2006年05月31日

大切な人にエンゲージリングを贈ろう!

株式会社サハダイヤモンド代表取締役社長の今野康裕さんをお迎えして3日目は、今野さんが会社を立ち上げたきっかけについてでした。

それは、エンゲージリングを贈って欲しいから。

5万円のエンゲージリングがあったりと、小黒編集長曰く「ダイヤモンド製品の価格破壊!」のサハダイヤモンド。エンゲージリングが給料の3か月分というのは日本だけ、しかもエンゲージリングを購入するカップルが少なくなったことを残念に思い、会社を立ち上げたそう。手ごろな値段なので、エンゲージリング以外にも、ダイヤが身近になって欲しいともおっしゃっていました。


今夜の選曲: 
DIAMONDS ARE A GIRL'S BEST FRIEND / MARILYN MONROE

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月30日

ロシアを訪れて

大学を卒業して、最初に訪れた国がロシアだったという株式会社サハダイヤモンド代表取締役社長の今野康裕さん。ロシアとは、それからの縁なんだそう。

車はガソリンで走りますが、ロシアはウォッカで走るのではないか…というほど、みなさんウォッカ好き。今野さんもロシアに行くたびに、ウォッカを飲まされるんだそうです。そしておつまみは、馬やトナカイの肉を凍らしてスライスしたもの。

お酒だけ(!)ではなく、ロシアの大自然に魅了された今野さん。サハリンの川で鮭を捕ったことがあるそう。ものスゴイ数の鮭で、鮭に足を押されて、倒れるぐらいなんですって。
素晴らしい大自然…人生が変わるほど!日本の子供達を連れて行きたいそうです。


今夜の選曲: LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS / THE BEATLES

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月29日

サハ(ヤクーチア)共和国って知っていますか?

株式会社サハダイヤモンド代表取締役社長の今野康裕さんを迎えての一日目。

サハダイヤモンドのサハとは、ロシアのサハ(ヤクーチア)共和国のこと。ロシア極東の北部に位置し、ロシア連邦構成主体の中で、最大の面積(日本の8.5倍)。国土の40%は北極圏に位置し、ほぼ全域が永久凍土に覆われています。去年、愛・地球博で展示され話題となった<永久凍土から発掘されたマンモス>で有名になった、サハ(ヤクーチア)共和国です。
そこで掘り出された原石を、サハダイヤモンドの会社で研磨=ダイヤは新品なので、バージンダイヤと呼んでいるとのこと。

ちなみに、ダイヤには中古と新品があるのをご存知ですか?価値は一緒だし、区別が付きません。中古というのは、親子や質屋さんなど、人々の間をグルグル回っているダイヤのことを言うそうです。


今夜の選曲: DIAMONDS ARE FOREVER / SHIRLEY BASSEY
          〜今週は、ダイヤモンドにまつわる曲特集です

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月29日

5月29日から6月2日のゲストは…

株式会社サハダイヤモンド代表取締役社長の今野康裕さんです。

サハ(ヤクーチア)共和国のお話や、ダイヤモンドについてのお話、たっぷりとお伺いします。

| 16:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月26日

【Podcasting 第8回】 アニリール・セルカンさん

今回のポッドキャスティングは、5月22日から5月26日オンエア、工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんです。


| 20:51 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2006年05月26日

宇宙技術を地上で使えたら…

工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんを迎えての最終日は、セルカンさんが今もっとも力を注いでいるインフラリー・ライフについてでした。
インフラリー・ライフ…先端技術を応用し、インフラに依存せずに暮らせる空間技術と研究。簡単にいうと、先端技術を宇宙だけで使うのはもったいないので、地上・身近な生活で使えないか、という研究なんだそうです。例えば、災害の際、農村部など…。


今夜の選曲: LIFE ON MARS? / DAVID BOWIE

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月25日

【第19回】「築地の朝めし」 食事処 東卸(とうおろし)

ターレの基地
 今日は朝から天気よかったネ。ところで、築地場内にターレの基地があるのはご存知? ターレの説明はまあ置いといて、場内の水神社のそばに、ターレの修理屋がある。
 バイク屋よろしく、河岸の人たちがターレのチューン・アップに励む。興味本位にのぞくのは注意。私は、水神社の前で暴走ターレに引かれかけたことがある。運転手も、さながら暴れ馬をいなすようだったが、制御不能。まさにターレが生き物のように暴走していた。
 今日の朝めしは、そんな水神社のそばにある、場内の社食だ。


第19回 昭和の社食 「食事処 東卸」
 これまで、何度か築地の社食を紹介してきた。が、ここは本当に社食。しかも昭和の趣を残す社食だ。

銀ムツ730円

| 22:38 | カテゴリー:

2006年05月25日

ライフワークは古代文明の起源を求める旅

工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんは、古代文明の起源を求めるのがライフワーク。とくにシュメール文明…メソポタミア(現在のイラク)南部を占めるバビロニアの南半分の地域、またはそこに興った最古である都市文明。チグリス川とユーフラテス川の間に栄えた…は、子供の頃から興味があったそう。実際、文字としては最古といわれるシュメール文字の勉強もしたとか。



今夜の選曲: KOYAANISQATSI / PHILIP GLASS

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月24日

【第18回】「築地の朝めし」 和食かとう

築地の水曜日
 昨日の朝めし、まだ書いていないので、本当はブログお休みの水曜日に公開。
 築地の水曜日は、市場がやっていたり、しまっていたり。河岸で働いている人は、キチッと把握しているんだろうけど、築地にある編集部にいると、「良く分からない水曜日」。無性に魚が食べたくなって、河岸のほうに歩いていったらゴーストタウン。なんてこともよくある。
 雨後の竹の子に築地に増殖している、24時間営業の寿司屋チェーン以外、シャッターが下りている築地も、まあ趣きがる。市場が移転したらこうなるのかと思うと、ちょっとぞっとするが。
 昨日の朝めしは、場内のディープサウスに咲く花畑、「和食かとう」だった。ゴーストタウンとは正反対、気持ち晴れ晴れ、元気になる店だ。


第18回 魚自慢の花畑 「和食かとう」
 店に入ると、ここが「場内ディープサウス」であることを忘れてしまう。青い蛍光灯ではなく、暖色の照明が迎えてくれるからではない。この店、店員が全員女性なのだ。
 ドラえもんのような声で、注文を通すおかみさん。めしの写真を撮っていると「これも入れてあげてね〜」と味噌汁を運んできてくれた元気のよいお嬢さん。厨房の中も、女性ばかり。

アジのたたき定食 1200円

| 22:25 | カテゴリー:

2006年05月24日

日本語って素晴らしい!

工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんは、来日して7年目。日本語で好きな言葉は「縁(えん・えにし)」なんだそうです。人と人との出会いやつながりを意味する「縁」…英語やトルコ語には無い言葉。
英語を子供に学ばせるよりも、子供達にはまず日本語を学んで欲しいとセルカンさん。日本語(自国の言葉)を大切にして欲しいと、おっしゃっていました。


今夜の選曲: EHMEDO / AYNUR DOGAN

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月23日

戦争をストップすれば、宇宙へ行ける!

工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補、アニリール・セルカンさんを迎えての2日目は、セルカンさんがプロジェクトリーダーを務める宇宙エレベーターについてでした。2018年、NASAで実現する宇宙エレベーターとは、その名の通り、宇宙まで行けるエレベーター!3万6千キロの超高層ビルの設計で、すでにコンセプトは出来ているそうです。
ただ、問題は資金。セルカンさんは「一年間、戦争をやめ、武器の製造をストップし、その分のお金を投資してくれれば、7年で作る!」とのこと。世界平和が、宇宙旅行へとつながるのです。



今夜の選曲: MUSIC / SERTAB ERENER

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月22日

【第17回】「築地の朝めし」 シープ

アフリカ、アフリカ!
 きのうは、アフリカン・フェスタ。日比谷公園は、黒い人であふれかえり、太鼓の音がタムタム・ドドン。ワキウリさんもケニヤからやってきた。で、キベラロック。キベラとはナイロビ郊外のおそらく世界最大の貧民ゲットーだ。私もケニヤのサバンナにムパタ・クラブというリゾートを作ったせいで、20年以上アフリカにかかわっているが、うちのホテルも予約とれないほど混んできたし、何やらアフリカは、大きく動き出しましたネ。
 アフリカ本場のソウル・フード食いスギたので、今朝はさっぱりいこう。

オムハヤシ700円


第17回 シャビシャビのオムハヤシ シープ
 さっぱりいきたいが、やっぱりアフリカの熱気が忘れられない。干物と卵とお味噌汁、という気分じゃない。そうだ、シープに行こう。もんぜき通りにある喫茶店は、「場外では唯一のハヤシライス」を売りにしている。ある意味、ココのハヤシは、築地唯一のシロモノ。ハヤシ観が変わるくらいの一品だ。

| 21:58 | カテゴリー:

2006年05月22日

ちょっと変わった宇宙飛行士

小黒編集長曰く「お酒もタバコも好き」な、宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさん。学生の頃は、バーの店員、ミュージシャンなど、いろいろ経験なさったそうです。一方、NASAのアメリカ人宇宙飛行士は、軍にいた人が多いようで、セルカンさん曰く、真面目な人が多いそうです。

そんなセルカンさんが宇宙飛行士候補になっているのは、2016年の火星探査。片道8ヶ月、延べ2年半の宇宙旅行。シャトルの中では、もちろん火は使えないのでタバコはダメ。そこでセルカンさんは、シャトルの中で、タバコが吸える機械を開発したいと考えているとか!!


今夜の選曲: MARS / SKETCH SHOW

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月22日

5月22日から26日のゲストは…

工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんです。


〜アニリール・セルカンさん、プロフィール〜
2016年NASA宇宙飛行士候補。
1973年、ドイツ生まれのトルコ人。スイス・アメリカで学業を学び、アメリカイリノイ工科大学を卒業。その後NASAの研究員となり、宇宙エレベーターのプロジェクトリーダー。
日本では東京大学大学院工学系研究科博士、JAXA(宇宙航空研究開発機構)でも活躍中。

| 17:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月19日

第3回目の公開録音、決定!

ゲストに坂本龍一氏を迎え、ナビゲーターの小黒一三と<ロハス><エコとエゴ><デザインやライフスタイル>など様々なトークを展開していきます。

 日時:6/5(月)12:00〜13:00
 会場:東京・丸の内ビル一階、MARUCUBE 
 
  *この公開録音の優先席に、10組20名様をご招待します
  *入場無料
  *御招待当選者以外の方は立ち見となります


※※ 応募は締め切りました。沢山のご応募、ありがとうございました ※※

| 21:00 | カテゴリー:

2006年05月19日

【Podcasting 第7回】 山崎美緒さん

今回のポッドキャスティングは、5月15日から5月19日オンエア、アフリカ大陸8ヶ国、5,000㎞を自転車で旅し、その後、旅日記「マンゴーと丸坊主」を出版なさった、山崎美緒さんです。


| 20:51 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2006年05月19日

旅を終えて、伝えたいこと

アフリカを自転車で旅した山崎美緒さんをお迎えしての最終日。旅で教わったことを広めたいと、講演会も数多くなさっています。
なかでも、とくに子供達に伝えたいことは3つあり、<感謝をすること><強い思いを持つこと><何でも楽しんでやる>!これは大人にも言えることですね。

そして、アフリカを自転車で旅をしたいと思った方へのアドバイスもいただきました。
とにかく準備をすることが大事(現地の情報収集や自転車の直し方など)で、山崎さんは日本アドベンチャーサイクリストクラブで情報を得たそうです。
また、女性の必需品としては<さらし><帽子><日本手ぬぐい><付け髭…男装するため>を挙げてくださいました。

今夜の選曲: HALALA / LADYSMITH BLACK MAMBAZO

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月18日

【第16回】「築地の朝めし」 鳥藤(とりとう)

ロハスの一大イベント
 6月5日は、世界環境デー。ダイヤモンドプレゼントのソトコト7月号売日。そして、「ロハスデザイン大賞 2006」の表彰式だ。 「ロハスデザイン大賞 2006」個人審査員メンバーが審査した結果で選ばれた大賞を表彰する。審査員メンバーには、誰でもなれる。みんなは、もう審査したのかな? まだの人は、はやくお願い。

 表彰のあとは、ロハスについてのシンポジウム。坂本龍一、深澤直人、村上隆とそうそうたるメンバーが、「ロハスなデザインって何だ?」をテーマに話し合う。こんなに豪華な対談、そう実現できないよ。詳しい情報は、ロハスクラブのホームページに載っている。
http://www.lohasclub.jp


第16回 場外の一間路地にある鳥屋 鳥藤
 ブログを始めてから、雨の日が多い。五月晴れをすっとばして、もう梅雨入りか? 開き直って、雨も捨てたモンじゃない、と考えたらある風景が浮かんだ。築地場外の路地。幅1間くらいの道の両側に、店が並んでいる。ヒサシが出ているから、濡れずに歩ける。でも、店によってヒサシの幅が違うから、真ん中歩いていると、たまに濡れてしまう。そんな中に、「鳥藤」はある。

| 21:14 | カテゴリー:

2006年05月18日

ナミビアは月面世界

アフリカ大陸の8ヶ国、5,000㎞を自転車で旅し、その後、旅日記「マンゴーと丸坊主」を出版なさった山崎美緒さん。
思い出に残る景色は、ナミビア。砂漠地帯が100キロ続く何も無い無人地帯を、一人自転車で走っていたときの風景なんだそうです。まるで月面を走っているかのようとも。

そのほかには、ヴィクトリアフォールズの水の綺麗さ、ゴールの喜望峰の海のキラメキ…忘れられないそうです。

今夜の選曲: UTSHWALA BEGAZATI / AMASWAZI EMVELO

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月17日

ボブ・マーレーは神様!?

アフリカ自転車5000キロの旅を成功させた山崎美緒さんをお迎えして4日目は、音楽についてのお話でした。
カセットテープを持ち歩いて、いつでもどこでも音楽に合わせて踊りだす…というアフリカの人々。HIP HOP、リンガラ音楽(現地の音楽)など、そのバリエーションはさまざま。とくに、エチオピアの血を引くボブ・マーレーは神格化しているそうです。


今夜の選曲: LIVELY UP YOURSELF / BOB MARLEY & THE WAILERS

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月16日

【第15回】「築地の朝めし」 江戸川

丸の内で、ヨガをやります
 6月2日〜6月5日に、東京駅スグの丸の内ビルで、「ロハスデザイン・ウィーク 2006」を開催する。私が代表理事を務める、ロハスクラブが主催するイベントだ。メインは、生活者の皆さんからの投票で決定する、「ロハスデザイン大賞 2006」。誰でも、ホームページ上で登録するだけで投票できる。特典として、オリジナルのエコバッグや、グリーン電力もついてくる。まだ投票していない人はスグに登録してネ。
http://www.lohasclub.jp

 この「ロハスデザイン・ウィーク 2006」の一環として、ヨガをやる。丸ビルのホールを全部板敷きにした、巨大ヨガスタジオを作っちゃう。私はヨガについてはよく知らない。でも、100人以上の人が、ヨガのポーズをしている姿を想像すると、なんだかワクワクする。老若男女がくんずほぐれつ、ではない。インド思想がルーツのヨガを、100人いっぺんにやる。一人ひとりのパワーが集まって、とんでもないことになるかもな。丸ビルごと吹っ飛ぶような、ものすごい力が生まれたらおもしろい。そこまで行かなくても、誰かの病気が治るとか、疳の虫が収まるとか。私の好きな、「超常現象」の世界だ。


第15回 定食のない定食屋 江戸川
 ヨガをやると、体の中からキレイになるらしい。ホントかどうか、試してみたい気もする。築地でも、体の中からキレイになるような飯やはないのか? 思いついたのは江戸川。人によってはカロリー過多にも、お酒でベロベロにもなる。ご用心。


アジの干物370円、ご飯260円、味噌汁130円、生タマゴ70円

| 21:35 | カテゴリー:

2006年05月16日

現地の人々の温かいサポート

大学を休学し、半年かけて自転車アフリカ5000キロの旅を成功させた山崎美緒さん。
やはり初めての自転車旅は不安…そこで日本アドベンチャーサイクリストクラブで情報を収集してから、旅に出たそうです。
そして、旅先での現地の人々のサポートもあってこその成功。マラウィで足が感染症にかかってしまい、なんと麻酔無しで手術を受け山崎さん。この先、どうなるかと落ち込んでいたときに、村の人々はとても献身的にしてくれたそうです。食べ物を持ってきてくれたり、励ましてくれたり…とても感謝しているとのことでした。

今夜の選曲: KWA MFAZI ONGE MAMA / MAHLATHINI

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月15日

【第14回】「築地の朝めし」 きつねや

沖縄で微生物のパワーを知る
 先週末は、沖縄出張。デトックスの最先端の、EMスパに行ってきた。同行していただいたのは、世界文化社の加治さん。ドマーニ花塚編集長、日経ヘルスの西沢編集長、そしてホテル評論では日本一のノンフィクション作家の桐山君だ。桐山君以外は、異常な健康フェチ。
 でも驚いたネ。あの沖縄ヒルトンがこんな形でよみがえっているとは、詳しくはソトコトみてネ。EM生みの親、ヒガ先生とも会えたし、微生物の世界はとんでもないことになってました。古タイヤが重油に戻ったり、ヒガ先生のシントロピー理論は世界を変えるネ。次回は我々みたいな文学頭ではなく、科学頭をつれていこう。EMバラまきゃ、この築地も、クリーンで、臭いもしなくなるという。ゴミもゼロなんて、ホンマかいなと、今朝の朝めしは「きつねや」に決めた。


第14回 カオティック鉄鍋 きつねや
 で、今日はホルモン煮の「きつねや」。もんぜき通りの、ゴチャゴチャした一画にある。新大橋通りを往来するトラックやら、歩道を駆け抜ける小車やらが行き交う中、店頭でホルモン、たまねぎ、こんにゃくなどがグツグツと鉄鍋で煮込まれている。まさに、EMをバラまくと、消えてなくなりそうな店。でも、これが築地らしさとも言える。

ホルモン煮550円。ごはん(並)220円。

| 21:39 | カテゴリー:

2006年05月15日

アフリカ旅のきっかけ

アフリカを自転車で横断した山崎美緒さんをお迎えしての一日目。
1982年、大阪府で生まれ、大阪外語大学ではスワヒリ語を専攻した山崎さん。マイナーな言語を習得したいとスワヒリ語を選んだそうです。そして現地を自分の目で見てみていたいと、今から1年半前(大学3年生のとき)休学して、アフリカ自転車5000キロの旅を敢行!半年の旅で、予算は60万円で済んだそうです。
胸にさらしを巻き、丸坊主にしてのアフリカ旅…くわしいお話は、明日以降…。



今夜の選曲: LA DROGUE / ALI FARKA TOURE

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月12日

5月15日から5月19日のゲストは…

アフリカ大陸の8ヶ国、5,000㎞を自転車で旅し、その後、旅日記「マンゴーと丸坊主」を出版なさった、山崎美緒さんです。


女性ならではの旅のエピソードや思い出に残る風景、エピソード、旅から学んだことなど、たっぷりとお話をお伺いします。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月12日

【Podcasting 第6回】 大地康雄さん

今回のポッドキャスティングは、5月8日から5月12日オンエア、俳優の大地康雄さんゲスト週です。


| 20:51 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2006年05月12日

俳優:大地康雄のルーツ

俳優の大地康雄さんをお迎えしての最終日。
最初に弟子入りした伊藤雄之助さんから言われた言葉を、ずっと守り続けているというお話でした。その言葉とは…「三流になるんだったら、いまからやめろ。やるんだったら一流になれ!」「ニセモノは絶対にやるな!」。
伊藤雄之助さんからは本物のセンス・感覚・考え方を教えてもらったそうです。


今夜の選曲: HALLELUJAH I LOVE HER SO / RAY CHARLES

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月12日

第2回目の公開録音、決定!

5月21日(日)の午後、丸ビル地下1階のLOHAS KITCHEN&BARで公開録音を実施します!

ゲストに、東麻布にあるイタリアンレストラン「カメレオン」のオーナーシェフ:荻原雅彦さんをお迎えして、料理へのこだわり、スローフード、ワンポイントアドバイスなどをお話いただきます。

抽選で10組20名さまをご招待.

 ※※5月12日(金)で応募を〆切らさせていただきました※※
     たくさんのご応募、ありがとうございました。

| 19:00 | カテゴリー:

2006年05月12日

【第13回】「築地の朝めし」 あんこう屋高はし

雑誌屋の人間関係
 昨晩は、久々に痛飲した。お相手は、シドニーより、久しぶりに帰国した、マガジンハウス時代の先輩ノブさん。私は、50年以上生きているが、この信原さんほど、勝手な人間に会ったことがない。人の話きかずにしゃべりっぱなし、自分から誘っといて勘定はぜったい払わない。話しは結局、自分が偉いというオチで終わってしまう。団塊世代の典型だ。
 では何故そんな奴と飲むのか。しかも、昨日は途中のタクシーの中で、一緒に飲んでたカメラマンの菊池とケンカ。もう、ほとんど脳死のただのバカ。しかし、ここが雑誌編集者のヘンなとこで、この“ワケのワカらん”人間関係こそが命なんですねェ。平たくいえばマゾ。自分が納得できない普通人ならムダな時間をいかに豊穣のときに昇華するか。ここをくぐりぬけないと、プロの編集者にはなれない。
 ホント、やめたほうがいいよ、こんな商売。私は、娘が全く関係ない世界で社会人になってくれてホッとしている。かあちゃんに感謝。というワケで、今日の築地は、そんなノブさんみたいな勝手な人が、朝からうごめいている、築地場内、ディープ・サウスの、8号棟「高はし」へ直行。


第13回 朝なら行列なし! あんこう屋高はし
 波除神社の方から場内に入ると、右手奥。がんセンターの方から入って右手が築地場内のディープサウス。観光客が行列を作る寿司屋から、洋食屋や定食屋などの飲食店、河岸の人向けの商店などが軒を連ねる一帯、8号館に「あんこう屋高橋」がある。昼時に行くと、たいがい行列ができている。並ばずに入れるのは朝めしの特権だ。もっとも、観光客は朝から寿司屋に並んでいるが。

刺身定食1300円。刺身のほか、ご飯と味噌汁、小鉢、おしんこがつく。

| 15:43 | カテゴリー:

2006年05月11日

農業に携わる男性はカッコイイ!

映画「恋するトマト」の脚本や役作りのために、実際、農家を訪ね歩いた、俳優の大地康雄さん。
そこで出会った男性は、魅力的でカッコイイ方ばかりだったそうです。大切な食べ物は自分で作る、機械は自分で直す、小屋も作る…生きていく力、人間力の強さに感心したとか。大地さんが女性だったら惚れてしまうとも!
そういった人間力もあらわした映画「恋するトマト」。ぜひ、次の時代を考えるヒントになればとおっしゃっていました。特に若い世代に見てもらいたいそうです。

今夜の選曲: WHEN A MAN LOVES A WOMAN / PERCY SLEDGE

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月11日

【第12回】「築地の朝めし」 魚四季(うおしき)

築地の大動脈を突っ切る
 今日は、今週初めにお約束した厚生会館の名店にご案内。晴海どおりからスグ入れるが、私がおすすめしたい迷宮めぐりコースがある。お馴染み、波除神社のワキを隅田川のほうに入る。トラック、ターレ、荷車、自転車、バイクが入り乱れており、ボヤっとしていると、轢かれちゃう。怒鳴られるかもしれないが、それも河岸のご挨拶。
 右手に見えるは、いわゆる場内市場。左手が駐車場。つまり、買出し終わった人が、荷物を車に積み込む動線のド真ん中を突っ切る。築地の大動脈を横断するワケだ。いかにもアジア的な、雑多でエネルギッシュな空気が楽しめる。まあ、朝めし前に、ターレやトラックが吐き出す黒煙も吸い込むことになるんだが。


右手は場内だ

ヒト、ターレ、自転車の3連星

 そして正面が冷蔵倉庫群。運がよければ、扉を開け閉めする度に白い煙が立ち上がるシーンを見ることができる。夏の暑いときなんかに、汗をかきかきこのコースをたどり、冷蔵倉庫前で冷たい白煙を仰ぎ見る。私が好きな、築地の1シーンだ。
冷蔵倉庫を左に行けば、目指す厚生会館。そして、ガイドブックに登場しない名店「魚四季」がある。


第12回 秘密の花園 魚四季
 厚生会館には、宿泊施設があり、大浴場がある。屋上はなんと体育館だ。前にも書いたとおり、築地の中ではキレイでゆっくりできるトイレがあるので、覚えておいた方がいい。目指す「魚四季」は厚生会館の1階にある。ここのマグロは結構いける、実家がマグロの私が自信を持っておススメできる。朝は、魚四季朝定食がいい。ガイドブックなんかには載っていないが、量もほどほどで、マグロのブツがつく。

魚四季朝定食 630円

| 10:36 | カテゴリー:

2006年05月10日

日本の農業の現状は…

俳優の大地康雄さんをお迎えして3日目。
映画「恋するトマト」のために、映画の舞台、茨城に2年通いながら農業の勉強をしたそうです。独身の方々と寝起きを共にし、生の声を聞きながら、脚本におこし、役作りをしたそう。そんな農家で教えてもらったこと…後継者が少なく、近い将来、食べ物を作る人間がいなくなるということ。食べ物は輸入に頼ることになるということ…。

映画の影響もあって、大地さんは都内に畑を持ち、トマト・なす・きゅうりなどを無農薬で作っているそうです。土と触れて、自分自身が癒される…心の健康にすごくイイとおっしゃっていました。


今夜の選曲: I'LL BE AROUND / SPINNERS

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月09日

映画「恋するトマト」

5月13日から公開の映画「恋するトマト」で企画・脚本・制作総指揮を担当し、自らが主演俳優でもある大地康雄さん。

フィリピンが舞台の映画なんですが、一番最初にクランクインしたのは<トマト>なんだそうです。自然にお任せするしかないトマトの生長…。もともと気候の関係でミニトマトしか出来なかったフィリピンでしたが、この映画のために、大玉トマトの栽培にも成功したそうです。
また、主人公を演じる大地さん。35年の俳優人生の中で、初めてラブシーンを演じたそうです。念願がようやく叶ったんだとか!


今夜の選曲: TELL IT LIKE IT IS / AARON NEVILLE

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月09日

【第11回】「築地の朝めし」 トミーナ

女性と行く築地
 築地に来る素人さんたちを見ていると、カップルでやってきるのも少なくない。モノを食べることは、人間が生きていくためには毎日欠かせないことだ。食の相性があうかどうかは、カップルが長続きするかどうかを決める重要なポイントかもしれない。他の相性も重要だけどね。
 魚河岸は、ちょうどいい「テスト」になる。魚はもちろん、野菜もある。肉も多少はある。なにより、独特の雰囲気がある。相方が、「汚い、臭い」などといい始めたら、即刻分かれなさい。私たちが食べるものは、いろいろなところから巡り巡ってやってくる。その過程を知ろうとしないで、食べ物についてあれや、これやというのは意味がない。
 説教臭くなったが、今日の築地ルール「たまには築地でデートしなさい」。逢瀬の後で、朝から築地で朝めし、というのも色っぽくていいネ。


第11回 場内のイタリアン食堂 トミーナ
 朝、編集部に行くと、女性編集者がいた。なんだかんだで、付き合いが長いのだが、この女性とは食の好みが合わない。彼女は無類の「肉好き」。築地に編集部があるのが、かわいそうになるくらい。
「おう、おはよう」と声をかけると、
「小黒さん、今朝の“朝めしブログ”もう行きました? 一緒にいきませんか?」
このブログ初となる、同伴者ありの朝めしだ。肉好きの彼女でも平気な店、場内の「トミーナ」に行く。

生たらこの和風醤油だし風味 1500円

| 10:01 | カテゴリー:

2006年05月08日

【第10回】「築地の朝めし」 長生庵

築地にある「秘密の花園」
 早いもので(遅々として進まず、ともいう)、このブログも10回目だ。改めて、築地の朝をウロウロすると、気持ちのいいもんだ。連休中も、朝からハラが減って仕方がない。で連休明け、私もみなさんもお待ちかねのブログ再スタートだ。
 本日、築地は連休明けで大にぎわい。曇り空もなんのその、怒号うずまく場内を避けて、本日はとっておき、秘密の花園を教えちゃおう。

 外から来た人にとって、市場の一番の問題はトイレ。清潔でゆっくりできるとこがない。というワケで、めし屋以外にも、私は秘密のトイレを隠しもっているワケだが、波除神社ワキの冷蔵倉庫街をぬけたとこに、厚生会館がある。勝どき橋のすぐ近く。ゆっくりトイレで思索もできる。ここには、いいめし屋がある。ガイドブックにも載っていない。こういういい話は、すぐには教えてあげない。明日行くことにしよう。明日のブログを楽しみに。

 さて、すっきりしたところで、晴海通りを銀座方面へ。昔は川だった名残を残すあたりに駐車場がある。ここにもトイレがあって、タクシー運転手がよく利用しているが、よほどの緊急事態じゃない限りは、やめた方がいい。その脇を入っていくと、そばの店、「長生庵」がある。


第10回  市場でゆっくりそばをすする 長生庵
 市場の喧騒もいいけど、ちょっとゆっくりしたいとき、この「長生庵」に来る。穴子南蛮なんかが人気メニューなんだが、私の好みは「冷かもせいろ」。やっぱり、ソバは「ズゾゾ」とすすって食べるもので、熱いツユにつかったやつを、「フーフー、ズルズル」なんて食べ方は粋じゃない。と私は思う。

冷かもせいろ1100円

| 21:05 | カテゴリー:

2006年05月08日

衝撃的なアフリカの旅

俳優:大地康雄さんをお迎えしての一日目は、小黒編集長との出会いの場:アフリカのお話でした。

ヤギに草を与えるため、移動しながら旅をする少年に出会った大地さん。少年に食事はどうしているのかと訊ねると、それはなんとヤギの血!首飾り代わりの小さなナイフで、ヤギの目の下を小さく切って、その血をコップに溜めて飲む…。それで5日間は大丈夫と少年。この出来事に大地さんは大きな衝撃を受けたそうです。その後、少年の故郷、ケニアの北部・トゥルカナにも連れて行ってもらった大地さん。貧しいけれど、オシャレで、歯も真っ白。さっそうと歩くトゥルカナ族のみなさんに、これまた衝撃を受けたそうです。


今夜の選曲: IN YOUR EYES / PETER GABRIEL

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月08日

5月8日(月)から12日(金)までのゲストは…

俳優の大地康雄さんです。


5月13日から公開の映画「恋するトマト」のお話や、農業のお話、アフリカの旅のお話など、たっぷりとお話してくださいます。

| 11:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月05日

【Podcasting 第5回】 堀越千秋さん

今回のポッドキャスティングは、5月1日(月)から5日(金)放送、
スペイン在住の画家でありカンテの名手の堀越千秋さんゲスト週です。


| 20:51 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2006年05月05日

ゴッホと良寛和尚

スペイン在住の画家:堀越千秋さんを迎えての最終日。
堀越さんは、ゴッホと良寛和尚が心の支えなんだそうです。そのココロは…物質的に恵まれない生活でも、素晴らしい作品(書や絵画)を残している…。


堀越さんの常設展(ドンキホーテの原画展)はアートガイア河口湖ミュージアムで見ることが出来ます。

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月04日

堀越流・スペインの旅案内

スペイン在住の堀越千秋さんが「スペインに行くならココ!」は、トレド・アンダルシア・バスク。
とくに、バスクのサンセバスチャンという村は、堀越さん曰く「美食の秋葉原」。レストラン・バルが多く、しかも全てが競い合っているから、まずかったら潰れるんだそうです。
また、街もいいけど、なるべく村に行ったほうがいいとのこと。どこの村でもOK。レンタカーでの移動がおススメだそうです。宿はバルの2階はいかがでしょう。

spain ryouri.jpg


今夜の選曲: BULERIAS / DIEGO DEL GASTOR

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月03日

カンテにはオチがない

画家でありカンテの名手:堀越千秋さんをお迎えして3日目。今夜は「カンテとは?」というお話でした。
堀越さんがカンテを歌いだした理由は、スペインで仲間と飲んでいると、みんながカンテを唄いだすので、いつしか自分も唄うように…。
ちなみに、カンテの歌詞は悲しいものが多いとか。♪お母さんが病気で〜、でもお金が無い〜♪オチがなくただ叫んでいるだけなんだそうです。


今夜の選曲: BULERIA POR SOLEA / 堀越千秋

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月02日

奴はとってもフラメンコだ!

堀越千秋さんは、スペイン在住の画家であり、カンテの名手。
カンテとは、フラメンコの唄のこと。そして人のことでもあります。ちなみにフラメンコは男性、フラメンカは女性をさすそう。
また、フラメンコは生き方そのものを表すことも。「奴はとってもフラメンコだ!」は「かっこいい」という意味なんだそうです。


今夜の選曲: 
SOLEARES / LA NINA DE LOS PEINES
DEBLA Y MARTINETE / 堀越千秋

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月02日

【第9回】「築地の朝めし」 虎杖(いたどり)

ダイヤの波動の効き目とは?
 昨日の夜はちょい飲みスギ。なにせ、日本のダイヤ王、今野さんと福岡先生、川島先生の鼎談だ。テーマは、「ダイヤは波動を発しているか」。その波動で元気になったり、運が好転するかといった、私の大スキな「未知との遭遇」。この企画は、ソトコト7周年の7月号で、なんとダイヤ100コをプレゼントするという、大盤振る舞い。ダイヤに囲まれた昨夜の晩餐、なぜか皆、興奮していたネ。

 お酒を飲みすぎた次の日は、ちょっと朝寝をしてみる。連休の狭間に働くなんて、ロクでもない。でも今日は、ソトコト6月号の発売日。書店や売店をのぞきながら、編集部のある築地へ向かう。


第9回 京の錦市場からきたカレーうどん 虎杖(いたどり)
 “ダイヤの波動”が頭から離れない。さらなる、「未知との遭遇」を求めて、ロハスの聖地・熊野古道の名物でも食べようかと店に行く。なんと、連休でおやすみ。この店のレポートは、またの回のお楽しみ。
 しょうがないので編集部に戻るが、やっぱり“ダイヤの波動”が気になる。理論的に説明できないこと、理解できないことというのは、ものすごく人間の興味を引くものだ。そういう不思議な力を持つ場所といえば熊野古道だが、今日は休み。替わりに、京都からきたカレーうどんを食べることにする。

あなご天入りうどんは1300円

| 10:48 | カテゴリー:

2006年05月01日

1976年のスペインは混沌としていた

堀越千秋さんを迎えての第1回目は、堀越さんが始めてスペインに行ったときのお話から始まりました。

リトグラフの勉強のため、スペインの学校に入り、初めてスペインの土を踏んだのは1976年。独裁者だったフランシスコ・フランコ・バハモンデが亡くなって翌年のことでした。国内はクーデターの噂もあちこちであり、混沌としていたそうです。


今夜の選曲: 
SOLEARES / DIEGO DEL GASTOR 〜堀越さんが敬愛するギタリスト

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月01日

5月1日(月)から5日(金)までのゲストは…

スペイン在住の画家でありカンテの名手:堀越千秋さんです。


〜堀越千秋さんプロフィール〜
東京芸術大学・大学院油画科修了。1976年スペイン政府給費留学生として渡西。以後、マドリッドを中心に活動し、絵画、立体、壁画などで、世界各国で個展を開催 。
さらに、カンテ(フラメンコの唄)、エッセイといったさまざまな分野で活躍されています。

著書は「スペインうやむや日記」「アンダルシアは眠らない」「スペイン七千夜一夜」絵本に「ふえるふえる」があります。また近著として、昨年「ドン・キホーテ・デ・千秋」(木楽舎)を刊行。
「武満徹全集」(小学館) 装画は、「経済産業大臣賞」受賞。壁画制作ではパリKUPKAビル、大蔵省印刷局鎌倉保養所等。銅像ではスペインの伝統的フラメンコ歌手・ラファエル・ロメーロの銅像。表紙制作ではノーベル賞作家・カミロ・ホセ・セラの表紙制作も手がけています。

| 19:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2006年05月01日

【第8回】「築地の朝めし」 東都グリル

根津、築地。ノスタルジー考
 根津の谷って知ってますか。きのうもフラフラ行っちまったんだが、最近私がハマっている下町散歩で必ず寄る店。オーガニックな、ロハスな店で、置くに自然食レストランもあり、こちらは未食。とにかく、店に入った瞬間、異次元。店の主の視線と合ったときには、昭和30年代にいっきにタイムトリップできる。

根津で買った梅ガム。5月2日発売のソトコトもよろしく

 魚河岸も、優れた外国人観光客にはそんなとこなんだろうな。はるかボストン、NYという世界の知性の頂からやってきた人にとって、今の東京にはアジアのカオスとサムライ文化へのノスタルジーを感じさせる場所が唯一築地なんだろうネ。ベスターというハーバード大学の人類学者が昨年出版した、「ツキジ」には、たっぷりと彼の感じる時空を超えた異国情緒がつめこまれてます。もうすぐ出版するから待っててネ。今日は、そのベクター博士がおススメする店、東都グリルで朝めし。


第8回 築地の社食で、朝からがっつり大ジョッキ! 東都グリル
 晴海通りから、波除神社へ向かう右側地下1階が「東都グリル」。店に入って、いきなり目に入ってきたのが、飲み干した大ジョッキと赤ら顔のおじさん。「朝からいいなあ」と思っちゃいけない、彼らは少なくとも5時間は労働している。築地と日本には、5時間の時差があるんだから。

| 10:17 | カテゴリー:


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