2017年11月26日
11/26のゲスト:アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ
11月26日のゲストは、フランスのシンガー/ソングライター/キーボード奏者、アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ(Albin de la Simone)。10月下旬に来日し、フランス語圏の音楽家と日本の音楽家が交流するコンサートのシリーズ「Tokyo Walker 海外交流コンサート タンデム」に出演しました。
アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌは1970年生まれ。2003年にファースト・アルバムを発表し、シンガー/ソングライターとして活動しています。その一方、90年代からキーボード奏者/アレンジャーとして、フランスだけでなく世界中の様々なシンガーとの共演を続けてきました。
アルバンに、これまでに共演してきた中で特に印象に残っているアーティストを3人、あげてもらいました。
*サリフ・ケイタ
西アフリカ、マリの世界的なアーティスト。90年代に来日した際、番組にゲスト出演しました。
「17年前、ブルーノート東京でライヴを行なったほか、世界中をツアーで回りました。偉大な音楽家と一緒に演奏できたことは、素晴らしい経験でした」。
*ヴァネッサ・パラディ
言わずと知れたフランスの国民的スター。
「彼女とは、とても気が合って、長い間、一緒に仕事をしてきました。中でもアコースティック・ツアーの音楽監督をつとめた時は、彼女の声を中心にして音楽を作るというアレンジを行ないました。その経験が、自分の作品を作る上でも役に立っています」。
*イギー・ポップ
ロックのレジェンド。
「一緒に仕事をして、彼のロックンロール・スピリットを強く感じました。僕自身の音楽にはロックンロールの要素はありませんが、彼と共演する時に、自分の中のロックな面を出すことが出来て、とても勉強になり、楽しい経験でした」。
「今、自分が思っていること、感じていること、想像してみること。現時点では愛をテーマに、想像力を働かせて歌詞を書くことが多いです」とコメントしたアルバン。CDの1曲目に入っている「Le grand amour(偉大なる愛)」を、スタジオライヴの生演奏で歌ってくれました。
日本デビューアルバム「L’UN DE NOUS(僕たちの中のひとり)」
(RECORDS RCAR-0005)
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