2025年04月06日
ブラジル大使館で開催中「セルジオ・ロドリゲス&リカルド・ファザネロ展〜異彩なブラジリアン・モダニズムを探る」
★セルジオ・ロドリゲス&リカルド・ファザネロ展
〜異彩なブラジリアン・モダニズムを探る
Sergio Rodrigues & Ricardo Fasanello」
2025年4月1日(火)〜18日(金)11:00〜17:00(入場は16:30まで)
※土曜、日曜は休館
@駐日ブラジル大使館(東京都港区北青山2-11-12)
入場無料
主催:Art Modern Japan (CASA DE)
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セルジオ・ロドリゲスとリカルド・ファザネロ。20世紀後半に活躍したブラジルのインテリア・デザイナー2人の作品展です。
セルジオ・ロドリゲスは、ブラジルの伝統的な素材、先住民の生活の知恵などを参考に、機能性よりも快適さにこだわった家具をデザイン。生活の道具だった家具がアートとして評価されるきっかけを作ったパイオニアでした。
1950年代後半、リオを拠点に活躍を始めました。その時代に生まれた音楽に例えて「ボサノヴァ・デザイナー」とも呼ばれたそうです。その後、セルジオはリオにレストランをオープン。同い年のアントニオ・カルロス・ジョビン、ヴィニシウス・ヂ・モライスなど大勢の文化人が集まって交流する場となったそうです。
リカルド・ファザネロはセルジオ・ロドリゲスとほぼ同世代。1960年代、レーシングカーのデザインから家具のデザインに転向して、グラスファイバー、ポリエステルの樹脂といった新しい素材をブラジルで、いち早く取り入れました。
Molearmchair_Sergio Rodrigues(写真提供:Art Modern Japan / CASA DE)
Anel Armchair-Ricardo Fasanello(写真提供:Art Modern Japan / CASA DE)