2014年10月26日
11/2はブラジル〜メキシコ。2014年ブラジル・ディスク大賞の候補作も紹介
次週11月2日は、ブラジルとメキシコをめぐる音楽の旅にご案内します。
ただいまリスナーの皆様から投票を受付中、ブラジル音楽の年間アルバム・ベスト10「2014年ブラジル・ディスク大賞」。その主な候補アルバムを、今週から5週連続で曲と共にご紹介します。
次週11月2日は、ブラジルとメキシコをめぐる音楽の旅にご案内します。
ただいまリスナーの皆様から投票を受付中、ブラジル音楽の年間アルバム・ベスト10「2014年ブラジル・ディスク大賞」。その主な候補アルバムを、今週から5週連続で曲と共にご紹介します。
アントニオ・カルロス・ジョビンが晩年の10年間、組んでいたグループ、バンダ・ノヴァを経て、ジョビンの息子と孫とのクアルテート・モレレンバウム、坂本龍一とのMorelenbaum2 / Sakamoto(CD「Casa」は「2001年ブラジル・ディスク大賞」1位を獲得)でも活動したジャキス(チェロ)とパウラ(歌)のモレレンバウム夫妻が夏に来日。
「2013年ブラジル・ディスク大賞」第1位のアルバム「GETZ / GILBERTO + 50」のプロデューサーでもあるギタリスト、伊藤ゴローとのジョイント・ライヴを行なったほか、東京で伊藤ゴローとジャキス・モレレンバウムのコラボレーション・アルバムを録音、パウラも参加ました。
Goro Ito, Jaques Morelenbaum, Paula Morelenbaum
スタジオライヴでは、ジョアン・ジルベルトの名曲「Bim Bom」を生演奏。メンバーは伊藤ゴロー(guitar)ジャキス・モレレンバウム(cello)澤渡英一(piano) 小川慶太(ds, per)パウラ・モレレンバウム(vocal)。
RENDEZ-VOUS IN TOKYO / GORO ITO + JAQUES MORELENBAUM
ランデヴー・イン・トーキョー / 伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム
(Universal UCCJ-2119)2014年11月19日発売
番組はこのCDから「Águas de Março(三月の雨)」を先行オンエアしました。
CDの詳細はユニバーサルのHP
CelloSam3aTrio - Saudade do Futuro Futuro da Saudade / Jaques Morerenbaum
(Brasil : Biscoito Fino)
今年、還暦とキャリア40年を迎えたジャキス・モレレンバウムの初のリーダーアルバム。チェロ・サンバ・トリオの "Samba" の表記が "San3a" になっています。番組ではこのCDから、ジョアン・ジルベルトの歌を通じても名高いサンバの古典「Tim Tim por Tim Tim」をオンエアしました。
ジョアン・ジルベルトとミウシャの娘、リオとニューヨークを行き来しながら活動し、今年ニューアルバム「トゥード(Tudo)」をリリースしたベベウ・ジルベルト(Bebel Gilberto)が久々に来日。バンドを従えてライヴを行ないます。
★ベベウ・ジルベルト Bebel Gilberto
11月28日(金)〜30日(日)@BLUE NOTE TOKYO
11/28 [1st] Open 5:30pm Start 7:00pm [2nd ]Open 8:45pm Start 9:30pm
11/29 & 30 [1st] Open 4:00pm Start 5:00pm [2nd] Open 7:00pm Star t8:00pm
Music Charge / 8,500円(税込)
<MEMBER>
Bebel Gilberto ベベウ・ジルベルト(ヴォーカル)
John Roggie ジョン・ロジー(キーボード)
Jorge Continentino ジョルジ・コンチネンティーノ(サックス、フルート、ギター)
Masa Shimizu マサ・シミズ(ギター)
Magrus Borges マグラス・ボルジェス(ドラムス、パーカッション)他
詳細、予約はブルーノート東京のHP
Photo by Harper Smith
「Tudo」Bebel Gilberto(Sony Music Japan International)
秋のボサノヴァ・スペシャル!さわやかな秋にピッタリのボサノヴァ・ソングスをセレクトします。
ゲストはジャキス&パウラ・モレレンバウム&伊藤ゴロー。
故アントニオ・カルロス・ジョビンのバンドや坂本龍一とのユニットを通じて名高いジャキス(チェロ)とパウラ(歌)のモレレンバウム夫妻と、「2013年ブラジル・ディスク大賞」で1位に選ばれた「ゲッツ/ジルベルト+50」のプロデューサーでもある伊藤ゴロー(ギター)が、ボサノヴァの名曲をスタジオライヴで生演奏します。
伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウムの最新作「ランデヴー・イン・トーキョー」収録曲も、11月19日のリリースに先駆けて先行オンエア!
ニューヨークで生まれ少年時代の15年間をブラジル北東部で過ごし、70年代末からニューヨークのアヴァンギャルド・ポップ・シーンでノイズ・ギター奏者/歌手として活動を始め、80年代後半からはブラジル音楽のプロデューサーとしても活躍、現在はブラジルのリオを拠点に活動しているアート・リンゼイ(ARTO LINDSAY)がバンドを率いて間もなく来日。小山田圭吾をゲストに迎えてライヴを行ないます。バンドのパーカッション奏者はバイーアの元祖ブロコ・アフロ、イレ・アイェの中心メンバーでもあったブラジル人、マリヴァウド・ハイムです。
★ARTO LINDSAY with special guest KEIGO OYAMADA
アート・リンゼイ with special guest 小山田圭吾
10月25日(土)26日(日)@BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 4:00pm Start 5:00pm
[2nd] Open 7:00pm Start 8:00pm
Charge/8,000円
アート・リンゼイ(ヴォーカル、ギター)
小山田圭吾(ギター)
メルヴィン・ギブス(ベース)
ポール・ウィルソン(キーボード)
マリヴァウド・パイム(パーカッション)
デヴィッド・フレイザー(ドラムス)
詳細はこちら
ブルーノート東京での公演に先駆けて、アート・リンゼイのミニ・ライヴとトーク・セッションも開催!今年、モレーノ・ヴェローゾをプロデューサーに迎えリオ録音の新作「TRIO」を発表した高野寛との初共演も!
★cafe104.5 Music Voyage
Mini Live & Talk Session by ARTO LINDSAY
with special guest 高野寛
10/23(木)@神田淡路町 cafe104.5
Open / 6:30pm
Mini Live & Talk Session / 7:30pm - 8:30pm
Admission Free(入場無料!)
ご予約TEL:03-3251-1045
Mini Live
アート・リンゼイ with special guest 高野寛
Talk Session
アート・リンゼイ × 高野寛 × 國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン編集人)
詳細はこちら
アート・リンゼイの初のソロ・ベスト・アルバム(イタリアのPanderosa Music & Art.から発売)の輸入盤にボーナス・ディスクとしてCD1枚とDVD1枚をコンパイルした、ジャパン・オンリーの企画盤。詳細、購入はcommmonsmart
次週10月19日は、ブラジルとイタリアをめぐる音楽の旅にご案内します。
来日公演が間近、ブラジル音楽のプロデューサーとしても活躍しているトンガリ・アーティスト、アート・リンゼイをクローズアップ。
滝川クリステルが代表をつとめる一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル。滝川クリステルがデザインしたアクセサリー、エバークリス・フォー・アニマルズ(Everchris for Animals)がオンラインショップで購入できるようになりました。制作経費を除いたアクセサリーの収益は、財団の活動を通じて動物保護の支援に使われます。
<追記>近日中にオリジナルTシャツの販売もスタートします。
エバークリス・フォー・アニマルズのカタログと購入は伊勢丹オンラインストアから。
サンパウロを拠点に活動、ノヴォス・コンポジトーレスと呼ばれる新世代の音楽サークルの中心人物でもある、シンガー/ソングライターのダニ・グルジェル(Dani Gurgel)。ダニの母で、音楽学校の先生もつとめているピアニスト、デボラ・グルジェル(Debora Gurgel)。初来日した昨年に続いて番組には2度目の登場です。
スタジオライヴでは、昨年、初めて訪れた日本の印象と、日本での出会いをもとにダニが作詞、デボラが作曲した、日本へのアンセム「TERRA DO SOL」を披露してくれました。この曲はダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの新作「LUZ(光)」にも入っています。
スタジオには、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート(Dani & Deboa Gurugel Quarteto)のメンバーが勢揃い。左がダニの夫でプロデューサーでもあるチアゴ・ハベーロ(ドラムス)、右がシヂエル・ヴィエイラ(ベース)です。
ニューアルバム「LUZ(光)」に関する詳細はランブリングレコードのHP
次週10月12日は、ブラジルとフランスをめぐる音楽の旅にご案内します。
ゲストは9月にブラジル・サンパウロから来日、全国ツアーを行なったダニ&デボラ・グルジェル。シンガー/ソングライターのダニ、彼女の母のピアニスト、デボラのデュオで、スタジオライヴ生演奏では昨年、初めて訪れた日本の印象をもとに2人が共作した新曲を披露します。
ダニ・グルジェルを中心とするサンパウロの新世代の音楽家サークル、ノヴォス・コンポジトーレスの音楽家たちもご紹介します。
毎年この季節に開催される「ラテンビート映画祭」。11回目を迎える今年も、スペインと中南米諸国で制作された日本未公開の新作映画、10数本が上映されます。
★第11回ラテンビート映画祭
10月9日(木)〜13日(月・祝)@新宿バルト9
11月7日(金)〜9日(日)@横浜ブルク13
10月5日の放送でご紹介した上映作品、「エル・ニーニョ」「エル・ソムニ〜夢の饗宴」「FLOWERS LOREAK」(以上スペイン)「セザール・チャベス」(USA、メキシコ)「解放者ボリバル」(ベネズエラ、スペイン)「デリリオ〜歓喜のサルサ」(コロンビア、スペイン)「悩めるジアンのバラード」(ブラジル)についての詳細は公式サイト内・上映作品ページ(予告編の映像もご覧になれます)
21世紀のサンバの発信地、リオのラパのライヴハウスで活動を始め、2014年「第25回ブラジル音楽賞」で最優秀サンバ・グループに選ばれた、スルル・ナ・ホーダ(Sururu Na Roda)が初来日。11月から12月にかけて全国ツアーを行ないます。
★スルル・ナ・ホーダ
11月5日(水)18:30 @中野サンプラザ
12月10日(水)18:30 @横浜・神奈川県民ホール
横浜のツアー最終公演は前売券発売中です。
前売券購入はこちら(チケットぴあ)
12月7日、番組にゲスト出演!スタジオライヴ生演奏!
来日を記念して、スルル・ナ・ホーダとラパのサンバを多彩な映像と共にガイドするプレ・イヴェントも開催!
★祝来日!スルル・ナ・ホーダとラパのサンバ
〜来日記念プレ・イヴェント
10月23日(木)open 19:00 start 19:30(21:00終了予定)
@渋谷 Bar Blen blen blen
ナヴィゲーター:中原 仁(SAUDE!SAUDADE..プロデューサー)
料金:1,800円(1ドリンクつき)
協力:ラティーナ