2021年10月28日

【Podcasting 第758回】丸林耕太郎さん

今回のポッドキャスティングは、
10月25日~10月28日放送分、
株式会社クリーマ代表取締役社長・クリエイティブディレクターの丸林 耕太郎さんです。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月28日

まもなく開催される「クリーマ・ヤマビコフェス・2021」について伺います。

株式会社クリーマ代表取締役社長で、クリエイティブディレクターの
丸林 耕太郎さん です
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※リモートでのご出演です。

ーーCreema YAMABIKO FES 2021が11月6日(土)と、
7日(日)の二日間にわたって富士山の麓、
静岡県御殿場市にある御殿場高原時之栖
OUTDOOR HILL VILLAGEにて行われます。
富士山をバックにした野外ステージに、アーティスト12組が出演
Creemaならではの人気クリエイターによるクラフト市も
行われる音楽とクラフトの野外イベントです。

丸林さん:他にもアウトドアサウナがあったりする
サウナ村や、クラフト市、アウトドアエリアなど…
音楽とクラフトをテーマに新しいイベントを始める
形です。
僕も企画の部分から携わってはいるのですが、
当日は楽しみたいなと思っているので、
サウナに入っているかもしれないですね。

小黒:コーヒースタンドコーナー“Roaster‘⒮ コーヒー”の
飲み比べができると?

丸林さん:東京の蔵前にある人気コーヒーロースタリー
「LEAVES COFFEE ROASTERS」がプロデュースしています。
普段完全予約制のトップクオリティのコーヒーが
飲み比べできるようなエリアも用意しています。
本当に美味しいコーヒーなので楽しめるかなと
思いますね。

丸林さん:クラフト市に関しては、1日130組の方々が
器やファッション、雑貨などを取り扱う小さなお店が
130店舗立ち並ぶ形になります。
今回、音楽とクラフトで色々なカルチャーが集まる
イベントになっています。ど真ん中のメインは
音楽が肝になるかなと。
ハナレグミ、TENDRE、ハンバート・ハンバート、
クラムボン、Never Young Beach……
日本の大型フェスのメインステージを飾ったり、
音楽シーンを牽引しているアーティストが12組
集まります。出るアーティストの音楽を楽しんで
欲しいのが一つです。
あとは、実際にそこに行ってみたら美味しいコーヒーに
出会えたとか、サウナの気持ちよさとか…そういう新しい
発見があるようなイベントになればいいなと
思っています。色々なカルチャーが混ざっていると
詰め込んでいるようにも見えるんですが、
一つ一つのカルチャーをディープに捉えて
本当に好きな方から初心者の方でも、
楽しんでいただけるような場を作っています。
でも、結局言うとコロナ禍で人と人とが
分断されておかしい状況になっているので、
みんなが集まってハッピーに、笑顔になれる
場所になればいいなと、思っています。

Creema YAMABIKO FES 2021
11.06 SAT 11.07 SUN 10:00-17:30(ライブ10:30-17:00)
御殿場高原時之栖 OUTDOOR・HILL・VILLAGE
電話番号:03-6447-0105 (金曜日11:00-16:00)

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月27日

クリーマが掲げる『愛ある事業で、世の中を元気にする』とは?

株式会社クリーマ代表取締役社長で、クリエイティブディレクターの
丸林 耕太郎さん です
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※リモートでのご出演です。

小黒:株式会社クリーマは、ただのネットの会社
ではなくて、常にイベントなどリアルと両輪
なんですが、これは丸林さんの性格から?

丸林さん:一応、シンプルに2つあるかなと
思っていて、1つはCreemaという場所は
クリエイター作品の魅力やその活動をいかに
たくさんの人に伝えていくかが、担う役割だと
思っています。やっぱりリアルじゃないと
伝わらないもの…熱量や温度感があると思うんです。
そういうものを伝えていくために、ネットだけで
なくリアルの場所が必要であるというのがあります。
そして、カルチャーを普及させていかなくちゃ
いけない段階だった時…2010年のサービス開始時には
クリエイターの方は集まってくれたけど買い物が
進まなかったんです。やっぱりカルチャーを広めて
行かなくちゃいけないなという課題があって、
リアルな場所ってそういう魅力を知ってもらうには
重要な場所なんじゃないかなと思っています。

――丸林さんが掲げたミッションの
「愛ある事業で、人を、世の中を、元気にすること」とは?

丸林さん:創業前から決めていたものです。
人生のテーマ感として、子供の頃から
どうせ何かをやるんだったら一番たくさんの
人をハッピーにできるのはなんなんだろう、
自分がやるべき仕事ってなんなんだろう…
というのを中学生くらいからずっと
悩んでいたんです。大学生の時に音楽を
辞めて会社を立ち上げるのを決めたのも、
経営者になって愛のある事業をいろんな
領域で作っていくことが最大多数の人の
ハッピーにつながるんじゃないかと
いうのに気づいたのが、経営者になる
きっかけだったんです。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月26日

サービス開始初期にベルリンで行われたイベント。そして、成功のターニングポイントとは?

株式会社クリーマ代表取締役社長で、クリエイティブディレクターの
丸林 耕太郎さん です
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※リモートでのご出演です。

――2010年に、ハンドメイドマーケットプレイス
「Creema」のサービスが開始されます。
その後、半年もしないうちに、
初のイベントをドイツで開催されています。

丸林さん:僕らは自己資金で始めた会社なので、
いかに知恵を絞って、面白いことをやったり
自分たちのやっていることをいかに皆さんに知って
もらえるか…ということをテーマにやってきました。
その中で、クリエイターの皆さんが喜んで
くれるようなこと…その場を提供したいなと
思ったんです。
シンプルにドイツのベルリンは若手のクリエイターや
アーティストが世界中から集まるクリエイティブで
いい場所だったんです。そこで、誰が一番かを決める
アワードのようなことをやったら面白いんじゃないかと。
そこで、現地のパートナーに電話したりメール送って
募りに募って開催まで漕ぎ着けました。

小黒:丸林さんも当時は現地に?

丸林さん:行きました。その時は100年に
1度の大雪と当たってしまって、帰国する予定も
延期して、1人で向こうで閉じこもっていたのも
思い出です。

小黒:展示を見にきてくれた人たちは、
日本のクリエイターの作品に対して、どんな
反応でしたか?

丸林さん:10年くらい前にはなるんですが…
日本のモノ作りって、メーカーのメイド・イン・ジャパン
みたいなイメージがあったんです。
でも、作品を見て自由なクリエイティブな世界で
ここまでクリエイティブな人たちがいるというのを
知って海外の人たちは非常に喜んでいましたね。

――丸林さんは会社を立ち上げてから8年間
赤字が続いたと言います。
会社にとってのターニングポイントを伺いました。

丸林さん:明確なことははっきりとはないんです。
地道にやるべきことをやり続けてはきたので。
まぁ、わかりやすいきっかけは、2013年ごろ…
まだ社員が5人だった頃に、日本で活動する
クリエイターの作品を国内外に向けて大きく
発信していく場を作ろうと思って、
ハンドメイドインジャパンフェス』というのを
始めました。
社運をかけたそれが一応なんとか成功して、
徐々にマーケットやカルチャーが広がって
いった感覚はなんとなくあります。
やっぱりリアルな場所は非常に重要だなと
改めて感じましたね。

| 21:04 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月25日

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を運営する会社の設立と運営について伺います。

株式会社クリーマ代表取締役社長で、クリエイティブディレクターの
丸林 耕太郎さん です
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※リモートでのご出演です。

丸林さんは、1979年横浜生まれ。
慶應義塾大学卒業後、大手インターネット
広告代理店勤務を経て、2009年に株式会社クリーマを創業。
2010年に、個人のクリエイターがネットで直接、
作品を売買できるオンラインのハンドメイドマーケットプレイス
Creema」のサービスを開始し、運営されていらっしゃいます。

丸林さん:Creemaはアクセサリーとかインテリア、器など…
様々なジャンルで作品を作られている方が22万人出店されていて、
その方々の作品が1千200万作品が出品されています。
月間では3000万人の方がサイトやアプリに訪れていただいて
いまして、年間160億円ほどの取引が行われています。

小黒:出店されているクリエイターの方は日本の方だけなんですか?

丸林さん: Creemaは日本と中国圏でもアプリの展開を
していまして、日本や台湾のデザイナーの方もいらっしゃって
基本的に世界どこからでも出品していただけます。

――丸林さんがCreemaを立ち上げたきっかけとは?

丸林さん:学生の頃にプロとして音楽活動をしていた
時があったんです。すごく才能があるのに、仕事がないな
っていう人がいたりして、才能や努力が正当に評価される
ような仕組みが創作の世界でも作れないかなというのを
ライフワークのように考えていました。
それが新規事業を立ち上げるときに、
このサービスの形で繋がりました。

小黒:創業は2009年29歳で、自身の会社
赤丸ホールディングスを立ち上げたようですが、
最初の事業は今とは違っていた?

丸林さん:最初にやっていた事業は北欧とかの
生活様式で、他世代の方が緩やかなコミュニティをつくって
生活するコーポラティブハウスというものを日本で
はじめに広げようと思って始めました。
まぁ、なかなかうまく行かなくて早めの段階で
撤退判断をして次の事業でCreemaを始めました。
新しいことを始めるのってワクワクするだけで、
実際は難しいことではないと思うんですけど、
何かを捨てるっていうのはすごく難しいことだと
思うんですよね。
これに関しては、会社を10年で株式公開まで持っていくと
いうのを仲間達とも約束していたんです。
この段階で手を引かないと多分手遅れになるなというのがあり、
半年営業をして一個も契約を取れなかったときに
僕がその事業を止めると決めて、仲間にも告げました。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月21日

【Podcasting 第757回】田代恭崇さん

今回のポッドキャスティングは、
10月18日~10月21日放送分、
リンケージサイクリング株式会社代表取締役・田代恭崇さんです。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月21日

サイクリングツアー、そして自転車のルールとマナーに関するお話伺います。

リンケージサイクリング株式会社代表取締役・田代恭崇さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

小黒:「リンケージサイクリング」で
主宰されているサイクリングツアーというのは、
どのようなプログラムがあるんですか?

田代さん:弊社で一番メインは体験サイクリングです。
午前・午後の部に分かれていて、3時間半くらいの
時間で初めてロードバイクに乗る人たちにブレーキの
仕方や乗り方、変速の仕方を覚えて大体25キロくらいの
サイクリングロードと海沿いを走って帰ってくる
ものになっています。
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サイクリングガイドが2人くらいついて、
操作の仕方を教えながら景色のいいコースを先導します。
まぁ、手ぶらで来てみんなレンタルで機材は
揃えているので、終わったら江ノ島で美味しい
ご飯を食べて帰るという感じですね。

小黒:参加費はそれでどのくらいなんですか?

田代さん:参加費と、自転車レンタル、ヘルメット
ウェア、など全部合わせて1万円です。
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――国土交通省が推し進めている、サイクリングツーリズムの普及、
サイクリングを通じた観光で、地方創生や雇用につながるということですが
田代さんは実際のところどのように感じていますか? 

田代さん:今、全国で自転車活用推進計画という
名の下でサイクルツーリズムを全国で広まっています。
特に今、全国さまざまな場所をサイクリングで回って
いますと、サイクリストに非常に優しい地域が
増えたように感じています。

小黒:田代さんは自転車の安全教育も
されているということですが、自転車の
マナーについても教えていただけますか?

田代さん:自転車のマナーと法律は違っていて、
自転車に乗っている人たちの中の多くは、
まだ歩行者の延長という方が多いです。
ただ、実際には自転車は車と同じ、
車輌扱いになっています。
車輌としての乗り方の交通ルール、
交通法規がありますので、そうした
理解がまだ少ないかなと思っています。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月20日

「リンケージ・サイクリング」設立のお話、伺います。

――田代さんは、2014年に「リンケージサイクリング」を創業されます。
レース界の仕事ではなく、サイクリングの楽しみ方を
伝える事業を始められます。
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田代さん:江ノ島のすぐ近くで藤沢駅に向かう
国道沿いにあるんですが、本当に海から5分くらいの
場所にあります。
もともと私は出身が東京で、やっぱりサイクリングって
海や山や川があってサイクリングロードが結構ある。
しかも関東からも近いとなると、江ノ島周辺だったんです。
縁もゆかりもないんですが、移住して会社を
始めました。まだ湘南エリアに来て7年ほど
しか経っていません。
弊社はサイクリングツアーの企画運営をしています。
自転車を使った観光とイベントを行いながら、
スポーツバイク、ロードバイク、クロスバイク、
Eバイクのような電動自転車などの
貸し出しをしております。
販売はしておりません。
一般の方ですと、ママチャリ
みたいなシティサイクル
というものをのられると思いますが、
そこからスポーツとしてみた時に
クロスバイクというシティとスポーツの間の
車種が一番手軽に乗れると思います。
クロスからロードバイクに移行して、
最終的にはEバイクといわれる
電動アシストのスポーツタイプを
乗る方も結構いらっしゃいます。
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――「リンケージサイクリング」では、
サイクリングツアーで、年間1000人以上を 
ガイドされているそうですが、
どんな方が参加されていますか? 

田代さん:参加者の方で多いのはこれからスポーツ
自転車を乗ろうと考えている方が参加するのが
ほとんどです。初めてクロス、ロードといった
スポーツの自転車に乗られる方が多くて、
女性の方が多い印象です。
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| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月19日

改めて感じた、自転車の楽しさ…というお話伺います。

リンケージサイクリング株式会社代表取締役・田代恭崇さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

ーー田代さんは選手引退後、ブリジストンサイクルに入社。
34歳で、新入社員としてサラリーマン生活を始められます。

田代さん:最初位入った時にマーケティング部に
自分の一つ年下の人がトップにいて、ものすごい
劣等感を感じていました。
自転車の選手を始めたのも人からしたら遅かったし、
サラリーマンも始めたのが遅かっただけで
だったらその分を取り戻す作業をすればいいと
いうだけでしたね。

小黒:自転車にも4年間乗らなかったんですか?
田代さん:毎年40000キロくらい選手の時には
乗っていたのであまりストレスは感じず、
サラリーマンとして頑張らなくてはと
考えていましたね。

――田代さんはその後、2013年にスイスで
開催されたレースに出場して、日本人初の完走、
総合19位を獲得されています。
このレースに出場したきっかけは?

田代さん:ロードレースのフレームを
供給して欲しいという話があったんです。
アマチュアのレースの世界最高峰と言われる
レースのサポートをして欲しいと言われていました。
最初は自転車の機材を供給する話だったんですが、
出場選手が足りなくなってしまい、
一緒にやってくれと言われたのが、本気で
自転車を再開したきっかけでした。
日本選手の中では一番いい成績でゴール
できました。この大会をきっかけに
改めて自転車は楽しいなぁと思って
最高の時間を過ごして、その魅力を
一般の人にも伝えたいと思って会社を
立ち上げました。
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| 20:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月18日

大学の自転車サークルから始まった、自転車とのお話…伺います。

リンケージサイクリング株式会社代表取締役・田代恭崇さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

田代さんは、1974年東京生まれ。城西大学卒業後、
チームブリヂストンアンカーに所属し、全日本選手権、
二度の優勝をはじめ、2004年アテネオリンピック
日本代表など、数多くの自転車ロードレースで活躍され2007年に引退。
現在は「リンケージサイクリング」を運営し、
サイクリングイベントやガイドの育成など、
様々なサイクリング事業を展開していらっしゃいます。

小黒:田代さんは城西大学のサイクリング部に所属されてから、         
自転車ロードレースの選手を目指された?

田代さん:ちいさい時から自転車は好きでしたが、
大学入学前にはオートバイのモトクロス競技を
やっていました。
大学に入った後で、自転車がオートバイ競技の練習に
なるんじゃないかと思ってサイクリング部に入った
のが、競技自転車との出会いでしたね。大学時代は
サイクリングで日本全国のいろいろな所を回って
2週間ぐらい自転車に乗る生活をしていたので
体力がつきました。なので、その成果を発揮するのが
レースでした。

――そして、大学卒業後には、チームブリヂストンアンカーに
所属されています。

田代さん:契約選手になる前の年にツールド北海道という
大きいステージレース…何日間に渡る総合成績を求められる
大きな大会で日本人で4番目くらいに入って、その成績を
買われてチームと契約することになりました。

| 19:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月14日

【Podcasting 第756回】野崎達矢さん

今回のポッドキャスティングは、
10月11日~10月14日放送分、
株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんです。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月14日

エコとの出逢いから、現在の仕事へというお話、伺います。

株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。

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――野崎さんが医療や環境ビジネスの業界へと
入ったきっかけとは??

野崎さん:芸術大学で都市計画について学んで
いたんです。建築デザインに興味があって、
都市計画について専攻したんですが、
エコロジカルプランニング…今はエコと
呼ばれていますが、すみ良い都市を作るとか
人間が暮らしやすい環境をデザインする
という勉強をしていました。
ここ数年は、コロナの問題で衛生管理という
ところがすごく着目されてきました。
環境問題やSDGs…サスティナブルな世界を
作るという点にぐるっと回って戻ってきた
というか。当時大学で勉強していた分野に
戻ってきた気がしています。

小黒:野崎さんの会社がやられている
グリーストラップの清掃…どういうところでも
取り入れられているんですか?

野崎さん:我々ではゼログリースという
ブランド名をつけています。
大手のホテルやスーパーの全国チェーンなど
環境問題に非常に敏感なところで
実際に使われています。
その中でも、産業廃棄物が出ないという
のが非常に重要で、カーボンニュートラルの
考えやSDGsに結びつくので
そういった考えに敏感な企業に
導入されています。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月13日

飲食店に設置される排水分解装置「グリーストラップ」の清掃について伺います。

株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。

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――食品を扱う厨房からの感染予防のため、
特に問題視するべきポイントとは??

野崎さん:食品を扱うお店のスタッフが
管理できるところと、プロに任せないと
できない衛生管理の2つがあると思っています。
例えば、冷蔵庫の温度管理などはスタッフの
皆さんができますが、私たちが着目している
のは汚染の元となる食材の廃棄や排水の部分
……これらの清掃にはプロフェッショナルに
任せなくてはいけないと思っています。
今回、我々が提供しているサービスというのは
排水の面、下水に流れ出す油分を石鹸化
するという工法があります。
これで産業廃棄物を減らすことができます。
グリーストラップという機器で施設から出る
廃棄物や油脂、油分を食い止めて
下水に流れるのを防ぐことができます。
ただ、この管理が甘くて流れ出して
いるのが問題になってしまっています。
この清掃を怠っていると、グリーストラップの
中に油が固まってしまい、その上をさらに
油が流れ出して下水に流れています。
この清掃をしっかりしなくては、環境問題、
下水の汚染…その先の河川の汚染が
改善しないと思っています。

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月12日

「HACCP」が担う「食の安全の管理」とは?

株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。

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――今年6月から食品を扱うすべての業者に対して、
新しい衛生管理の手法、HAACCP(ハサップ)が、
義務化されました。

野崎さん:要は食の安全というと、食材の仕入れから
製品化されて皆さんの口に入るまでの全ての工程に
渡っての管理をするのがHAACCPになっています。
なので、どこから仕入れているのか、それを
誰がどんな環境で作っているのか、材料は
どのように保管されているのか、最終的には
ゴミの処理の問題にかんしてなど、全ての
工程においての管理をするのがHACCPの
考え方です。

小黒:でも、今までもこうした管理の基準は
あったのだと思いますが、今回何が新しく
なったのでしょうか?

野崎さん:今までの衛生管理がベースになって
いるのですが、一番はそうした管理のルールを
都道府県が管理していて
一本化されていなかったんです。
これを、記録をとってモニタリングをして
食中毒などが起こった際などに原因を
追求しないと同じ事態が起こるので
制定されました。

小黒:日本は欧米に比べて10年ほど
こうした管理が遅れていると…
どういった部分が遅れていたんですか?

野崎さん:1960年台に元々は
宇宙食の安全を管理するために作られた
仕組みでアメリカなどではよく使われて
いました。1980年台にはアメリカの大手
ハンバーガーチェーン店がHACCPを
導入しています。
日本の場合、記録をとっていなかったり、
原因追求が甘かったと私は考えています。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月11日

医療のICTソリューションと、新しい衛生管理の手法「HACCP」について伺います。

株式会社コアベース代表取締役社長・野崎達矢さんをお迎えしています。

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――1963年生まれ、大阪芸術大学芸術学部卒業後、
広告代理店勤務を経て、2014年に、医療業界の
総合代理店コアベースを設立され、医師会向けの
冊子の出版をはじめ、医療介護の
ICTソリューションの提案などを行っていらっしゃいます。

野崎さん:元々は広告代理店で色々な情報を発信
していたんですが、IT化の波に雑誌業界が衰退して
いく中でITの方へ媒体をスイッチしていったんです。
その際に医療系大学院の教授と仕事をすることがあり、
医療のICTがとても遅れていることを知ったんです。
逆にいうと、すごくチャンスだなと思い医療業界へ
入っていきました。
例えば、患者さんのカルテのデータにしてまとめて
いったりするのを、お医者さんたちにわかりやすく
説明していくのがメインになっています。

――野崎さん、早速ですが、食品衛生法が改正されて、
今年6月から食品を扱うすべての業者に対して、
新しい衛生管理の手法、HAACCP(ハサップ)が、
義務化されると伺いました。

野崎さん:食品衛生に関する新しい基準ですが、
基本的には今までの一般衛生管理とはあまり
変わりはなくて、それに加えられた新しい
手法になっています。一言で言うと
“食の安全の確保に関するガイドライン”
です。
元々はアメリカで発明された基準で、
HACCP(ハサップ)は、単語それぞれ
Hazard(危害)」
Analysis(分析)」
Critical(重要)」
Control(管理)」
Point(点)」
の意味を表しています。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月07日

【Podcasting 第755回】若林雅人さん

今回のポッドキャスティングは、
10月4日~10月7日放送分、
美術作家・若林雅人さんです。

| 21:00 | カテゴリー:ポッドキャスティング

2021年10月07日

新たな画法との出逢いについて伺います。

美術作家の若林雅人さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

若林さんの展覧会「若林雅人の天地創造」では
絵を購入することもできます。

小黒:今後は、今回のこの技法を
極めようと思っているんですか?

若林さん:そうですね。普通絵っていうのは
物とか目的があって描くじゃないですか。
今回の展覧会の絵は、自分がずーっと
線を自由に書いていると形が浮かび上がって
くるというのが、一つの大きな魅力で、
それで天地創造という名前にしたんです。
自分の手で描いているのに、なぜか形が
浮かび上がってくるんです。
直接みてもらって、寄ってみてもらうと
また別のものに見えてなんだこれ…
っていう風に思うので、ぜひ実物をみて欲しいですね。

展覧会の会場OGU MAGのHP
https://www.ogumag.com

今回の選曲…LA AURORA / NINA PASTOR

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月06日

荒川区尾久 と ギャラリー「OGU MAG」との出会いについて伺います。

美術作家の若林雅人さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

小黒:展覧会の会場になるOGU MAGは
どの駅から行くと近いんですか?

若林さん:JRの田端駅から行くと
近いですね。田端の上の方には、
文士村という場所があって、
昔、芥川龍之介や室生犀星、
板谷波山といったすごい文化人が
ズラーっといた場所があります。
その反対の方にある、東尾久・西尾久
実は今、盛り上がっているんです。
ヨーロッパの建築家の方が建築事務所を
東尾久の商店街に構えています。
ギャラリーOGU MAGはロンドンの
ゴールドスミスカレッジで映画の
勉強をされていた齊藤さんという
方がオーナーです。帰国して
映画の仕事に携わりながらこちらの
ギャラリーも経営されています。
OGU MAGの隣には齊藤さんの
ご主人が菓子職人なので、
作った焼き菓子が食べられる
カフェが併設されています。
2階は吹き抜けで、3部屋ほど
滞在できる部屋があります。
レジデンス兼、アートスペース、
カフェ…という将来的に見ても
面白い場所になっています。

小黒:若林さんがOGU MAGと
出会ったきっかけは?

若林さん:改築前に大きなスペースが
あることは知っていたんですが、
改装後に展覧会があるたびに
チラッと見に行って一言も口を利かないで
出ていったんですけど、ある時年配の
女性が『お近くにお住まいですか?
実は娘がここのオーナーなんです』
と声をかけていただいたんです。
僕もロンドンにいたことから、
話が弾んで展覧会をやらせていただけ
ませんか?となったんです。

今夜の選曲…PA LA PIMPI / TOMATITO

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月05日

10月7日から開催の美術展「若林雅人の天地創造」について伺います。

美術作家の若林雅人さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

――若林さんは1995年から、チェルシーカレッジ大学院で
研究員になります。

若林さん:ロンドンに行くときには
招聘していただいて、どこの大学でも
入れてくれると言われて、全部の大学を
見てきなさいということで、見てまわりました。
ゴールドスミスはみんなとんがっていて
血気盛んだったので、もっとおおらかな
ところがいいと思い、チェルシーカレッジに
入れてもらいました。
最初、僕は絵画科に行こうとしていたんですが、
招聘してくれたナイジェルが
『自分を決めつけちゃダメだ!なんでも
できる場所に行って自分を空っぽにして
何やってもいいんだから!』と言ってくれて
彫刻科に進みました。

――若林さんの経歴を振り返ってみると
19歳~20代半ばまでを海外で経験されています。 
この経験は美術のことだけじゃなく、
ご自身の中で、どのように生かされていますか?

若林さん:結果的には良かったと思っています。
というのは自分が勉強したいことだけを勉強できた。
カリキュラム通りに勉強するのではなく、質問を
自分で作るところから始めなくてはいけなかったので。
自分の人生の目的を自分で決める…海外という環境の中で
自分に問い続けた時間は良かったと思います。

――若林さんの展覧会「若林雅人の天地創造」が、
10月7日(木)~10日(日)まで 
荒川区東尾久のギャラリーOGU MAGで、   
開催されます。

若林さん:この展覧会は2017年から
細いペンに墨をつけて、紙にひたすら
線を書いた作品がメインになります。
中には1年以上かけて描いた作品もあります。
タクシーの運転手をしながらなので、
会社に行く前に3時間フラメンコギターを
弾いて、帰ってからまた3時間フラメンコ
ギターを弾いて6時間寝て、
夜中の12時から朝の7時までは絵を
描くというのがこの10年間の生活に
なっています。
今回の展覧会では約10点ほど展示します。
スケール感の違いも含めて
楽しんでいただけると思います。

今夜の選曲… FLAMENCO BARROCO / DIEGO CARRASCO

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2021年10月04日

美術作家でフラメンコギタリスト…というお話伺います。

美術作家の若林雅人さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

若林さんは1965年東京生まれ、
ロサンゼルスで、美術を学んだ後、
スペイン、マドリッドで、古典絵画技法を研究。
そして、ロンドンのチェルシーアートカレッジ大学院 
彫刻科でマスターを取得され、美術作家として作品を発表。
一方で、フラメンコギタリストとしても
活動されていらっしゃいます。

小黒:3年ぶりの出演ですが、フラメンコギタリストって
いうよりも日常はタクシーのドライバーだよね。
まだやられているんですか?

若林さん:ちょっとだんだん疲れてきましたが、
頑張って毎日運転しております。

小黒:コロナ禍で音楽活動はどのような感じだったんですか?

若林さん:音楽に関しては小さなお店や
大きめの会場も中止になってしまいました。
ほとんどがお酒を飲む場所で演奏するので
できていませんね…。

ーー若林さんは美術を学ぶため、
1984年にロサンゼルスの
サンタモニカ・カレッジへ。

若林さん:コンセプチュアル・アーティストの
河原温さんが大好きで最初僕はニューヨークへ
行きたかったんです。
ただ、その前に音楽の方でロサンゼルスに
行きました。その頃のロサンゼルスは
ヘビメタブームで日本のバンドの
「LOUDNESS」がアメリカの
カントリークラブで演奏していたので、
僕もみに行きました。

――その後、1987年から3年間マドリッドで、
古典絵画技法の研究をされています。

若林さん:高校を出た後に外国で勉強するのを
自分で決めていました。マドリッドでは油絵の
研究で行ったんですが、そこで知り合ったのが
小黒さんの親友の堀越千秋さんでした。
最初は絵の話しか、堀越さんとは
しなかったんですけど、
ある時堀越さんの家で夕食を食べた時に
『僕はフラメンコギターも興味があって弾いてみたい』
と言ったら奥からギターが出てきたんです。
アルハンブラの思い出…かな、それを弾いたら、
堀越さんが『君、絵なんかやめてフラメンコ
ギターを弾きたまえ!』と言われました。
お互い絵の話をすると真面目な雰囲気になってしまった
ので合わないんですが、フラメンコではお酒の
つまみ感覚でワーっと盛り上がれるので…
そういう意味では音楽の接点があって
よかったですね。

今夜の選曲… アンダルシア(ルンバ) /堀越千秋 feat.若林雅人

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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