2017年04月30日
5/7はブラジル〜フランス
次週5月7日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内。ゴールデンウィークのフィナーレを、快適なサウンドで締めくくります。
録音/発売から今年で50周年を迎える、カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタのデビュー・アルバム「ドミンゴ」をクローズアップ。録音当時、カエターノは24歳、ガルは21歳でした。カエターノのオリジナル曲の歌詞もご紹介します。
次週5月7日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内。ゴールデンウィークのフィナーレを、快適なサウンドで締めくくります。
録音/発売から今年で50周年を迎える、カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタのデビュー・アルバム「ドミンゴ」をクローズアップ。録音当時、カエターノは24歳、ガルは21歳でした。カエターノのオリジナル曲の歌詞もご紹介します。
4月30日の放送は "歌う旅人"、松田美緒さんをゲストに迎え、美緒さんの歌とナヴィゲートで地中海から大西洋の島々へとめぐる、音楽の旅にご案内しました。
松田美緒さんは2005年にデビュー。ブラジルをはじめとする中南米、ポルトガルなどのヨーロッパ、そしてアフリカの音楽、さらに日本から海外に移住した人たちの音楽などを、世界中を旅しながら歌い続けてきました。
4月にリリースしたニューアルバム「エーラ」はギリシャとポルトガル録音で、地中海の音楽がテーマです。
アルバムにも全面参加したギタリスト、山口亮志とのデュオで、大西洋の島国カーボ・ヴェルデの曲「BATUKU」をスタジオライヴ生演奏。
エーラ (έλα / Ela) /松田美緒(Core Port RPOL-10005)
詳細はCore Port公式サイト
★松田美緒『エーラ (έλα) 』発売記念ライヴ
5月26日(金)@下北沢 コムカフェ音倉
開場 18:30 / 開演 19:30
出演 / 松田美緒(歌)山口亮志(ギター、ブズーキ)
ゲスト / 太田惠資(ヴァイオリン)
チャージ / 予約3,500円 当日4,000円(別途ドリンク代500円)
予約受付 / コムカフェ音倉 TEL 03-6751-1311(16 :00-23 :00)yoyaku@otokura.jp
いよいよゴールデンウィークがスタート!次週4月30日は、ブラジルと地中海の島々をめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルのカルチャー・トピックのコーナーでは、サンパウロの目抜き通りにオープンする、日本文化の発信拠点となる施設「ジャパン・ハウス サンパウロ」と、日本とブラジルから豪華メンバーが出演する開館記念コンサートをご紹介します。
ゲスト・ナヴィゲーターもお迎えします。"歌う旅人" と呼ばれている歌手、松田美緒。ニューアルバム「エーラ」の収録曲と共に、地中海の島々をめぐっていきます。ギターとのデュオでスタジオライヴの生演奏も!
モレーノ・ヴェローゾ、カシンとのユニット "+2" を経て、当代屈指のリズム・クリエイター、シンガー/ソングライター、プロデューサーとしてマルチな活躍を続けているドメニコ・ランセロッチ(Domenico Lancellotti)。
6年ぶりの新作『オルガンス山脈(Serra dos Órgãos)』は、イギリスのショーン・オヘイガン(ハイ・ラマズ)との共同プロデュース。ショーン・オヘイガンがアレンジしたオーガニックな響きのストリングスと、ドメニコならではの独創的なリズム・センスや先鋭的なアヴァン・ポップ・サウンドが融合した、聴きやすく奥深い注目作です。モレーノ・ヴェローゾやカシンとの共作もあります。
オルガンス山脈/ドメニコ・ランセロッチ(P-Vine PCD-24620)
詳細はP-Vine 公式サイト
タイトルのオルガンス山脈は、リオデジャネイロ州の内陸部に位置し、標高約2,000メートル、指先のように尖ったシルエットの山々と、緑豊かな熱帯雨林が広がる国立公園で、大自然と触れ合うことができる、トレッキングの人気スポットです。
リオのイパネマから、カリオカのハイセンスなライフスタイルを世界に発信し、4月20日にはGINZA SIXに新店舗がオープンした、オスカル・メツァヴァトがクリエイティヴ・ディレクターをつとめる人気ブランド、OSKLEN(オスクレン)。
そのコンセプト・ワード "United Kingdom of Ipanema" のロゴを背中にプリントしたTシャツを、抽選で1名様にプレゼントします。
胸側
背中
ご応募はメッセージフォームから、お名前、住所などの必要事項、そして「プレゼント希望」と明記の上、お申し込みください。番組のご感想などもお書き添えください。
締切は4月25日(火)です。なお当選者の発表は商品の発送をもって、かえさせていただきます。
ご応募の受付は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
OSKLEN銀座店の店内(GINZA SIX 5F)
アントニオ・カルロス・ジョビンの孫娘、イザベル・ジョビン(Isabel Jobim)が2012年、友人の女性と一緒に立ち上げたファッション・ブランド、Aragem Rio(アラージェン・ヒオ)。
ブランド名は「リオのそよ風」を意味し、ブラジルでは「カンガ」と呼ばれている、水着の上に巻いたり羽織ったり、ビーチやプールサイドで敷物としても使える大きな布、いわゆるパレオを中心に、制作しています。
デザインは全て、イザベル・ジョビンとパートナーによる手描きの絵。リオの海、山並み、植物や鳥など、自然をモチーフに描いてきました。
2017年サマーコレクションのテーマは「Amazonas(アマゾン)」。アマゾンの自然や動物、先住民の装身具などが、デザインのモチーフになっています。
4月21日から日本での取り扱いもスタートした「アラージェン・ヒオ」。OSKLEN青山店の隣接スペースで、5月7日(日)まで展開中です。
OSKLEN青山店
港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F TEL: 03-6427-1265
OPEN / 12:00〜20:00(毎週月曜、月末日曜定休)
次週23日は、ブラジル・リオデジャネイロへの音楽の旅にご案内します。
今年、生誕90年を迎えた亡きボサノヴァの父、アントニオ・カルロス・ジョビンのコーナーでは、ジョビンのファミリーにフォーカス。孫娘のイザベル・ジョビンがデザイナーを手がけ、間もなく日本にも上陸するアートでナチュラルなファッション・ブランド「Aragem Rio」もご紹介します。
イパネマ、コパカバーナなどリオのビーチサイドを音楽でめぐった後は、リオ州の内陸に位置し緑の森林が広がる国立公園、オルガンス山脈にご案内。リオのオルタナ・ポップシーンのキーパーソン、ドメニコ・ランセロッチの最新リーダー作『オルガンス山脈』をご紹介します。
リオ直送のリスナープレゼントもご用意しました。リオのイパネマからカリオカのハイセンスなライフスタイルを世界に発信し、4月20日「GINZA SIX」に新店舗がオープンする人気ブランドのOSKLEN(オスクレン)。そのコンセプト・ワード「United Kingdom of Ipanema」のロゴを背中にプリントしたTシャツを、抽選で1名様にプレゼントします。
★BIRKIN GAINSBOURG LE SYMPHONIQUE
(シンフォニック・バーキン&ゲンズブール)
WARNER / WPCR-17692(4月26日発売)
イギリスからフランスに渡った女優/歌手のジェーン・バーキンは、1960年代の終わりから10年あまり、セルジュ・ゲンズブールと事実婚していました。2人の間に生まれた娘が、同じく女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールです。
ジェーン・バーキンは、1991年にセルジュ・ゲンズブールが世を去った後も、その作品を歌い続けてきました。
4月16日の放送でご紹介したニューアルバム「シンフォニック・バーキン&ゲンズブール」は、シンフォニー・オーケストラをバックにジェーンがセルジュの作品を歌った最新録音で、演奏はモントリオール交響楽団。そしてピアノの演奏とオーケストラのアレンジは、パリで作曲を学んだ経験もある中島ノブユキさんです。
ジェーン・バーキンは2011年、東日本大震災の1カ月後に、「日本のために何かしたい」という思いから、周囲の反対を押し切って、たった一人で来日。東京でチャリティ・イヴェントを行ない、そのときにサポートをつとめた日本人のミュージシャンの一人が、中島ノブユキさんでした。
ジェーンは初対面の中島さんの音楽性に深く心を動かされ、それ以来、中島さんを、セルジュの作品を歌うコンサートの音楽監督に迎えて日本を含むワールドツアーを行ない、そしてこのアルバムのレコーディングへと至った。そんなストーリーです。
ブラジル・リオの人気ファッション・ブランド、ブランド、OSKLEN(オスクレン)のクリエイティヴ・ディレクター、オスカル・メツァヴァトが「持続可能性」をテーマに長年取り組んでいるプロジェクトの展覧会が、駐日ブラジル連邦共和国大使館で開かれます。
★A21 [Practice #21]
4月17日(月)〜23日(日)10:00〜17:00
@駐日ブラジル連邦共和国大使館(地下1階)
入場無料
「A21」ではアマゾン川に生息する世界最大級の淡水魚、ピラルクーの皮を利用したプロダクツを展示します。
ピラルクーは、ブラジルでは食用として消費されていますが、皮の部分は廃棄処分されてしまい、それが環境汚染を起こしてきました。そこでオスカル・メツァヴァトは、ピラルクーの皮の可能性に注目。皮の部分を再利用した、バッグ、ポーチ、スニーカー、スイムウェアなどを開発してきました。
2010年9月、オスカル・メツァヴァトが来日して「サウージ!サウダージ」にゲスト出演、滝川クリステルがインタビューを行ないました。そのときの写真はこちら
次週4月16日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
ブラジルのカルチャー・トピックのコーナーでは、駐日ブラジル連邦共和国大使館で開催される展覧会、Osklenのクリエイティヴ・ディレクター、オスカル・メツァヴァトの【A21 Practice #1】をご紹介します。
フランスのパートでは、ジェーン・バーキンがセルジュ・ゲンズブールの作品をシンフォニー・オーケストラとの共演で歌ったニューアルバム「シンフォニック・バーキン・ゲンズブール」を特集します。オーケストラの編曲とピアノの演奏は中島ノブユキです。
ニューヨークとブラジルを音楽で結ぶアヴァン・ポップのクリエイター、アート・リンゼイ(Arto Lindsay)がアメリカ人とブラジル人からなるバンドを率いて来日。最新作「Cuidado Madame(ケアフル・マダム)」の世界をライヴで展開します。
★Arto Lindsay Japan Tour 2017
6月23日(金)@ 渋谷 WWW X
OPEN 18:30 / START 19:30
チケット前売 8,000円(税込/All Standing/1Drink別)
詳細はクリエイティブマン公式サイト
アート・リンゼイは1953年ニューヨーク生まれ。少年時代の15年間をブラジルの北東部で育ち、独創的なノイズギターをトレードマークに、80年代のニューヨークでアンダーグラウンド・シーンのヒーローとなりました。
カエターノ・ヴェローゾ、マリーザ・モンチなどのプロデューサーをつとめるなどブラジル音楽との関わりも深く、坂本龍一、三宅純、小山田圭吾など大勢の日本人の音楽家とも共演しています。
現在はリオを拠点に活動。アフリカからブラジルに伝わった宗教、カンドンブレの儀式で打楽器奏者が演奏するリズムと、アメリカのゴスペル音楽との融合に取り組んだ13年ぶりのニューアルバム「ケアフル・マダム」を今年の1月に発表しました。
Cuidado Madame(ケアフル・マダム)/ Arto Lindsay
新作を中心とするアート・リンゼイ特設サイトはP-Vine公式サイト内
サンパウロ出身で、ブラジル、アルゼンチンなど世界各国の大勢の音楽家と共演している女性シンガー、タチアナ・パーハ(Tatiana Parra)。
アルメニア出身で、ロサンゼルスを拠点にジャズから室内楽まで幅広い分野で活躍しているピアニスト、ヴァルダン・オヴセピアン(Vardan Ovsepian)。
この2人がデュオで来日、5月末から6月初頭にかけてコンサートツアーを行ないます。
★タチアナ・パーハ/ヴァルダン・オヴセピアン ジャパン・ツアー2017
Tatiana Parra/Vardan Ovsepian JAPAN TOUR 2017
6月2日(金)@めぐろパーシモンホール 小ホール
東京都目黒区八雲1-1-1
東急東横線 都立大学駅徒歩7分
開場18:30 開演19:00
前売5,800円 当日6,300円(指定席/未就学児入場不可)
チケット購入はLivePocket(オンライン販売)
詳細はNRT公式サイト
Tatiana Parra / Vardan Ovsepian "Hand In Hand"
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次週4月9日は、ブラジルとスペインをめぐる音楽の旅にご案内します。
4月から6月にかけてブラジルから来日するアーティストのライヴ・インフォメーションも、たっぷりお伝えします。