2020年03月08日

3月8日 J-WAVE SELECTION INTERNATIONAL WOMEN'S DAY


毎年、3月8日は
なんの日かご存知でしたか?

世界中で女性の権利と
政治、経済的分野への参加を盛り立てていくために制定された
「国際女性デー(International Women's Day)」

イタリアなどでは
この日にミモザの花を飾ったり、黄色いものを身につけて
町中が黄色に染まるんだそうです。


そんな国際女性デーの夜に、マリエが二人のゲストをお迎えして
女性の生き方や、これからの社会のあり方についてお話を伺いました。

<<She is 編集長 野村由芽>>
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野村さんが運営されている
She is

生きていくことを切実に考える20代〜30代
「今、私たちに必要なことってなんだろう?」
そんなことを改めて見つめ直すような【生き方の場所】というイメージで
立ち上げたウェブメディア。

野村さんは、自分が女性という立場で、その当事者から見た世界や
感じたことを発信していく「場」があまりなかったため
記事・・・というよりは、そういったことを語り合える「場」を作ろうと
立ち上げました。

男性も女性も区別なく、みなさんに読んでもらえるような
メディアを目指しているそう。

野村「ふわっと見られがちだけど、
意外と「パンク」の精神を持っているんです(笑)

She is には《Girlfriends》と呼ぶ、場作りの仲間がいます。
バンドのCHAI、アーティストのチョーヒカル、作家の西加奈子、、、etc
それぞれの視点から発信をしていくメンバーが集まっています。

She isの「is」=「個人」 を大切にしたい。

そんなShe isの思いが、このGirlfriendsのメンバーを見ていると
伝わって来ますね。

このShe isには、毎月のテーマがあり、
3月のテーマは【どこで生きる】

マリエ「深いなぁ〜。“どこで生きる”って場所だけじゃなくて
    どういったコミュニティでとか、心の拠り所をどこにするかって
    フィジカルだけじゃないのも含まれるのかなぁって。」

野村「本当はどこにいたって生きていけるかもしれないよ?って
   うっすら思っていて。
   何年後はどうしていたい?とか、自分の世界を広げるためには
   場所を移動するって大切なことなんじゃないか。」

そんな意見交換をweb上でも展開しています。


野村さんがこれから見つめるVISIONは・・・
 「【自分らしくいる】ことが、祝福されるような場にしたい。
  奇跡みたいなことがたくさん起きる場所。
  さらに「自分らしくいることって普通でしょ?」という世界にしたい。」

“She is”ってくり返していると「seeds(種)」みたいな気がしてきましたね。
とマリエ。

自分や仲間がありのまま集まれる場所の種まき。
「She is」ぜひ一度ご覧になってみてください。
https://sheishere.jp/


<<一般社団法人ウーマンイノベーション 代表理事 小川孔一>>

一般社団法人ウーマンイノベーション の代表で
イキイキワクワクをサポートするサイト
HAPPY WOMAN」を運営されている小川孔一さん。

WOMANの「W」ポーズで
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小川さんからは、日本と他国との違いや
これからの生き方について教えていただきました。

日本は諸外国よりも「ジェンダーギャップ指数」が低いんだそう。
現在、日本は153カ国中

121位!!

女性の管理職の数、女性議員の数などをもとに
ランキングを出されている、ジェンダーギャップ指数。
日本は特に女性議員の数が少ないため、この順位に。

上位のフィンランドは、現在首相が34歳の女性。
「年齢や性別なんて関係ないよね...!!」という意識が強い国は
北欧が多いんだそうです。


小川「日本には“アンコンシャス・バイアス”が蔓延しているんです。
   “無意識にそうであると思い込んでしまっている”という現象。
   女性は赤、男性は青 というような。
   テレビや漫画などで当たり前だと謳ってきたことが
   今の時代は、そうではなくなってきている。」

マリエ「若い子たちに差別がなくなってきていて、でも
    そういった差別の現実があることを知ったりする機会って
    どうやって得たらいいんだろうって。」

小川「教育が大事だと思います。
   暗記の教育だけじゃなくて、生き方についての教育
   あと仕事の話でいうと、興味のあることの周りに
   どんな仕事があるんだろう?
   そういう視点で仕事を知る。そういう教育があまりされていない。
   一番大事なのは好奇心。」

女性がHAPPYになると、世界がHAPPYになると信じています。
と小川さん。

女性だけではなく、全ての人が「好き」を大事にできるといいですね。


この放送をもう一度聞きたい方は
radikoのタイムフリー

staff| 23:01 | カテゴリー:J-WAVE SELECTION


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