2016年04月24日
4/24のゲスト:ベナ・ロボ(Bena Lobo)
4月24日の放送では、ブラジル・リオから来日したシンガー/ソングライター、ベナ・ロボ(Bena Lobo)をゲストにお迎えしました。
ベナ・ロボは1972年、リオ生まれ。
父がブラジル音楽の大御所、エドゥ・ロボ。
母がボサノヴァのシンガー、ワンダ・サー。音楽界のサラブレッドです。
4月に初めて来日。エドゥ・ロボのライヴにゲスト出演し、リーダーとしてのライヴも行ないました(下の写真)。
★ベナ・ロボが語る最近のリオ
リオデジャネイロは、美しくあり続けている
(O Rio de Janeiro Continua Lindo)。
(注:ジルベルト・ジル「Aquele Abraço」の歌詞からの引用)
私は、リオのレブロンで生まれ、今はガヴェアという地区に住んでいます。
一昨年のワールドカップから今年のオリンピックに向けて、リオの人々は世界中から観光客を迎えることを楽しみにしています。
これらの国際的なイヴェントは、リオにとって経済的にも文化的にも重要で、雇用を促進する効果もありますから、私はポジティヴにとらえています。
その一方、現在のリオは、さまざまな問題にも直面しています。
市内のあちこちで工事が行なわれ、交通の渋滞は、市民の生活に混乱を与えています。また、ブラジル国家の政治的な問題も、起こっています。
それでも、リオは私の街であり、私はつねに、リオと共にあります。
★ベナ・ロボの近況
今、私は、次のアルバムをレコーディングしています。
尊敬する音楽家であり、友人でもある、マルコス・ヴァーリの作品集です。
これは私にとって、シンガー/ソングライターとしてではなく、歌手に徹した初めてのアルバムになります。
また、サッカーの王様、ペレのドキュメンタリー映画のサウンドトラックも制作しています。私にとって、初めてのサウンドトラックです。
そしてもちろん、自分の曲作りも続けています。