2025年07月02日

NBAプレーオフファイナル!!!

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ゲッツ


火曜SPARKです。







先日、近所の道を、スーパーに向い歩いていたら
手にチラシを持った男性とすれ違いました。

時刻は17時頃
まだ日は高く
じっとしているだけでも汗ばむ気温。



派手な色に、襟がついた半袖
下はスラックスに革靴と
アンバランスな服装が
より暑苦しく感じました。


信号待ちをしている私の3歩後ろで
その男性は声を出していました。


 チラシだけもらえますか?


最近、物件情報を見ていたので
ほんの興味で、声を掛けました。


物件情報が乗ったそのチラシをもらうと
派手なポロシャツの男性が、話しかけてきました。


「物件お探しですか?」


首や腕は真っ赤に日焼けをしており、
一目見て、朝からここに立っていたことがわかる。


「でしたら今ここは・・・
 この物件は・・・」


ほんの一枚チラシもらい
買い物を済ませ、
家で眺めよう

その計画はすぐなくなりました。


近くの家が建つ予定の場所
つまりは、まだ何もない更地に
「近場ですので!」という勢いに押され、
観に行くことになりました。


すぐそこです!
は、
徒歩2分くらいを想定していたのだが
信号機を5台ほど通り過ぎ
駅を一つ越えそうな距離。
(その時はそう感じでいたが
 実際はそうでもなかったようで)


ようやくついた、その目的地という名の更地は
一軒家を買い取り
それを4分割して、4棟売りに出すそうで
土地の高い東京だと、こういう売り方が今は主流です

顔も真っ赤に日焼けした彼が説明してくれました。



営業1年目という彼は
たどたどしくも熱意ある話で

私は、話半分で耳をかたむけていると

どこからかスーツ姿の
だけど清々しい男性が
電卓をもってやってきました。


「物件お探しですか?」

こういう時の、また1からが煩わしい。


私は二人の話を
どこか上の空で聴きつつ
そして、
こっそりとばれないように時間を気にする仕草を
はっきりと先方に見せつける。


向こうは売る仕事なのだから
1度捕まえたら離さない。

しかし
人間は非常に弱い生き物なので
 あ、この人そろそろ時間気にし始めてる
と、じわじわ焦りを与える。


「一度完成した物件でも見ませんか?
これから1時間くらいってありませんか?」

とんでもない言葉が聞こえてきた。


これから予定があると
言ったような言ってないような
かれこれ30分も外にいるとわからなくなってくる。
彼も同様に。


 まあ物件は見たいかな



そして、
「すぐに行けそうな日ってありますか?」

 ん・・・
 来週の日曜日とかなら・・・。


およそ40分ほど戦いの末
私は、1週間後の"日曜日の朝9時"に
"ひとまず"物件を観に行く約束を取り付けた。

日は傾きはじめ
昼と夜が入れ替わる間際だった。

staff| 13:57 | カテゴリー:新井和輝

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