2025年10月12日
第38回東京国際映画祭「ブラジル映画週間」
★第38回東京国際映画祭(2025/10/27〜11/5)
「TIFF/NFAJ クラシックス ブラジル映画週間」
TIFF/NFAJ Classics: Brazil Film Week
2025年10月28日(火)〜11月2日(日)
会場:国立映画アーカイヴ 長瀬記念ホール OZU(2階)
定員:310名(各回入替制・全席指定席)/各回の開映後の入場はできません
チケットのオンライン発売は、各上映日の3日前正午からとなります。
チケットのオンライン完売情報は、公式チケットサイトにてご確認ください。
第38回東京国際映画祭公式サイト
ブラジル映画週間公式サイト
2025年の「第38回東京国際映画祭」では「日本ブラジル友好交流130年」を記念したプログラム「ブラジル映画週間」が開催され、日本初上映の最新作から歴史的な名作まで、6本の作品が上映されます
★ワールドフォーカス部門 ブラジル映画週間特別上映作品
「ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー」(仮題)
Milton Bituca Nascimento
110分・2025・フラヴィア・モラエス
上映:11月2日(日)16:00
「東京国際映画祭」 ワールドフォーカス部門ブラジル映画週間のクロージング作品として2026年に予定されている日本でのロードショーに先駆けて、プレミア上映。
"ブラジルの声" と呼ばれるレジェンド、ミルトン・ナシメントのドキュメンタリーで、80歳を迎えた2022年、国内外で行なったフェアウェル・ツアーに密着。
ミルトンが自分の人生を振り返り、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルからクインシー・ジョーンズ、パット・メセニーまで、大勢の音楽家がコメントしています。
メイン・タイトルの「ビトゥーカ」はミルトンのニックネームです。
©2025 Canal Azul, Nascimento Música, Gullane / ReallyLikeFilms
その他、「ブラジル映画週間」で上映される新旧のブラジル映画は、、、、
「黒い神と白い悪魔」
Deus e o Diabo na Terra do Sol
「アントニオ・ダス・モルテス」
O Dragão da Maldade contra o Santo Guerreiro (Antonio das Mortes)
1960年代、"シネマ・ノーヴォ" と呼ばれるブラジルのニューシネマをリードした、グラウベル・ホーシャ監督の代表作。
「セントラル・ステーション」
Central do Brasil
ベルリン国際映画祭での金熊賞をはじめ、世界で30を超える賞を受賞!
2025年「アカデミー国際長編映画賞」を受賞、日本でも公開されて話題を呼んだ「アイム・スティル・ヒア」の監督、ウォルター・サレスの1998年の出世作。主演はブラジルの国民的な女優、フェルナンダ・モンテネグロ。その娘が「アイム・スティル・ヒア」の主演女優、フェルナンダ・トーレスです。
最新のブラジル映画も2本、上映されます。
「ブルー・トレイル」
O Último Azul
アマゾンを舞台に、一人暮らしをしていた70代後半の女性が、政府の高齢者対策に取り込まれることを嫌って、旅に出る。というストーリーです。2025年の「第75回ベルリン国際映画祭」コンペティション部門で、審査員大賞にあたる「銀熊賞」を受賞しました。
「カザ・ブランカ」
Kaza Branca
リオの郊外のファヴェーラに暮らす10代の少年が、友人たちと一緒に、認知症になったお婆さんの世話をするというヒューマンドラマ。リオのファヴェーラで育った監督、ルシアーノ・ヴィヂガルの初の長編作品です。