2024年11月28日

入社のきっかけ

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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来年2025年は、『BRUTUS』など雑誌の出版を行っているマガジンハウスが80周年を迎えます!

そして今回、田島さん非常に懐かしいものをスタジオに持ってきてくださいました!

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田島
「僕がBRUTUSに入ろうと思ったきっかけの『南米通信』っていう、小黒さんがアマゾンに行かれてた100号と、アフリカに行かれていた62号です。」

小黒
「うわ~~!あれ、これ君、実際に見てたの?」

田島
「オンタイムじゃなくて、学生時代にたまたま古本屋で見つけて。僕当時バックパッカーしてて、このまま旅人になって就職しないで生きて行こうなんて思ってたんですけど(笑)家族にも反対されるし、色々悩んでいた時に見つけまして。こんな風に暮らしていける会社だったら俺仕事できるかも!って(笑)」

小黒
「あはははは(笑)」

田島
「小黒さんきっかけですよ、会社入ったの!(笑)」

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『BRUTUS』は現在、雑誌だけでなく、Youtubeなどで動画の配信も行っています。

特集ごとに合わせて動画がアップされており、ルールは『特集の宣伝動画にしないこと』。

「タイトルをもとに、編集者が自由に本作りと動画作りをコンテンツとして考えてやっていくっていう。それがおかげさまで、今ウケています!」

Youtubeチャンネルはこちらから!
ぜひ一度、ご覧になってみては?

今回は田島さん、未来の雑誌作りの神髄、お聞かせいただき、ありがとうございました!

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2024年11月27日

『BRUTUS』の新たなビジネス展開

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんが、編集長に就任して以来『BRUTUS』は、
雑誌作りはそのままに、「ブルータス」ブランドの
ビジネスを拡張されています。

例えばクリエイティブ・ブティック事業「PB」
これは「プランAに対する、プランB違う視点の企画を提案します!」という意味が込められた、プランBの略称。またBにはBRUTUSのBも込められています。

他の企業を組んで、BRUTUSの看板ではないメディアの立ち上げや、イベントのプロデュース、またコンサルティング事業も手掛けています。

実例としては、先日ウィスキーとその周辺を愛するウェブメディア『NORMEL TIMES』を創刊しました。
サントリー×BRUTUS×ポパイの選抜メンバーで構成されています。

是非一度、のぞいてみてください!

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2024年11月26日

120か国を旅をした経験

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんが2022年にBRUTUSの編集長になって、1号目の特集は      
「食べに行ける外国」で、48の国と地域の料理店110軒を掲載したということ。

これはちょうどコロナ禍終わりかけ、海外に行くには早いかなというタイミングだったことから、国内で旅気分になれる特集を作ろうというのがきっかけだったということでした。

実は田島さん120か国も旅をした経験が!
大学時代に60か国ほど周り『BRUTUS』に入ってから、出張でもう60か国回ったということ!

小黒
「こういう国に興味があったんだ!というのがあったら教えてくれる?」

田島
「旅に出たいっていうモチベーションって、、、居心地の良い大都市では無い、人々の生命の息吹を感じられるような、大自然に囲まれるような体験をしたいなっていうのがあったので。アフリカだったり、南米だったりとかそういった国にとっても興味がありましたね」

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2024年11月25日

ゲストは『BRUTUS』編集長、田島朗さん!

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんは1974年、埼玉県浦和市生まれ。97年、マガジンハウスに入社しBRUTUSに配属され、約18年間在籍。その後、『Hanako』編集長を経て2022年4月より『BRUTUS』の編集長を務めていらっしゃいます。

ナビゲーターを務める小黒一三も創刊から10年ほど在籍していました、
『BRUTUS』は今年1月で創刊一千号を迎えました!

最新号は「沁みる映画。」特集。
いつも年末に映画特集を行っていますが、今回は全国の映画館で
全4万通のアンケートを集めて、特集を組んでいるということ!必見です。
また12月2日発売号の特集は「理想の本棚。」です。

小黒
「驚いたけどさ。俺が『BRUTUS』にいた時、映画とか本とか企画にしてなかったね。自分が行きたい旅先とかだったね。」

田島
「僕が会社に入った26.7年前には、映画と本の特集は定番でやっていましたね、年末年始、正月休みにまとめて本を読む機会がある、新しい映画が出るということで始めたって聞きましたけどね。」

また、小黒が在籍していた時期には編集会議は行っていなかったということ。この伝統は現在でも続いているということで、田島さんも行っていない!と話していました。

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2024年11月21日

食の熱中小学校

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長
柏原光太郎さんです。

柏原さんは『食の熱中小学校』現在の校長先生でもあります。

熱中小学校というのは、全国にある廃校になった小学校を使って、大人のためのカルチャースクールを作ろうということでできた、コミュニティ。
今や全国27ヶ所にあるということ。

「地方で一番強力なコンテンツってやっぱり食なんですよね。第一次産業もあるし、加工品もあるし。」

この地方で行われている食を使ったコンテンツ...
これらは「首都圏とのパイプが無いこと」「人口の減少で過疎化が進行してしまうこと」に悩んでいます。
ここを解決するため、ツーリズムを中心に据えた、関係人口を作っていこうという取り組みを企画したということ。

『食の熱中小学校』では東京でも毎月座学で色々な人を呼び講義をしており、実際に地方へ行くことで、現地でも食を体験することができるというツアーも開催しているということ。

是非こちらのhttps://shoku-no-necchu.com/をご覧になってみてください。

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2024年11月20日

コロナ後の飲食業界

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長柏原光太郎さんです。

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「三密」という言葉や、営業時間の短縮、酒類提供や人数の制限など、
コロナ禍は、飲食業界に大きくダメージを与えました。

2022年の末から、急速に回復に向かいましたが、そこで回復できた企業は、
柏原さん曰く『コロナの間に変わろうとした企業』とのこと。
コロナ禍で、最も進化したのはフードテック、特に冷凍技術でした。

「なんとなく、冷凍食品というと、少し下に見えるような空気がまだありますけど、もう技術の進歩で、多分普通に考えたらわからないくらいまできていますよね。」

またロボットや調理マシンの進歩によって、人手不足に大きく対応できるようになっています。

また柏原さん曰く美食というのは
『料理の地位が上がって、ある種アートのように思われている中、どんなふうに料理人たちが、料理を使って表現しているのかを考える、学問のようなものなのではないか』とのこと。

美食は、すごく美味しいとは、また違ったものだと仰っていました。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2024年11月19日

『東京いい店はやる店―バブル前夜からコロナ後まで―』

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長柏原光太郎さんです。

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最新著書『東京いい店はやる店―バブル前夜からコロナ後まで―』が現在、新潮社より発売されています。

柏原さん、昨年講談社より出版された『ニッポン美食立国論』では、地方を中心にして"日本において美食が一番最強のコンテンツだ!"と書いています。そこで今回の著書執筆のきっかけは"縦軸が欲しい"ということでした。

柏原さんにとっての縦軸は"東京の外食の歴史はどうなっているのか"柏原さん自身が知っている80年代以降-バブル前夜から、コロナ後まで。
そして、その前の高度成長期についても、その時代を知っている人安倍寧さんなどに聞き取りをして、一冊にまとめた、グルメの現代史を総ざらいできる内容となっています。

東京のグルメの歴史において、フレンチが世を席巻する中、イタリアンの波がやってきます。柏原さん曰く"日本人はイタリアンに合う"ということ。

「フレンチってやっぱり堅苦しいところがあるんですよね、
ソースを楽しむ、レシピもある程度しっかりしたものがあるっていう...。イタリアンってすごくそこが自由闊達なものができて..."あれでいいんだよ"と。日本人が高度経済やバブルで解き放たれていくのと、一緒になったのかなっていう気はしますよね。」

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2024年11月18日

作家と美食

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長の柏原光太郎さんです。

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柏原さんは1963年東京生まれ。慶應義塾大学を卒業後、
株式会社文藝春秋に入社。
グルメガイド「東京いい店うまい店」編集長などを務め、
2018年には「日本ガストロノミー協会」を設立。
出版界きってのグルメで、食に対する様々な活動をしていらっしゃいます。

現在、最新著書『東京いい店はやる店―バブル前夜からコロナ後まで―』が新潮社より発売中。

昔から作家と美食は切っても切れない縁ということ...
1967年にはじめて刊行された『東京いい店うまい店』では5人の筆者が100人くらいの作家を含めた文化人の意見をまとめて、本に登場する飲食店を決めたそう。

柏原さんが担当された美食家の作家の1人が林真理子さん。

「ちょうどバブルが起ち上がってきて、いろんなお店ができた時。林さんと一緒にというか、いろいろネタ探しに出かけたっていうのはありますね」

青山のイタリア料理屋に行った時のエピソードをお話してくださいました。
こちらは柏原さんの最新著書にも、載っていますので、是非一度手にとってみてください。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2024年11月14日

第三の居場所

今週のゲストは、株式会社マザーディクショナリー代表取締役の尾見紀佐子さんです。

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尾見さんは自身の子育て経験も含めると、30年以上も親子や子育てを取り巻く環境を身近に見ています。その変化について伺いました。

「デジタル化が進んでいるので、子供と携帯・デジタルとどう向き合うかというのが、各家庭で悩みながらも取り組まれているのではないかとすごく感じます。」

また"居場所作り"を目指して活動しているマザーディクショナリー。
現在少子化が進む中、両親の共働きも当たり前になっていて、子ども達が放課後一人で時間を過ごすということが、社会課題になっているということ。

「第三の居場所の必要性がものすごく叫ばれているんです。なので、学校が終わった後に安心できる場所に来て、自由に、様々な年齢の子たちと、交わりながら過ごすという、社会で子育てをしていくという。」

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2024年11月13日

フォルケホイスコーレを取り入れた500年の学校

今週のゲストは、株式会社マザーディクショナリー代表取締役の尾見紀佐子さんです。

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マザーディクショナリーが企画・制作を担っている町田市にある簗田寺が主催する『500年の学校』が11月から開講しました。

この500年というのは、自分たちの手の及ばない永井スパンで物事を考えていきたい・提案していきたいという意味があるということ。

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『500年の学校』の校長であり、簗田寺の副住職もつとめている齋藤紘良さんとは、以前から面識があったということで、声をかけてもらったことがきっかけとなったそうです。

この500年の学校、モデルとなっているのは北欧・デンマーク発祥の"フォルケホイスコーレ(FOLKEHØJSKOLE)"という考え方です。
ひとりひとりの豊かさ・感性を育てることが、国の豊かさにつながるということで、国が進めているもの。
大人になってから、デザインや農業、福祉など、自分自身の興味関心のある学校で、現代社会から距離を置いて自分自身を見つめなおし、他者とも関わり合うという取り組みです。

この考え方を知った尾見さんは、まさに簗田寺という自然豊かな場所で行う事が、日本で実践する意味があるのではないかと考えたそう。

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コチラの学校、通年コースのみで11月から始まるということで、今年の募集は終了しています。
ただ、来年は親子で受けられるクラスなども用意しているとのこと。
募集は6月ごろになるということなので、是非HPなどを随時チェックしてみてください。

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2024年11月12日

3つの公共施設

今週のゲストは、株式会社マザーディクショナリー代表取締役の尾見紀佐子さんです。

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マザーディクショナリーのメイン事業の1つが、渋谷区内にある3つの公共施設の施設運営です。

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1つ目は代々木にある『かぞくのアトリエ』
利用対象者は、赤ちゃんとその家族で、小学生も放課後遊びに来れる場所となっています。こちらは都会のお母さんの子育て支援をしたいということで、尾見さん自身が都会で子育てをしている中で、こんな場所があったらいいのにと思い描いていたものを詰め込んだ場所です。

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2つ目は『代官山ティーンズ・クリエイティブ』
こちらは、小中高大学生が対象となっており、面白い大人に出会える場所をコンセプトにした場所。
自分の将来を悩んでいる子どもたちが、魅力的な色々な生き方をしている大人に出会える場所にしようということで、なんと、平日は毎日日替わりでアーティストが滞在しているということです。

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3つ目は『景丘の家』
こちらは、赤ちゃんからお年寄りまで、どの世代も利用できる多世代交流ができる場所というコンセプトを持つ施設です。一回には、囲炉裏も!

どの施設も、渋谷区民に限らず、皆さんが利用できる施設ということ。
ただ渋谷区の施設のため、混雑している時には、渋谷区民の人が優先されたり、渋谷区民だけの特権などもあるということです。

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2024年11月11日

はじまりは、特集から、、

今週のゲストは、株式会社マザーディクショナリー代表取締役の尾見紀佐子さんです。

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尾見さんは1970年神奈川県生まれ。2001年にマザーディクショナリーのHPを開設され、2013年に株式会社として組織化。
子どもに関わる施設運営を軸としながら「未来への種まき」を理念に、
人々の居場所作りを目指して、事業を展開しています。

マザーディクショナリーのはじまりは、音楽プロデューサーの桑原茂一さんが1988年に創刊したフリーペーパー『dictionary』の特集『mother』からでした。

「日頃関わっていた、YOUさんや内田也哉子ちゃんたちが、気付けば母になり、今までの既成概念にとらわれない、生き生きとした母親像を実践されている方が周りに沢山いらっしゃったので、、そういうリアルな子育ての声っていうのを、特集してみようということで、始まりました。」

この特集は、想像以上に反響があったということ。
勿体ないから続けようと、年に1回フリーペーパー『dictionary』の中で特集をやりつつ、ウェブサイトを作ったことが、マザーディクショナリー始動のきっかけとなったそうです。

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2024年11月05日

安全で安心できる交通社会を実現するために

今週のゲストは、一般社団法人二輪車安全指導協会(MSCA)代表理事 酒井佑弥さんです。

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酒井さん自身は、もともと教習所の指導員として免許を取得していないし人への指導。また指導員を終えた後、Youtubeを通して免許を取得した人に対する情報発信をしてきたという経験があります。

「こういうふうな練習をした方が安全に走れますよっていうふうに発信しててもいや、練習するところがないんですっていう声がかなり多くて」

ライダーの多くが悩んでいるという現状を目の当たりにしたことが、自動二輪車専用の練習場を備えた複合施設「マッスルバイクファーム」をオープンした理由にも繋がるとおっしゃっていました。

また、酒井さんは今年6月に一般社団法人二輪車安全指導協会を立ち上げていらっしゃいます。安全運転に対する想いを伺いました。

「国の施策や、意識が高い人だけが知っていれば安全運転が実現できるかと言われると、そうではないと思っていて。だからこそライダー一人一人の安全意識を高めることができれば、より安全で安心できる交通社会を実現できるのかなと。」

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2024年11月04日

二輪車は免許取得時に路上教習が無い!

今週のゲストは、一般社団法人二輪車安全指導協会(MSCA)代表理事 酒井佑弥さんです。

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酒井さんは1993年生まれ、京都府出身。元教習指導員、YouTube
「マッスルバイクちゃんねる」を運営する現役ユーチューバーです。
また今年6月に、一般社団法人二輪車安全指導協会(MSCA)を立ち上げ、10月には、自動二輪車専用の練習場を備えた複合施設
「マッスルバイクファーム」
をオープンされました。

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実は二輪車は免許取得時に、公道での路上教習が無いということ!にもかかわらず、二輪車の練習をできる場所が少ないという現状、、、
マッスルバイクファームは、バイクの練習施設で、教習所と同じように、運転の技術を磨くためのコースが多種準備されています。
また、複合施設ということで、飲食スペースやトイレ、休憩所なども完備されています。

プロテクター、ヘルメット、グローブなどの貸し出しもしており、手ぶらでも利用できるとのこと。またバイクの貸し出しもしていくということ!

詳しい情報はこちらのHPをご覧ください。
https://mb-farm.com/

staff| 21:00 | カテゴリー:


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