2013年02月03日
J-WAVE SPECIAL -MEDIA ARTS NOW!- (2月3日放送)
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。(公式HPより)
それが文化庁メディア芸術祭。
1997年にスタートし、いまや世界中のアーティスト/クリエイティブたちが応募してくる、国際的なフェスティバルへと成長を続けています。
2月13日水曜日から24日日曜日、国立新美術館を中心に受賞作品展も開催されます。
ここに新しい時代がある!ここで新しい時代を体験する!
絶対に見逃せない展覧会を、DJ TAROのナビゲートで、プレビュウ!!!!
エンターテインメント部門で大賞を受賞した真鍋大度さんへのインタビューや、各部門の審査員に訊く、それぞれの部門の見どころ、etc....お楽しみアレ!
このページでは、各部門の大賞をご紹介!(オンエア順)
まずは、アート部門受賞作品! コレハイッタイナンダ?
と思ってしまう作品の名前は、スイスのアーティスト、ミシェル・デコステールさんと、アンドレ・デコステールさんによる『Pendulum Choir』(ペンデュラム・クワイア)。
台座の上に人が乗って、歌います。その台座が、ロボット磯巾着のように自在に動きます。一見すると、楽しそうに歌っているようですが・・・どこかに感じる違和感。
実は、その動きは機械に制御されています。私たちが、電気のない世界を想像できないようなことを象徴している作品。
13日水曜日と14日木曜日には東京ミッドタウンでパフォーマンスアリ!必見です!
第16回文化庁メディア芸術祭のページ イベントのところをクリック!!
続いては、アニメーション部門受賞作品! AKIRAの大友克洋さんによる短編作品、「火要鎮」(ひのようじん)。
これぞ日本のアニメーション!と感じさせてくれる革新的な表現。江戸時代の日本画の世界を、大友さんならではの世界に仕上げています。細かいタネあかしは、、、ここでは無し。ぜひ、上映会で!
次は、マンガ部門! 大賞受賞作品は、なんと日本人ではありません!フランスのブノワ・ペータースさんと、ベルギーのフランソワ・スクイテンさんによる「闇の国々」という作品。
すでに世界的にも高く評価されている作品ですが、昨年日本語版が出版されたのを機に応募されてきました。
4つ目はエンターテインメント部門! 大賞受賞作品は、Perfume Global Site Project。Perfumeの世界デビューを機に展開されたプロジェクトは、このプロジェクトのためのオリジナルの楽曲と、Perfumeのダンスの3Dデータをオープンソースとして提供。世界中のクリエイターが、プロアマ問わず、そのデータを使って自由な表現を発表したというもの。ネットの中の二次創作のカルチャーが反応しました。これはもう見るしかないです!
そのPerfume Global Site Projectを手掛けた真鍋大度さんとトークセッション! www.perfume-global.com
Youtube上の映像集
第16回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
会期:2013年2月13日(水)〜2月24日(日)
入場無料
メイン会場:国立新美術館
サテライト会場:シネマート六本木/東京ミッドタウン/スーパー・デラックス
staff| 22:54
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