしています。

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現在の有機農家の現状について
小倉さん「確実に農業に関わる方は増えていると思います。
一緒に活動をしている油井君のところでは、
4件ぐらいの飲食店と取引させてもらっているんですけど、
やっぱり野菜が美味しいとシェフが畑に来てくれて、
今度くるときにはお客さんも一緒に連れて来てくれるんですよ。
要は、みんなで食べている野菜を、どんなやつが、どんな思いで
作っているのかっているを知りたいと思ってやって来るんです。
人によっては手伝ってくれるようになる人もいるんですね。
この感じで農業を生業にする人は多くないですが、
農業に関わる人は確実に増えると思いますね。」

今後の「weekend farmers」の活動について
小倉さん「この前、油井君とも話したんですけど、
次の段階として2つ考えていることがありまして、
一つは都市における都市農園を増やしていきたい。
もう一つは、私の本に出てもらったような
農家さんたちと連携をとって自分たち
一人だけはできないようなことをやっていきたんですね。」


今夜の選曲:POISON LOVE / ALISON KRAUSS

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2017年07月26日

農業団体「weekend farmers」の活動について

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えしています。

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小倉さんは相模原市 藤野と渋谷、
この2カ所を拠点に農業活動をしていらっします。
相模原市 藤野での活動について。
小倉さん「町長や市長とかユニークとかではなく、
全員ゆるく横に繋がっているところが面白いんですよね。
例えば農業やろうってなると今一緒に活動をしている
油井君とかが中心となってやったり、
森に手入れたいよねって話になると
今度は材木業者の友達が音頭を取って
やったりとかするんですね。それぞれの得意分野を元に
チームが出来ていって横つながりで
やっているんで面白いんだと思いますね。」

渋谷のでの活動について(渋谷の農家)
「藤野にこわだりすぎちゃうと見えなくなる部分も
あると思うんですね。やっぱり農業やるときも
消費地である東京のニーズもしていなくてはならないですし、
東京の人がどういうものを好んでいるのかとかもですね。
あとは僕自身も東京に生まれて、東京が好きなので、
東京と藤野、この間にいるのが1番心地よいってのもあるんですよね。」


今夜の選曲:HOW’S THE WORLD TREATING YOU (ALBUM VERSION) / ALISON KRAUSS/JAMES TAYLOR

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2017年07月25日

カウンターカルチャーとして有機農業を営む。その思いと苦悩とは?

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えしています。

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そもそも小倉さんが農業に目覚めたきっかけは、
出版社時代に行った農業取材だったそうです。
小倉さん「元々のきっかけはというと、
全日空の機内誌で面白い企画を
考えろということだったんですけど、
それで山形県の飯豊町が、農林水産大臣賞を
取っていることを知ったんです。
何で取っていたかというと、美しい農村景観という
部門があって取っていたんですね。
それでそこに通ってみようと思ったんです。
でも何も軸なしに行っても意味がないので、
農家さんの暮らしを軸に1年通って、
見える飯豊町というものを切り取っていこうとしたんです。
自分で田植え体験をさせてもらったのはそこが初めてですね。」

経済的に自立するのが中々厳しいとされる有機農業。
それでも有機農業にこだわる理由があります。
小倉さん「単純に付加価値をつけて、
100円で売れるものを500円で売っても
ビズネスとしてはいいと思うのですが、
多分僕らのベースなっているのが、
カウンターカルチャーなんですね。
お金稼ぎたければ、他の仕事をすればいいので…。
できたら野菜なんて当たり前のものじゃないんですか。
青臭い理想って言われればそれまでなんですけども
当たり前の美味しいものを当たり前の値段で
シェアしたいって気持ちがあるんですね。
でも有機って手は掛かりますし、収量も少ないですし、
この前も出荷直前のほうれん草をヒヨドリに
7,8割食い尽くされちゃったりっていうこともあるので、
中々経済的に厳しいものがあります。」

今夜の選曲:YOU’RE JUST A COUNTRY BOY / ALISON KRAUSS

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2017年07月24日

渋谷のビルの屋上で野菜づくり! 都会で農業するそのきっかけとは?

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えしています。

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小倉さんは、渋谷のライヴハウス「Shibuya O-EAST」
の屋上で農業を営まれています。
小倉さん「ここの畑は8月で3年目を迎えます。
元々、相模原市の相模湖で、自然栽培の農業をしている、
油井敬史君っていう農家の友人でいるんですが、
彼と知り合って、彼の元に通う内にすごく情熱もって
仕事をしていて本当に美味しい野菜を作っているんですね。
でも、小規模農家さんって中々、経済的に自立することが
難しい現状があるんですね。だったら彼の野菜の
ファンを増やしていきたいと思うようになったんですね…。
最初は相模湖の畑に友人を呼んで農体験したり、野菜食べたり
して遊びながら農業を楽しんでもらっていたんですね。
そうこうしている内に、O-EASTを運営している、
シブヤテレビジョンって会社の方に出会ってです。
その彼から、すごく良い活動をしているから、渋谷でも
何かできないか?っていう依頼がきまして、最初はマルシェの
話があったんですけど、僕たちらしい何か違ったことができない
かなと思っていたところ、ライブハウスの屋上、何もないですけど、
芝生だけ敷いてあるって話を聞きまして、
なら、そこを畑にさせてください! とお願いしまして
この渋谷の農家が始まったんです。」


小倉さんは自身の農業体験を綴った
著書『渋谷の農家』を去年の9月に発売、
今後は台湾でも出版される予定です。

今夜の選曲: YOU WILL BE MY AIN TRUE LOVE / ALISON KRAUSS

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2017年07月21日

7月24日から7月28日は

編集者で農家の小倉崇さんをお迎えします。

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1969年東京生まれ。
大学卒業後、出版社に勤務し、
ファッション誌の編集などを担当された後に、
独立、2007年に設立された『インク・プレス』で、
出版や広告の仕事をしながら農業に従事されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク


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