2022年07月05日
7/10 『UCHINA JAZZ CHRONICLE 〜沖縄ジャズの戦後史〜』
戦後沖縄初のアナウンサー 川平朝清がナビゲート!
沖縄ならではのジャズ=ウチナージャズの魅力を探る特別番組
『UCHINA JAZZ CHRONICLE 〜沖縄ジャズの戦後史〜』
左:ジョン・カビラ、右:川平朝清/番組収録は息子ジョン・カビラのサポートのもと実施
7月10日のJ-WAVE SELECTIONは、沖縄で戦後のアナウンサー第1号となった川平朝清(94歳)のナビゲートで、「沖縄ジャズの戦後史」をテーマにした特別番組『UCHINA JAZZ CHRONICLE 〜沖縄ジャズの戦後史〜』をオンエア
米軍統治下にあった沖縄では、基地内に兵士のための20以上のジャズクラブが立ち並び、ビックバンドのコンサートが頻繁に開かれていました。1950〜60年代には沖縄だけで
400人以上ものミュージシャンが基地での演奏に従事し、売れっ子ミュージシャンとも
なると高給が保証される全盛時代を迎えます。しかし、1972年の日本本土復帰により状況が一変。400人以上いたプレイヤーの9割は失業し、ジャズマンたちの仕事場はホテルのラウンジやライブハウスに移っていきます。
その後、沖縄のジャズは、沖縄ならではの要素を吸収しつつ、独特の発展を遂げていき
ます。
今年5月、沖縄が本土復帰50年の節目を迎えました。この番組では、長兄の朝申さんと共に米軍政府運営の下「AKAR」を設立し、沖縄で戦後のアナウンサー第1号となった川平朝清のナビゲートで、沖縄ならではのジャズの発展を振り返ります。
今なお現役ミュージシャンとして沖縄ジャズをけん引するドラマー 上原昌栄(86歳)をはじめ、これまでウチナージャズを支えてきたミュージシャンや関係者たちに
インタビューを実施。長い時をかけて、沖縄ならではのジャズに昇華した
「ウチナージャズ」の魅力を探るとともに、ジャズから見た沖縄の戦後史に迫ります。
川平朝清
上原昌栄
アラン・カヒーペ
真栄里英樹
安富祖貴子
『ウチナー・ジャズ・ゴーズ・オン』