2018年05月27日
6/3はブラジル〜イタリア
次週6月3日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルから来日するアーティストのライヴ・インフォメーション、イタリアのカルチャー・トピックも、お伝えします。
イタリアのジャズ・ピアニスト、ステファノ・ボラーニがブラジル・リオで現地のミュージシャンや豪華なゲストとの共演でレコーディングしたニューアルバム「QUE BOM」もご紹介。
次週6月3日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルから来日するアーティストのライヴ・インフォメーション、イタリアのカルチャー・トピックも、お伝えします。
イタリアのジャズ・ピアニスト、ステファノ・ボラーニがブラジル・リオで現地のミュージシャンや豪華なゲストとの共演でレコーディングしたニューアルバム「QUE BOM」もご紹介。
滝川クリステルが代表理事をつとめる一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルでは、2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分をゼロにすることを目標に活動をしています。
その活動の新プロジェクトとして「Panel for Life(命のパネル)」を立ち上げました。
等身大の犬猫パネルを様々な場所に設置することにより、より多くの方に保護犬・保護猫の存在を知っていただき、新しい家族に迎え入れる機会を提案しています。
犬猫パネルにはQRコードがついており、スマートフォンで読み取ると、専用HPにリンクし、保護犬猫の情報が閲覧できる仕組みとなっています。
詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
5月27日のカルチャー・トピックは、スペイン、アンダルシア州グラナダ在住のユキさんから届いた、5月3日の「十字架の日(Dia de la cruz)」の祭りをご紹介しました。
写真もご紹介します(Photos by Hortensia Sastre)
赤いカーネーションで埋め尽くされた十字架。
寒い冬が終わり春の半ばを迎える5月は、一斉に花が咲き乱れ、木々の緑が濃くなっていく季節。人々は自然の豊かさを喜び、一年の豊かな実りを祈り、自然を讃える意味で、かつては木の幹やトーテムに花を飾っていたそうですが、キリスト教の広がりにより、十字架に花を飾るようになりました。
十字架の周囲に色鮮やかに飾りつけられた、家庭の日用品、真鍮で出来た料理道具、陶器の皿や壺、季節の果物
中でも目立つのが、ハサミを突き刺した青いリンゴ。これは、言葉遊びから来るもので、リンゴはスペイン語で「マンサナ」と言いますが、青いリンゴは別名「ペロ」と言い、この言葉には「しかし」という意味もあります。飾りつけを見た人達が「綺麗だね、でも・・・」と、何か批判をするのを止める、ハサミで断ち切るという意味で、リンゴにハサミを突き刺したものを置くのだそうです。
女性や子供達は、この日のために用意したフェリアの衣装を着て街に出かけ、セビジャーナスを踊ったり、街を散策して飾りつけを見たり、食べて飲んで賑やかに過ごします。
次週5月27日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
カエターノ・ヴェローゾが3人の息子たち、モレーノ、ゼカ、トムと一緒に行なったコンサート・ツアーの最新ライヴ・アルバム「オフェルトーリオ」をご紹介。
スペインのアンダルシアから届いたカルチャー・トピックもご紹介します。
5月20日はフランスのシンガー、クレール・エルジエール(Claire Elzière)をゲストにお迎えしました。
クレール・エルジエールは1971年、パリ生まれ。1999年、新人発掘のシャンソン・フェスティヴァルに出場し、ジュリエット・グレコのレパートリーをグレコ本人の前で歌い絶賛されました。
2003年、ピエール・バルーのレーベル「サラヴァ」からファースト・アルバムをリリース。
近年は、この番組にも2回ゲストにお迎えしたことがあるフランスのギタリスト、ドミニック・クラヴィクのグループにも参加しています。
★ピエール・バルーの思い出
「ピエール・バルーとの出会いは90年代の後半で、コンサートで私の歌を聴いてデビューの機会を与えてくれました。2003年にファースト・アルバムを発表し、私と彼との冒険が始まりました。
その後もサラヴァ・レーベルから3枚のアルバムをリリースし、私のコンサートにピエールを招いたり、彼のコンサートに私が呼んでもらい、交流が続きました。
サラヴァ・レーベルは、フランスで最も歴史のあるインディーズ・レーベルで、ピエールの、オープンマインドで人との出会いを大切にする精神に基づいています。
また彼は、ブラジル音楽に造詣が深い人でしたが、同時に伝統的なシャンソン、特に歌詞を、とても大切にしていました。そういうところから、私に門戸を開いてくれたんだと思います」
★5月のパリ
「5月はパリジャン、パリジェンヌがずっと待ち焦がれていた季節です。特に今年は冬が長かったので、なおさらでした。
5月になると、カフェのオープンテラスがオープンして、そこでランチやディナーを楽しみ、サンマルタンの運河、セーヌ川の岸辺を、シャンソンの一節を口ずさみながら散歩します。
庭園には花が咲き、夏への予感もただよう、とても陽気になる季節です」。
スタジオライヴの生演奏は、100年以上前に作られたシャンソンのスタンダード・ナンバー「Sous les ponts de Paris(パリの橋の下)」。アコーディオンの演奏は田ノ岡三郎さんでした。この曲は、クレールのニューアルバムにも入っています。
クレール・エルジエール
「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン&フレンチポップ〜」
Claire Elzière “CHANSONS D’AMOUR DE PARIS ~ d’aujourd’hui et de toujours”
Respect Records RES-306
MORE INFO
次週5月20日はブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
歌詞をご紹介するコーナー「ポエジーア・ブラジレイラ」は、エリス・レジーナが歌う「Vento de Maio(5月の風)」。日本とは逆に、秋が深まる5月のブラジル。どんな情景を描いているのでしょうか。
フランスのパートではゲストをお迎えします。ニューアルバム「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン、フレンチ・ポップ」をリリースした、パリ生まれのシンガー、クレール・エルジエール。スタジオライヴの生演奏も!
★ダリダ あまい囁き
(原題:DALIDA)
2017年 / フランス / 127分
主演:スヴェヴァ・アルヴィティ
監督・脚本:リサ・アズエロス
5月19日(土)角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
60〜70年代を中心に世界中で絶大な人気を誇ったフランスの歌姫、ダリダの生涯を描いたドラマです。
*ダリダ(Dalida)
本名はヨランダ・クリスティーナ・ジリオッティ。
1933年、エジプトのカイロで、イタリアからの移民の家庭に生まれました。
19歳の時、美人コンテストで優勝し、モデル、女優として活動。
1955年、33歳でパリに渡り、歌手として活動を始めた頃からダリダと名乗り、1956年、「バンビーノ」が大ヒットしてスターダムに登り、「IL VENAIT D’AVOIR 18 ANS(18歳の彼)」、アラン・ドロンとデュエットした「PAROLES PAROLES(あまい囁き)」などの大ヒットを放ちました。
一方、私生活は、結婚、恋愛、別れの繰り返し。かつての配偶者や恋人が自殺してしまう悲劇を3回も体験しました。
1957年5月。自ら命を絶ち、54歳の生涯を終えました。
★リスナープレゼント
この映画の劇場鑑賞券を、抽選で3組・6名様にプレゼントします。
ご応募はメッセージフォームから。
お名前、ご住所などの必要事項、「プレゼント希望」と明記の上、お申し込みください。
締め切りは、14日(月)。
当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
プレゼントのご応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
© 2017 BETHSABEE MUCHO - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION- JOUROR CINEMA
次週5月13日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
4月に97歳で世を去ったブラジル・サンバ界の母、ドナ・イヴォニ・ララの歌声と名曲をご紹介。
フランスのパートでは、60〜70年代に世界的な名声を誇った歌手、ダリダの生涯を描いた映画「ダリダ あまい囁き」をご紹介します。映画の劇場鑑賞券のリスナープレゼントも!