2021年10月26日

サービス開始初期にベルリンで行われたイベント。そして、成功のターニングポイントとは?

株式会社クリーマ代表取締役社長で、クリエイティブディレクターの
丸林 耕太郎さん です
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※リモートでのご出演です。

――2010年に、ハンドメイドマーケットプレイス
「Creema」のサービスが開始されます。
その後、半年もしないうちに、
初のイベントをドイツで開催されています。

丸林さん:僕らは自己資金で始めた会社なので、
いかに知恵を絞って、面白いことをやったり
自分たちのやっていることをいかに皆さんに知って
もらえるか…ということをテーマにやってきました。
その中で、クリエイターの皆さんが喜んで
くれるようなこと…その場を提供したいなと
思ったんです。
シンプルにドイツのベルリンは若手のクリエイターや
アーティストが世界中から集まるクリエイティブで
いい場所だったんです。そこで、誰が一番かを決める
アワードのようなことをやったら面白いんじゃないかと。
そこで、現地のパートナーに電話したりメール送って
募りに募って開催まで漕ぎ着けました。

小黒:丸林さんも当時は現地に?

丸林さん:行きました。その時は100年に
1度の大雪と当たってしまって、帰国する予定も
延期して、1人で向こうで閉じこもっていたのも
思い出です。

小黒:展示を見にきてくれた人たちは、
日本のクリエイターの作品に対して、どんな
反応でしたか?

丸林さん:10年くらい前にはなるんですが…
日本のモノ作りって、メーカーのメイド・イン・ジャパン
みたいなイメージがあったんです。
でも、作品を見て自由なクリエイティブな世界で
ここまでクリエイティブな人たちがいるというのを
知って海外の人たちは非常に喜んでいましたね。

――丸林さんは会社を立ち上げてから8年間
赤字が続いたと言います。
会社にとってのターニングポイントを伺いました。

丸林さん:明確なことははっきりとはないんです。
地道にやるべきことをやり続けてはきたので。
まぁ、わかりやすいきっかけは、2013年ごろ…
まだ社員が5人だった頃に、日本で活動する
クリエイターの作品を国内外に向けて大きく
発信していく場を作ろうと思って、
ハンドメイドインジャパンフェス』というのを
始めました。
社運をかけたそれが一応なんとか成功して、
徐々にマーケットやカルチャーが広がって
いった感覚はなんとなくあります。
やっぱりリアルな場所は非常に重要だなと
改めて感じましたね。

| 21:04 | カテゴリー:ゲストトーク


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