2024年11月24日
12月1日は「ブラジル・ディスク大賞」候補作を紹介
次週12月1日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。投票の締切は12月8日。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。
次週12月1日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。
▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。投票の締切は12月8日。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。
ガット・ギター奏者、ジョアン・カマレロ(João Camarero)は今年、34歳。ブラジルの伝統的なインストゥルメンタル・ミュージック、ショーロを中心に、サンバからクラシックまで様々な音楽を演奏しています。
2015年、25歳の時に初めて来日。番組にもゲスト出演し、先輩のギタリスト、ジョアン・リラとのデュオで生演奏してくれました。
その後、ブラジルの新世代を代表するギタリストに成長。2024年10月、9年ぶりに来日して、ギター・ソロのコンサートを行ないました。
「近年の私は、ソロ・ギタリストの活動を中心に行なっています。ソロ・アルバムを録音し、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、クリストーヴァン・バストス、偉大なクラシック・ギタリスト、セルジオ・アサーヂなどの作品を演奏しました。また、クラシックを演奏するエイトール・ヴィラ・ロボスのオーケストラと共演しました。ブラジリアン・ギターという名の、川の中を泳いでいるような感覚をおぼえます。
ブラジルのギター音楽には、独特の美学があります。クラシック・ギターの、美しいテクニック、音の響き。ポピュラー音楽の、スイングやバランスの感覚。さまざまな小舟が、さまざまな港に着く。そんな例えができるかもしれません」
「私は、ソリストとしての活動と並行して、ギターで伴奏する音楽家としても活動しています。そのことに愛情を感じ、多くの音楽家と共演してきました。
日本に出発する前日には、マリア・ベターニア、アライヂ・コスタ、この2人の歌手と私のギターでレコーディングしました。
そのほか、パウラ・モレレンバウム、ネイ・マトグロッソ、カエターノ・ヴェローゾ、ドリ・カイミ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ。こういった素晴らしい音楽家と共演してきました。
ブラジル音楽の中で、ギターの伴奏は、他の国の音楽とは違う、独自のものです。
私のキャリアは、ショーロを演奏するグループのメンバーとしてスタートし、サンバの歌手の伴奏も、行なってきました。最近は、ソロのギタリストとしての活動が中心ですが、他の音楽家、ソリスト、歌手との共演をやめることは、決してありません」
スタジオライヴで生演奏した曲は「Caminho do sertão(カミーニョ・ド・セルタォン)」19世紀末に生まれたブラジルのギター音楽のパイオニア、ジョアン・ペルナンブーコの作品でした。
次週24日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。
▼ゲストはブラジルのギタリスト、ジョアン・カマレロ。ソロ奏者として、また大勢の歌手との共演で活躍しています。ガット・ギターのソロで生演奏!
次週17日は、ブラジルとスペインへの音楽の旅にご案内します。
▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。
11月10日は、小曽根真さんをゲストにお迎えしました。
12月にBunkamuraオーチャードホールで行なう毎年恒例の「小曽根真クリスマス・ジャズナイト」、今年はアンドレ・メマーリ(ピアノ)ほかブラジルの音楽家たちを迎えての共演です。
ブラジルでも何度もコンサートに出演してきた小曽根さんに、ブラジルの思い出、大好きなブラジル音楽の話、そして今回、共演するアンドレ・メマーリとの出会いなどをうかがいました。
スタジオライヴ生演奏は、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Chega de Saudade」!
次週10日は、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、曲と共にご紹介していきます。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。
▼17時30分頃からお迎えするゲストは小曽根真!
12月にBunkamuraオーチャードホールで行なう毎年恒例の「小曽根真クリスマス・ジャズナイト」、今年はアンドレ・メマーリ(ピアノ)ほかブラジルの音楽家たちを迎えて共演します。
ブラジルでも何度もコンサートに出演してきた小曽根さんに、ブラジルの思い出、大好きなブラジル音楽の話などをうかがいます。
スタジオライヴの生演奏も!
イル・ポスティーノ デジタル・リマスター版 Il Postino
監督:マイケル・ラドフォード
音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ 原作:アントニオ・スカルメタ
出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワレ、マリア・グラツィア・クチノッタ他
原題:Il Postino/ 1994 年/イタリア・フランス/イタリア語、スペイン語/ビスタ/ステレオ 2.0ch/ 109 分/
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル
第68回アカデミー賞®作曲賞(ドラマ)受賞、5部門ノミネート(作品賞、主演男優賞、監督賞、脚色賞)
2024年11月8日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
公式サイト
南イタリアに亡命したチリの国民的詩人、パブロ・ネルーダ(1904〜1973)に関する小説に感銘を受けたマッシモ・トロイージが企画、主演。パブロ・ネルーダと、貧しい郵便配達人の若者マリオの出会いと交流を軸に、マリオの恋物語も描いた名作。製作30 周年とパブロ・ネルーダ生誕120周年を迎え、4kデジタル・リマスター版で公開されます。
主人公のマリオを演じたマッシモ・トロイージは、クランクアップの半日後に心臓発作のため、41歳で世を去ってしまいました。
滝川クリステルも大感激の名作です。
イタリア亡命を経てチリに帰国後、ノーベル文学賞を受賞し、今年、生誕120周年を迎えたパブロ・ネルーダを演じたのは、「ニュー・シネマ・パラダイス」など、数々の名作に出演した、フィリップ・ノワです。