2009年05月31日
6月7日はナラ・レオンの命日
次週6月7日も、カラフルなブラジリアン・サウンドをセレクト。
また、この日は「ボサノヴァのミューズ」と呼ばれた歌手、ナラ・レオンの没後20年目の命日にあたります。
そこで、7日から3週連続でお届けする「没後20年、ボサノヴァの女神ナラ・レオン物語」。ナラが録音した代表曲をおかけしながら、波乱に富んだ47年の生涯をクローズアップします。
次週6月7日も、カラフルなブラジリアン・サウンドをセレクト。
また、この日は「ボサノヴァのミューズ」と呼ばれた歌手、ナラ・レオンの没後20年目の命日にあたります。
そこで、7日から3週連続でお届けする「没後20年、ボサノヴァの女神ナラ・レオン物語」。ナラが録音した代表曲をおかけしながら、波乱に富んだ47年の生涯をクローズアップします。
次週31日はラスト・サンデーのレギュラー、小野リサがマンスリー・ナヴィゲート。
ブラジルのアーティストが歌うアメリカン・スタンダードを特集します。スイング・ジャズからミュージカルの名曲まで、ブラジルのリズムとサウンドに乗って歌うと雰囲気が一変。ポルトガル語で歌ったヴァージョンもあります。小野リサの新作と合わせてお楽しみください。
24日のゲストは、リオ+東京録音のファースト・アルバム『私はショーロを歌う』を発表した日本で唯一のショーロ・シンガー、片山叔美(よしみ)さん。
ショーロ・ヴォーカルの女王アデミルヂ・フォンセカ(Ademilde Fonseca)との出会いのエピソードをまじえてアルバムを紹介。スタジオ・ライヴでは高田泰久さん(7弦ギター)との共演で見事な "早口ショーロ" を披露しました。
★Live Information
6月13日(土)20:00〜
@吉祥寺Alvorada
「ショーロの森+ゲスト:片山叔美」
(高田泰久も出演)
7月18日(土)
@吉祥寺Alvorada
「カルメン・ミランダ生誕100周年記念プレイベント」
『私はショーロを歌う/片山叔美』
(オフィス・サンビーニャより発売中)
次週24日はブラジルから届いたニューディスクを中心にご紹介します。サンバ、MPB、コンテンポラリー・ポップスなど、カラフルなブラジリアン・サウンドが満載!
ゲストもお迎えします。器楽のアンサンブルで演奏されることが多いブラジルの伝統的なポピュラー・ミュージック「ショーロ」の歌手、片山叔美(よしみ)。ブラジルでの大先輩歌手との出会いのエピソードなどをお話ししながら、現地録音を含むファースト・アルバム『私はショーロを歌う』を紹介します。スタジオ・ライヴによるショーロの「ナマ歌」も!
次週17日は、ブラジルのソウル・ミュージック、サンバとソウルをミックスしたサウンドを中心にお届けします。
ジョルジ・ベンジョール、チン・マイアらの大御所から、6月に初来日公演を行なうブラジルのソウル・ディーヴァ、パウラ・リマをはじめとする現代の精鋭までフィーチャー。
一足早く、夏の気分を先取りします!
4月に初来日公演を行なった、ミナスジェライス州のおしどりデュオ・ユニット、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。2人が語ってくれたミナスジェライスに関するコメントをあらためてご紹介します。
「20世紀の前半まで、ミナスジェライスの音楽は、リオの音楽の影響を強く受けていました。
その後、ミナスの音楽の強力なアイデンティティを確立したのが、トニーニョ・オルタ、ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、ベト・ゲヂスといった、<クルビ・ダ・エスキーナ(街角のクラブ)>と呼ばれる音楽家たちのグループです。
彼らの音楽は私たちをはじめ、ミナスのすべての世代の音楽家に大きな影響を与えました。
ミナスジェライスの音楽の最大の特徴は、丹念に練り上げたハーモニーです。ハーモニーには、ミナスジェライスの環境が反映されていると思います。山に囲まれていて、街なかの雰囲気も落ち着いている、そんな環境が、内面的な音楽性を育てました。
さらに、細やかな繊細さ、といった点で、日本の芸術との共通点もあると思います。こういった点が、ミナスの音楽と、ブラジルの他の地域の音楽との違いです。」
(ヘナート・モタ)
「ミナスジェライスの人々には、もてなしの心があります。日本の人々が持っている、優しさや親切な心に通じると思います。
ミナスの郷土料理は、種類もたくさんあって、とても美味しいですよ。
観光をするなら、オウロ・プレット、チラデンチス、ヂアマンチーナといった、伝統的な歴史のある街を訪れずには、いられません。これらの街には、古くて美しい教会がたくさんあって、独得の雰囲気をつくっています。
いろいろな点を総合すると、ミナスジェライスと日本とは繋がっている、そう思います。」
(パトリシア・ロバート)
次週10日の放送は、ブラジル内陸部の高原地帯、ミナスジェライス州にご案内します。ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタなど、ミナスを代表するアーティストの曲を厳選。5月の風のように爽やかで雄大なミナス・サウンドの魅力をお伝えします。
ゲストも登場!
4月に初来日公演を行なった、ミナスジェライス州の夫婦デュオ・ユニット、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。2人がミナスの風土、音楽性、人々の気質などを語ります。スタジオ・ライヴの生演奏も!
サンバ、ソウル、ファンクをミックス、パワフルでソウルフルな歌声を聴かせてくれるブラジルのディーヴァ、パウラ・リマ。最新のライヴ盤「SAMBA CHIC」を引っさげて6月に初来日公演を行ないます。
●Paula Lima "Samba Chic" in Japan 2009
6月3日(水)4日(木)
18:00 open-DJ、20:00 show time
@渋谷DUO Music Exchange
料金(1 drink別/All Standing):前売6,000円 当日6,500円
メンバー:パウラ・リマ Paula Lima (vo)
ヴァルミール・ボルジェス Valmir Borges (gt)
マルセロ・マリアーノ Marcelo Mariano (bass)
アウグスト・ボカォン Augusto Bocao (drums)
ダミオン Damiao (perc)
グスターヴォ・アナクレート Gustavo Anacleto (sax,flute)
パウロ・セーザル・ゴメス Paulo Cesar Gomes(keyboard)
ブラウン Brown(cavaquinho)
ジュニンヨ Juninho(percussion)
※ブラジルから4名+東京在住のブラジル人5名の編成になります
DJ:6月3日/中原仁、成田佳洋
6月4日/沖野修也、DJ TOTO
MC/DJ:KTa☆brasil