2021年12月26日
1/2は小野リサがゲスト。スタジオライヴ生演奏も!
2022年最初の放送、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
ゲストは小野リサ。ブラジル、フランス、日本の正月について、滝川クリステルとトークします。
小野リサの歌い初め(スタジオライヴ生演奏)も!
2022年最初の放送、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
ゲストは小野リサ。ブラジル、フランス、日本の正月について、滝川クリステルとトークします。
小野リサの歌い初め(スタジオライヴ生演奏)も!
J-WAVE[NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌「e-magazine ラティーナ」と共同主催、26回目を迎えたブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2021年ブラジル・ディスク大賞」。リスナーの皆様からの投票(総数3,376票。この5年間で最多)をもとに、2021年の結果が決定しました。
<1位>
マリーザ・モンチ「ポルタス」
Marisa Monte「Portas」
(SONY MUSIC LABELS / SICP 6401)
363票
女王マリーザ・モンチ、スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては10年ぶり、7月にデジタル・リリースされ11月には日本盤CDもリリースされた新作が、2位と20票弱の差でブラジル・ディスク大賞史上最多となる、6度目の1位を獲得(トリバリスタスの2作品を含む)。タイトルの意味は「扉(複数形)」です。約20年ぶりにアート・リンゼイと共同プロデュースした曲から、ロス・エルマーノス出身のマルセロ・カメーロとの初コラボ、トリバリスタスの盟友カルリーニョス・ブラウンの息子シコ・ブラウンと共作した曲など多彩です。
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<2位>
カエターノ・ヴェローゾ「メウ・ココ」
Caetano Veloso「Meu Coco」
(SONY MUSIC LABELS / SICP 6420 : 2022年1月19日発売)
345票
2022年に80歳を迎えるカエターノ・ヴェローゾ。同い年のジルべルト・ジルとのデュオ・コンサートのライヴ・アルバム「DOIS AMIGOS, UN SECULO DE MUSICA」が2016年1位。モレーノら3人の息子たちと行なったコンサートのライヴ・アルバム「OFERTORIO」が2018年1位。クラリネット奏者、イヴァン・サセルドーチとのデュオ・アルバム(配信)が2020年3位。9年ぶりに新曲をスタジオで録音した「私の脳みそ」という意味の最新作、10月下旬にデジタル・リリースされました。1位のマリーザ・モンチには及ばなかったものの、得票数345は2015年〜2020年の1位のアルバムの得票数を上回っています。日本盤CDは1月19日発売。
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<3位>
V.A.「ジョアン・ジルベルト・エテルノ」
V.A.「João Gilberto Eterno」
(UNIVERSAL / UCCJ-2193)
216票
亡きボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルトの生誕90年を記念して、ジョアンにゆかりの深い曲を様々なアーティストが歌い演奏した、日本ブラジル共同企画のトリビュート・アルバムで、タイトルの「エテルノ」は「永遠に」という意味。
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<4位>
ヴァネッサ・モレーノ「センチード」
Vanessa Moreno「Sentido」
(TAIYO RECORD / TAIYO 0040)
142票
サンパウロのノヴォス・コンポジトーレス(新しいコンポーザーたち)の一角に位置し、ベーシストのフィ・マロースチカとのデュオ・アルバムを複数リリースしてきたヴァネッサ・モレーノが初ランクイン。これは初のギター弾き語りソロ・アルバムで、ヴォイス・パーカッションもまじえオリジナル曲からジャヴァン、ジョイス、ホーザ・パッソスらの名曲まで。
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<5位>
シルヴァ「シンコ」
Silva「Cinco」
(THINK! RECORDS / THCD-585)
128票
リオ州とバイーア州の間、大西洋沿いのエスピーリト・サント州出身、シンガー・ソングライターでキーボードなど様々な楽器を演奏するマルチ・プレイヤー、シルヴァ。ポップな歌ごころ満載のスタジオ盤5作目が、2018年の「BRASILEIRO」に続いて2作品連続でランクイン。
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<6位>
ゼ・マノエウ「裸の心から」
Zé Manoel「Do Meu Coração Nu」
(CORE PORT / RPOP-10032)
121票
北東部ペルナンブーコ州出身のシンガー・ソングライター&ピアニスト、第4作。アフリカ系ブラジル人の歴史やBlack Lives Matterを軸に添え、静かなるメッセージを放つコンセプト・アルバム。
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<7位>
ヨウン「BXD in Jazz」
Yoún「BXD in Jazz」
(THINK! RECORDS / THCD-591)
109票
近年、注目の新人が続々と登場しているブラジルのネオ・ソウル畑から初のランクイン。ヨウンはGPとシュナの2人組で、出身地のリオデジャネイロ郊外と中心部を結ぶ電車の中で歌い始め、2021年、このファースト・アルバムをデジタル・リリース。12月に日本盤のCDもリリースされました。
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<8位>
ガル・コスタ「ネニューマ・ドール」
Gal Costa「Nenhuma Dor」
(BRASIL : BISCOITO FINO / BF733-2)
104票
76歳の大御所ガルが、これまでに歌ってきたレパートリーを中心に、自分よりも若い男性シンガー10組(セウ・ジョルジ、クリオーロ、ホドリゴ・アマランチ、シルヴァ、フーベル、ホルヘ・ドレクスレル)とのデュエットで最新録音。
<9位>
アナヴィトーリア「コール」
Anavitória「Cor」
(BRASIL : ANAVITORIA / 配信)
93票
内陸部トカンチンス州の学校で知り合った、アナ・カエターノとヴィトーリア・ファルカンの、フォーキー・ポップなデュオチーム。2016年にファースト・アルバムを発表し、サンパウロの才人ト・ブランヂリオーニがプロデュースした本作で、初のランクイン。
<10位>
セルソ・フォンセカ「ノッサ・ムジカ」
Celso Fonseca「Nossa Música」
(BRASIL : JOIA MODERNA / 配信)
75票
カリオカ(リオっ子)の心象風景を描くベテランのシンガー・ソングライター&ギタリストが2015年の「LIKE NICE」以来6年ぶりにランクイン。ギターの弾き語りソロ・アルバムで自作曲のほか、ブラジルのポップスのヒット曲のカヴァーも。
【e-magazine LATINA主催・音楽関係者部門】
1位 LINIKER / INDIGO BORBOLETA ANIL (66点)
2位 CAETANO VELOSO / Meu Coco (62点)
3位 マリーザ・モンチ / ポルタス (56点)
4位 オルケストラ・アフロシンフォニカ / オリン - ア・リングア・ドス・アンジョス (40点)
5位 シルヴァ / シンコ (39点)
TOP10のリスト、コメントはe-magazine LATINA
次週12月26日、今年最後の放送は、開催26年目、リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2021年ブラジル・ディスク大賞」を、曲と共にご紹介します。
番組でも人気の男女二大アーティストが新作をリリースした2021年、栄冠は誰の手に?
次週19日は、真夏のブラジル、真冬のフランスで迎えるクリスマスにご案内します。
陽気なサンバの「ジングル・ベル」、ブラジル北東部のリズムに乗った「サンタが街にやってくる」など、クリスマス・ソングをたっぷりセレクト。
ブラジル北東部の海沿いの町、猛暑の中で迎えるホワイト・クリスマスとは?
「メリー・クリスマス」のポルトガル語「Feliz Natal(フェリース・ナタウ)」とフランス語「Joyeux Noël (ジョワイユ・ノエル)」をキーワードにお楽しみください。
J-WAVE [NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌「e-magazine ラティーナ」と共同主催するブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2021年ブラジル・ディスク大賞」。迎えて26回目です。
投票は、12月12日(日)で締め切りました。
発表は、12月26日(日)の放送で!
e-magazine LATINAからのリンクで、投票フォームに掲載の、ほとんどのアルバムの音源が聴けます。掲載はリストと同じく50音順です。
次週12月12日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
リスナーの皆様からの投票で決定する、ブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2021年ブラジル・ディスク大賞」。12月12日が投票の締め切り日です。ぜひ投票にご参加ください!
詩人、歌手、映画監督、俳優、小説家、写真家として活躍し、62年の生涯を通じて多くの女性たちとのロマンスに生きた、フランスのカルチャー・ヒーロー、セルジュ・ゲンズブール。
亡くなるまで住んでいたパリ7区の自宅が、没後30年を迎えた今年の秋、「メゾン・ゲンズブール」という名前のミュージアムとしてオープンする予定でしたが、コロナ禍の影響もあって、オープンは来年に持ち越しとなりました。
メゾン・ゲンズブール公式サイト(フランス語)
2012年、滝川クリステルが撮影したゲンズブール邸の壁の写真はこちら