2014年12月31日

ストラディヴァリウス、300年の音

ヴァイオリニストの川井郁子さん
ゲストにお迎えしています。

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現在川井さんが使用されているヴァイオリンは、
1715年に製作された "アントニオ・ストラディヴァリウス"。
6~7年ほど前、大阪芸術大学から借りる時、
「どちらかがストラディバリウスです」と言われ、
名器2挺の中から選ぶ事に!
そんな中見事にストラディバリウスを選び出し
現在も使用されています。

アルバム「The Melody~100年の音楽~」は、
テクニックだけではなく、音が素晴らしいと言われています。
「音の肌触りが、シルクのように伝わるように」と
ホールで録音されたそうです。

ストラディバリウスで大晦日に演奏するとしたら、
2014年に作られて100年になる「ふるさと」だと川井さん。
故郷:香川県での卒業式を思い出す1曲でもあるそうです。

今夜の選曲 : ふるさと / 川井郁子

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月30日

難民キャンプへの訪問について

国連難民親善アーティストとして、タイとウガンダの
難民キャンプでの演奏をされたヴァイオリニストの川井郁子さん

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川井さんが樹の下で演奏すると、
キャンプの子供達が川井さんの周りに集まってきて、
タンゴでもクラシックでもすぐにリズムをつかみ、
踊りだしたのだそうです。

このような演奏活動をされるようになったの
自分に子供が出来た事だったと川井さん。
子供の体温や声を感じる生活の中で、
自分が世界の子供たちに出来る事はないのか、
と考えるようになり、国連難民キャンプでの演奏をするように。
さらに、世界難民の日である6月20日は、
お子さんの誕生日でもあり、縁を感じるとも。

今夜の選曲 : ラ クンパルシータ / 川井郁子

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月29日

ヴァイオリニストとしての華麗なる経歴

ヴァイオリニストの川井郁子さん
ゲストにお迎えしています。

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日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞された川井さんは
普段作曲する際はピアノを使用。
川井さんは元々、クラシックだけでなく洋楽やタンゴなどの
様々なジャンルの音楽を聞いていらしたのだとか。
アルゼンチンの作曲家の"アストル・ピアソラ"は
人生を変えた人だと川井さんはおっしゃいます。

そんな川井さんは、渋谷セルリアンタワー能楽堂や、
京都の上賀茂神社など、様々な場所での演奏されています。
普段とは違った場所で演奏すると、それぞれの場の空気に包まれ、
演奏も普段とは違ったものになるのだとか。

今夜の選曲 : リベルタンゴ / 川井郁子

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月26日

12月29日から1月2日は

ヴァイオリニストの川井郁子さんをお迎えします。

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■プロフィール■
1968年、香川県生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修了。
ヴァイオリンのソリストとして
国内外のオーケストラや歌手たちと共演され、2001年より、
大阪芸術大学芸術学部の教授も務めていらっしゃいます。
2012年には、映画「北のカナリアたち」の音楽を担当し、
第36回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞されています。

| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月26日

【Podcasting 第457回】田中康夫さん

今回のポッドキャスティングは、12月22日から12月26日放送分、
作家・田中康夫さんです。

| 20:50 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2014年12月26日

日本が、骨粗しょう症にならないためには

新著「33年後のなんとなく、クリスタル」は、
これからの日本を考える、
どの世代にも読んでほしいと作家・田中康夫さん

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長野県の知事をされていた時、
田中さんは、人口1000人ほどの泰阜村に住民表を移し、
週に3日は高速バスで県庁まで通う生活をしていました。
泰阜村は、独居でも終末まで自宅で過ごしたいという人たちを
貧しい財政でも支援している自治体です。

「骨粗しょう症の日本」にならないためには、
泰阜村のような小さなコミュニティがある日本に
なっていくことが大切になってくる、と田中さん。

今夜の選曲 :YOUNG GIRLS / ISLEY BROTHERS

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月25日

新著へのこだわりと、3つのお楽しみについて

日本は、市場経済の中で生きながらも、
半ば配給に近いの世界になってしまっていると
33年間経ち、作家:田中康夫さんは感じるのだとか。

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33年後のなんとなく、クリスタル」の中の注釈は、
ただの注釈ではなく、田中さんの本心が
沢山つまっているものです。
政治での演説の時は、論で分かりやすく伝える事を重視しますが、
小説は、分かりやすさを求めた論にならないよう
削る事をすると田中さん。

33年後のなんとなく、クリスタル」は3つの"お楽しみ"があります。
1つ目は本文、2つ目は注釈、
3つ目は専用の追加の解説Webサイトです。
電子書籍だと3つ目まではたどり着くのは難しくなっており、
紙で読む活字の大切さが伝わってきます。

今夜の選曲 : CALL ME / RANDY VANWARMER

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月24日

日本は大きな身体をした、骨粗しょう症?

作家・田中康夫さんをお迎えしています。

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「政治とは総合愛情サービス産業」と話していた田中さん。
人事と予算という組織運営を出来るのが知事。
現状は、前例のない事をやらないという意味で、
閣僚出身者が知事に選ばれる事が多いのだとか。
行政経験がなかった田中さんが知事になり、
借金を減らし続け、収支を黒字にした事は有名です。

今、地方自治体が1700まで減ってしまった事が問題だとの事。
合併するとお金は動きますが、
町の生活が良くなるという訳ではありません。
「全部の細胞がネットワークの中でそれぞれが動かなくては、
 身体は機能しない。主要な場所だけを動かしたら、
 図体だけ大きな、骨粗しょう症な身体になってしまう」
と、生物学者の福岡伸一さんは今の日本を例えたのだとか。

今夜の選曲 : EVERY KINDA PEOPLE / POBERT PALMER

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月23日

楽観的に未来予想とかけ離れた、今の日本とは

作家・田中康夫さんをお迎えしています。

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「なんとなく、クリスタル」を発売してから、
33年間で、便利になったのか、束縛されたのか、
日本は大きく変わってきました。

「なんとなく、クリスタル」での付けた注釈は、
今回の「33年後のなんとなく、クリスタル」にも
掲載しています。
「なんとなく、クリスタル」に掲載された
出生率や高齢化率などの日本の未来予想は
今見ると遥かに楽観的なものでした。

日本の出生率は、先進国の中でも
かなり低いのが現状です。今後生き方を変えていかないと、
立ち行かなくなるのではないか、と田中さん。

今夜の選曲 : YOU CAN HAVE ME ANYTIME / BOZ SCAGGS

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月22日

長く作家で居続けたから感じる読者の変化

作家:田中康夫さんさんの連載「憂国放談」は、25年続いています。
文藝春秋CREAから始まり、様々な雑誌を経て、
現在ではソトコトで連載をしていらっしゃいます。

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そんな田中さんの最新著書「33年後のなんとなく、クリスタル」が
河出書房新社から発売されています。
阪神・淡路大震災の翌年に書いた
短篇「テント村の口紅」以来の長編作品です。
実際にこの小説を読んで、各界の著名人が
推薦文を書き、絶賛されています。

田中さんが一橋大学在学中の1980年に発表した
小説「なんとなく、クリスタル」は、
100万部を超えるベストセラーになっています。
当時の読者が親になり、その子供世代が
今、読者になっているのだとか。

今夜の選曲 : SHE WAITS FOR ME / AIRPLAY

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月19日

12月22日から12月26日は

作家・田中康夫さんをお迎えします。

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新著「33年後のなんとなく、クリスタル」の話を中心に
たっぷりと伺います。

| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月19日

【Podcasting 第456回】小川和也さん

今回のポッドキャスティングは、12月15日から12月19日放送分、
デジタルマーケティングディレクター小川和也さんです。

| 20:50 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2014年12月19日

デジタル断食と、女性の第一歩を応援する学校

今週のゲストは、デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんです。
スマホ歩きが危ないとは分かっていても、
ついついしてしまう事もあるのだとか。

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気づいたら自分の歩いた景色は覚えておらず
「デジタルは人間を奪ってるな」と感じるのだそうです。

以前、2週間くらいFacebookを見ないという
「デジタル断食」を小川さんは達成!
使わずにいても、生活に支障はないを考える事ができ
半減くらいしても成果を感じられたとのこと。

小川さんは、首相夫人:安倍昭恵さんが校長をされている
女性の第一歩を応援する学校
「UZUの学校」の副校長でもいらっしゃいます。
まだまだ進まない女性の社会進出を進めたいという学校で
講義やグループディスカッションを行います。

今夜の選曲 : I'VE TOLD EVERY LITTLE STAR / LINDA SCOTT

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月18日

デジタルと芸術が交わることで生まれる良さ

デジタルマーケティングディレクターの小川和也さんは、
2014年12月号のソトコトで、生物学者・福岡伸一さんと
「芸術とデジタルの間」という対談をされています。

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芸術とデジタルが交わる事で、芸術を楽しむという事に関して
素晴らしいと思うと小川さん。
日本の印刷技術だからこそできるリクリエイトは、
同じ場所で多くの年代の作品を当時の色で観る事が出来ます。
また、「本物とは何か」を考える機会でもあります。

今夜の選曲 : JUST DANCE / LADY GAGA FEAT.COLBY O'DONIS

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月17日

デジタルに勝てる人間の力とは?

デジタルマーケティングディレクターの小川和也さんの新刊
『デジタルは人間を奪うのか』が発売されました。

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人工知能は、データを網羅し未来予測をする知能においては、
人間を超え始めています。
海外では、ロボットを使った代理戦争が現実味を帯びてきました。
人間がなぜこのようにロボットを高性能にしていくのか、
意思・思想を持っていなければ、支配されかねないと小川さん。

ただ、つじつまの合わない発想力やひらめきは、
人間にしかない力です。
そんなその力が、今後大事になってくるのではないか、
と小川さんはおっしゃいます。

今夜の選曲 : JUDAS / LADY GAGA

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月16日

広がるソーシャルメディアの利用層

デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんをゲストにお迎えしています。

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ソーシャルメディアは、
少し前であれば若年層のみへのアプローチと言われていましたが、
現在ではスマートフォンもシニア層にも普及し始めています。

企業がFacebookやTwitterを使い拡散するのではなく、
SNS内でユーザーたちが各自で情報を
拡散していくというのが理想だと小川さん。

選挙でのネット対応は、
アメリカではかなり普及しています。
一説には、オバマ大統領の当選は、
ネット対応の力だとも言われるほど。

今夜の選曲 : TELEPHONE / LADY GAGA・BEYONCE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月15日

ソーシャルメディアでのマーケティングの今

デジタルマーケティングディレクターの
小川和也さんをゲストにお迎えしています。

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ソーシャルという言葉の意味は数多くありますが、
マーティング手法を意味することが多いです。
ソーシャルメディアを使ったマーケティングは
アメリカから流れてきたもので、今は日本でも定着しています。

現在のようなソーシャルの時代になっても、
ユーザーによって接触するメディアは様々で、
接触する時間も異なります。
そのため、企業もコマーシャルを行う際には
テレビ、雑誌、ラジオ、インターネットなど
多くのメディアに行っているというのが現状です。

アーティストがYoutubeやTwitterなどを使い、
楽曲を広めるという活動の火付け役になったのは、
LADAY GAGAだったのだとか。

今夜の選曲 : BORN THIS WAY / LADY GAGA

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月12日

12月15日から12月19日は

デジタルマーケティングディレクター
小川和也さんをお迎えします。

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ソーシャルメディア、人間とデジタルとの関わり方など、
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1971年、埼玉県生まれ。
慶応義塾大学法学部卒業後、大手損害保険会社での勤務を経て、
2004年にグランドデザイン&カンパニー株式会社を創設、
代表取締役社長に就任されました。
また、デジタルマーケティングの第一人者として、
西武文理大学特命教授を務めるなど、
ソーシャルメディア時代のコミュニケーションを
考察する活動もされています。

| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月12日

【Podcasting 第455回】遠山正道さん

今回のポッドキャスティングは、12月8日から12月12日放送分、
株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんです。

| 20:50 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2014年12月12日

やりたい事を実現し、新しい作品を作り上げる

絵の個展開催がスタートだったという
株式会社スマイルズ代表の遠山正道さん。
今まで手がけてきた事業はすべて作品だとおっしゃいます。

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どのジャンルにおいても、その作品をどのようにして
面白く、人を驚かせられるかを考えていくのだとか。

やりたい事、やるべき事があれば、
それに向け努力していけば、なんとでもなる!
というのが遠山さんの考え。

さらに、12月からSoup Stock Tokyo
JAL国際線の機内で楽しめるようになりました。
これも元々、Soup Stock Tokyoの最初の企画書に
載せていたもので、ついに広いエリアでの実現になりました。
「高度35,000ft店!楽しみ」と遠山さん。

今夜の選曲 : ME DEIXA EM PAZ / MILTON NASCIMENTO

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月11日

社内ベンチャーから生まれる、新しいビジネス

株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんをお迎えしています。

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もっと敷居を下げ、社内から生まれる事をやっていきたいと
今度は遠山さん自身の会社で「社内ベンチャー」がスタートしました。
「社内ベンチャー」は、社員のまま、社長として他の会社を立ち上げ
社長となり自分の思うようにビジネスをします。
新宿1丁目のバー「toilet」もその1つ。
「仕事と人生が重なった明確な生き方」を会社として認めて、
そういう社員の力になりたい、と遠山さん。

既存の事業から手を伸ばしていくのが通常ですが、
遠山さんの会社では、新たなジャンルに手を広げていっています。
社員それぞれが、別の人格をもっているからこそ生まれる
様々なアイディアを、違和感無く、良しとし広がって行くのが、
株式会社スマイルズなのだとか。

今夜の選曲 : CRAVO E CANELA / MILTON NASCIMENTO

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月10日

世の中の体温を上げる?

株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんの手がける事業は、
女性をターゲットにしたものが多いように感じます。

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Soup Stock Tokyoは、
女性が昼も夜も1人では入れるお店を目指した結果、
現在では、お客様の8割ほどが女性なのだとか。

「スマイルズ生活価値拡充研究所」= スマ研
というプロジェクトが、遠山さんの会社でスタートしました。
社外のプロジェクトを、他社と一緒にビジネスをするもの。
例えば、日本のレディースブランド「レリアン」の
新コンセプトストア「NEMIKA(根実花)」もその1つ。

株式会社スマイルズは、
企業で成長や拡大を目指すのではなく、
生活を広げ、満たすという「生活価値の拡充」が企業理念。
楽しく仲間仕事したいという遠山さんの思いが感じられます。

今夜の選曲 : NUVEM CIGANA / MILTON NASCIMENTO

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月09日

やりたいと思った事を実現させる秘訣とは。

株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんが展開する
セレクトリサイクルショップ
PASS THE BATON」も、ユニークな事業です。

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「ビジネスは何やっても大変で、すぐに成功した事はない」
と遠山さん。だからこそ、そのビジネスをする「意義」を持つ事が、
自分たちの感覚の中で仕事するための秘訣なのだとか。

また、ネクタイ専門ブランド「giraffe」も、遠山さんが手がけたもの。
「もう少しサラリーマン格好良くならないかな」と
Soup Stock Tokyoよりも前に考案したのだそうです。
何度か会社側に提案したものの、採用されず、
結果として何年も後に自社での立ち上げになり
現在に至るのだとか。

今夜の選曲 : NADA SERA COMO ANTES / MILTON NASCIMENTO

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月08日

模倣では無く、オリジナルでこそ成功する

株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんをお迎えしています。

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三菱商事の情報産業グループに在籍していた当時、
何かをしたいと考え抜き、思いついたのが
「女性がスープを飲んでほっとしている姿」だったとか。
これが、Soup Stock Tokyoのきっかけになり、
"スープ"を共感の軸にして、サービス、物販などの展開に
繋がっていくのではと考えついたのだそうです。

当時、アメリカで生まれたライフスタイルを
日本で模倣する事業が増えてきた時期でしたが、
Soup Stock Tokyoは日本で作り出した発想でした。
カッコいい、儲かるという根拠で模倣するのではなく、
オリジナルで作って行く事こそが、今の成功に繋がったのだと
今になって感じると遠山さん。

今夜の選曲 : TUDO QUE VOCE PODIA SER / MILTON NASCIMENTO

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月05日

12月8日から12月12日は

株式会社スマイルズ代表の遠山正道さんをお迎えします。

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Soup Stock Tokyo他、
展開する個性的な事業についてたっぷりと伺います。

■プロフィール■
1962年生まれ、慶応義塾大学を卒業後、
三菱商事に入社され1999年「Soup Stock Tokyo」を創業。
2000年三菱商事の社内ベンチャーの第1号として、
株式会社Smilesを設立。
現在、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」。
ネクタイ専門ブランド「giraffe」と
多岐にわたり事業を展開されています。
近著に『成功することを決めた』や、
『やりたいことをやるビジネスモデル
-PASS THE BATONの軌跡』があります。

| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月05日

【Podcasting 第455回】石上阿希さん

今回のポッドキャスティングは、
12月1日から12月5日放送分、
立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員の石上阿希さんです。

| 20:50 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2014年12月05日

性の美しさを感じる、日本の春画。

立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員
石上阿希さんをお迎えしています。

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昨年10月から、今年1月まで大英博物館で開催された
春画の大規模な展覧会の来場者は、55%が女性。
クレームもなく、アンケートでは、
「西洋のポルノグラフィとの比較」の話が多かったのだとか。
春画では、女性と男性相互の喜びが描かれていて
性の美しさが感じられるなど、高評価だったのだとか。

大英博物館では、観覧者の気持ちに配慮するように、
子供がその場に描かれているもの、暴力的なものは省き、
図録でのみ解説するようにしたのだそうです。
抵抗感無く、見てもらえるように工夫をすれば
日本でも春画の展覧会がでいるはないか、と石上さん。

石上さんは現在、バーチャルミュージアム(セカンドライフ)での
春画展「春画をみる・艶本を読む」という展示もされています。

石上さんが今注目しているのは、
西川祐信という江戸中期に活躍した絵師。
幅広い業績を追い、京都の出版文化に明らかにしたいとのこと。

今夜の選曲 : BABY DON'T YOU DO IT / MARVIN GAYE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月04日

次の世代に受け継がれて行く春画の価値

立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員の
石上阿希さんをスタジオにお迎えしています。

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現代語訳されている春画は、まだ数少ないのが現状です。
出版物として、一般の人たちが手にしたものは、
主人公も一般の人たち。
もちろん、春画は作り物で真実ではありませんが、
その世界を読み、理解するのは、その時代の人たちの
生活の感覚が必要であると、石上さんはおっしゃいます。

春画はカラフルに印刷されているものが多く、
中でも金箔が使用されたりや桐箱に入っていたものもあり
高価なものでした。そのため立派な春画は、花嫁道具として
次の世代に受け継がれていたそうです。

今夜の選曲 : AIN'T THAT PECULIAR / MARVIN GAYE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月03日

女性も男性も楽しんだ春画!

立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員
石上阿希さんをお迎えしています。

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春画が、絵と文章が一緒になり、
本として作られ売られていた事はなかなか知られていません。
有名な葛飾北斎の「蛸と海女」も本の中の1枚の絵です。

絵の横に書かれているのは、男女の台詞。
その台詞を読むと、この春画か描かれている意味や、
パロディから時代の流行を感じる事が出来たりと、
絵を見るだけでは分からない楽しさがあります。

春画に描かれている女性像は作家によってそれぞれ違います。
例えば、石上さんが現代語訳した「葛飾北斎 萬福和合神」に
登場する女性たちはひたむきに強く生きる様子が描かれ、
男性を馬鹿にしたような描写はありません。

当時の記録によれば、春画の読者に女性もいたそうで、
女性読者に向けたような笑える描写も見受けられるのだとか。

今夜の選曲 : STUBBORN KIND OF FELLOW / MARVIN GAYE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月02日

春画を多くの人に見てもらうための工夫とは。

立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員
石上阿希さんをお迎えしています。

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最近では、ヨーロッパの画家たちへの影響が注目され、
春画の芸術的価値が評価されています。
春画は、多くの作り手たちの技術の高さや、
作り手の層厚みが広く、独特であるという魅力もあります。

日本においては、公共的な場である博物館で
年齢制限を持つ展覧会を開催するのは難しいのだとか。
現在では、一区画のみカーテンで仕切るなど
様々な展示の方法が試されており、
少しずつ開催に向けて議論が深まりつつあるのでは、と石上さん。

今夜の選曲 : CAN I GET A WITNESS / MARVIN GAYE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2014年12月01日

世界で認められる春画の価値。

立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員
石上阿希さんをお迎えしています。

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石上さんは日本で初めて、そして世界で2番目に
春画研究で博士号をとられました。
浮世絵や春画を研究する女性が増えています。

昨年10月から、今年1月まで大英博物館で、
春画の大規模な展覧会が開催されました。
そこで石上さんは、大英博物館特別学芸員として
プロジェクトに参加されていました。
4年掛けたこのプロジェクトは、欧米を中心に
展覧会のテーマにそった春画が集められました。

この展覧会では、大英博物館で初めて
年齢制限がかかりましたが、16歳未満あっても
保護者同伴であれば、この会場に入る事は可能でした。
「人類が残してきた文化的遺産として
 春画の価値を一般的に知らしめるということが
 認められたとのだと思います」と石上さん。

今夜の選曲 : HOW SWEET IT IS / MARVIN GAYE

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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