SAUDE! SAUDADE... blog

次週8月6日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。

▼9月来日、ベベウ・ジルベルト。11月来日、チン・ベルナルデス。日本でライヴを行なうブラジルの音楽家たち

▼8月7日が81歳の誕生日。滝川クリステルも大ファンの、カエターノ・ヴェローゾの名曲の歌詞をご紹介

▼亡くなったジェーン・バーキンさんをしのぶコーナー。え？この人とのデュエットも！？

次週7月30日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。

カルチャー・トピックは・・・

▼ブラジル、ミナスジェライス州の大自然の中にある野外美術館「イニョチン」に、草間彌生の常設ギャラリーがオープン！

▼南フランスの山間の町で開催される「ラベンダー祭り」は、ミニ・カーニヴァル？

★ラテンビート映画祭 presents「フラメンコ！フラメンコ」

1950〜60年代に制作・公開された、フラメンコを描いたスペインの名作映画２作品が、この夏、リバイバル上映されます。

ラテンビート映画祭 presents「フラメンコ！フラメンコ」公式サイト

『フラメンコの魔性と神秘』（1952）
スペイン / 73 分 / カラー
原題：Duende y Misterio del Flamenco
監督・製作・脚本：エドガー・ネヴィル
出演：グラン・アントニオ、ピラール・ロペス、ベルナルダ・デ・ウトレーラ

7/28（金）ー 8/3（木） ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映　
＊各⽇１回上映

スペイン南部・アンダルシア地方で暮らす人々の姿を織り交ぜながら、フラメンコ の様々なスタイルを紹介していくドキュメンタリー作品。当時のスペインを代表するフラメンコ・ ダンサーたちによる珠玉のパフォーマンスが演奏とともに、壮大な景色に彩られて映し出される。

1953 年のカンヌ国際映画祭に出品されて特別賞・ダンス賞を受賞。当時失われてしまっ ていた尊厳をフラメンコに再び与えた傑作として、“史上最高のフラメンコ映画”との世界的評 価を集めている。

滝川クリステルも絶賛！

『ロス・タラントス〜バルセロナ物語』（1963）

スペイン / 83分 / カラー
原題：Los Tarantos
監督・脚本：フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ
出演：カルメン・アマジャ、ダニエル・マルティン、サラ・レサーナ

8/4（金）ー 10（木） ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映　
＊各⽇１回上映

1963年度アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた悲恋の物語。
日本では1991年、東山紀之、牧瀬里穂の共演で舞台版も上演された。

JOYCE MORENO "NATUREZA"
ジョイス・モレーノ "ナトゥレーザ"

2023年7月31日（月）8月1日（火）2日（水）
@BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 5:00pm / Start 6:00pm
[2nd] Open 7:45pm / Start 8:30pm
MORE INFO & RESERVATION

Joyce Moreno(vo,g) ジョイス・モレーノ（ヴォーカル、ギター）
Tutty Moreno(ds) トゥチ・モレーノ（ドラムス）
Rodolfo Stroeter(b) ロドルフォ・ストロエテール（ベース）
Helio Alves(p) エリオ・アルヴェス（ピアノ）

90年代前半から30年以上、毎年欠かさず来日していたジョイス（現在名：ジョイス・モレーノ）がコロナ禍による休止を経て４年ぶりに来日！　公私に及ぶパートナーのトゥチ・モレーノをはじめ長年、共演しているメンバーとの、息もぴったりのバンドでのライヴです。

1977年、29歳の年にニューヨークでレコーディングし、以来45年を経て昨年、初めてリリースされたアルバム「ナトゥレーザ」（名曲「フェミニーナ」初録音！）のリリース・ライヴとなります。

【追記】Preview for Live at Blue Note Tokyo

Sambaqui Jazz Trio feat. Tutty Moreno, Helio Alves & Rodolfo Stroeter with Marcelo Kimura (7.28fri)
2023年7月28日（金）29日（土）@恵比寿Blue Noe Place

Open & DJ : 18:00
LIVE 1st set : 19:00 - intermission - LIVE 2nd set : 20:15
DJ : 20:45
End DJ : 22:00
Close : 23:00 (ドリンク L.O : 22:30)
＊LIVE ：1 ステージ（前半／後半）入れ替えなし

【MEMBER】トゥチ・モレーノ（ドラムス）エリオ・アルヴェス（ピアノ）ロドルフォ・ストロエテール（ベース）
マルセロ木村（ギター）*7.28fri. のみ
【MUSIC SELECTOR】＜7.28 fri.＞中原仁 ＜7.29 sat.＞櫻井喜次郎

ジョイス・モレーノのパートナー且つ名ドラマーのトゥチ・モレーノを中心としたブラジル音楽の名手が集うトリオ" Samba from here" によるライブが実現！

MORE INFO & RESERVATION

JOYCE MORENO Solo
2023年7月30日（日）@恵比寿Blue Noe Place
Open & DJ : 18:00
LIVE ：19:30
Start DJ : 20:00
End DJ : 22:00
Close : 22:30 (ドリンク L.O : 22:00)
* LIVE ：1 ステージ（30分）
【MEMBER】ジョイス・モレーノ（ヴォーカル、ギター）
【MUSIC SELECTOR】後藤亜実
MORE INFO & RESERVATION

2018年10月2日、六本木ヒルズアリーナでジョイス・モレーノを迎えて開催した、番組の放送30周年記念スペシャル・ライヴ

次週7月23日は、ブラジルとスペインへの音楽の旅にご案内します。

▼まもなくブラジルから４年ぶりに来日、ライヴを行なうジョイス・モレーノ。プレヴュー・ライヴも開催！

▼今月、初来日して大絶賛、大反響を巻き起こした、ブラジルＺ世代のスーパー・グループ、バーラ・デゼージョ。オリジナルのエコロジー・ソングの歌詞をご紹介。

▼今月末から、ラテンビート映画祭 PRESENTS「フラメンコ！フラメンコ！」で上映される歴史的名作ドキュメンター「フラメンコの魔性と神秘」（1952年）をご紹介。

2023年7月16日放送、ブラジルのカルチャー・トピックは、日本からの移民が開発し現在は世界最大の東洋人街となった、サンパウロのリベルダージ地区の歴史にまつわる話を、現地在住の音楽家、島田愛加さんのご了解を得て、島田さんのブログ記事をもとにご紹介しました。

出典は、島田さんがブロガーをつとめるNEWSWEEK日本版・南米街角クラブ『なぜ東洋人街リベルダージの広場が「アフリカ - ジャパン」に改称されたのか』

島田愛加さんのnote

島田さんがブラジルに渡る前の2014年、SAÚDE! SAUDADE... CARNAVAL2014に、モシダーヂ・ヴァガブンダ・バテリア・ノタミウのサックス奏者として出演したときの写真

次週7月16日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。

▼サンパウロの東洋人街、リベルダーヂ。地下鉄の駅名は「JAPÃO LIBERDADE」となりましたが、実はもともとアフリカとのつながりがあった土地。その歴史とは？

▼水の都ヴェネツィアで開催中、「フェスタ・デル・レデントーレ（救世主の祭り）」

FESTIVAL BRASIL 2023
第16回ブラジルフェスティバル

日時：7月15日（土）16日（日）11時〜19時
会場：代々木公園イベント広場
入場無料
主催：在日ブラジル商工会議所（CCBJ）
公式サイト

場内にはブラジルの料理とドリンク、ファッションや雑貨などの店が出店。
野外ステージでは、ブラジル音楽のフリーライヴも行われます。

「サウージ！サウダージ」のオススメは、場内にオープンするカポエイラのスペース。

かつてブラジルに奴隷として連れてこられたアフリカ人たちが、格闘技とダンスをミックスして作り上げたカポエイラのアクロバティックなパフォーマンス、そしてカポエイラの本場、ブラジルのバイーアの音楽を演奏するパーカッション・グループとのコラボレーションも行ないます。

同じ日に開催の「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO」の会場、国立代々木競技場・第一体育館のすぐ近くですので、「INSPIRE TOKYO」にお越しのリスナーの方々も空き時間に足を伸ばせば、ブラジルへのヴァーチャル・トリップを楽しめます。

次週7月9日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。

▼7月15日と16日、代々木公園イベント広場で開催される「BRASIL FESTIVAL」を紹介。ブラジル料理が食べられます。「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023」の会場、国立代々木競技場第一体育館のすぐ近く！

▼7月9日が命日。ボサノヴァの詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライス作の名曲の歌詞を紹介。

▼フランスのブルターニュ地方、ラ・ガシリーで開催中の野外写真展を紹介。20回目を迎えた今年のテーマは「自然の遺産」。