2009年10月30日
11月2日から6日のゲストは
NPO法人マドレボニータ代表の吉岡マコさんです。
■■吉岡マコさん■■
1972年生まれ。埼玉県出身。東京大学文学部を卒業後、同大学院生命環境科学科で運動生理学を学ぶ。98年、出産後の女性の心と体のヘルスケアをする「産後のボディケア&フィットネス教室」を立ち上げ、2008年にNPO法人「マドレボニータ」とする。著書に『産前・産後のからだ革命』『母になる女性のための産前のボディケア&エクササイズ』などあります。
NPO法人マドレボニータ代表の吉岡マコさんです。
■■吉岡マコさん■■
1972年生まれ。埼玉県出身。東京大学文学部を卒業後、同大学院生命環境科学科で運動生理学を学ぶ。98年、出産後の女性の心と体のヘルスケアをする「産後のボディケア&フィットネス教室」を立ち上げ、2008年にNPO法人「マドレボニータ」とする。著書に『産前・産後のからだ革命』『母になる女性のための産前のボディケア&エクササイズ』などあります。
隈さんの思う、世界で一番美しい街は「ブタペストの西駅」。エッフェル塔のエッフェルが作った駅なんだそう。そして日本では「富山・高山」。 |
建築家の隈研吾さんが独立したのは、1986年バブルの真っ盛り。当時は東京でたくさんの仕事依頼があったそうですが、1992年頃からパッタリと止まり、10年間も東京で仕事が無かったそうです。その間にしていたのは、地方の仕事。職人さんたちと手作りで建てていたそうです。そして、建築ってこうやって作るんだ、こういう面白さがあったんだと勉強をし、自分の建築感が変わったのだとか。そして2000年、東京へ…。
100年に一度の不景気と言われている現在。ところが、建築業界にとってはチャンスだと隈さん。ゆっくり考える時間があるからこそ、アイデアが浮かぶ…建築の転換が起きるのは不況のときなんですって。
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今夜の選曲: MORE THAN THIS / ROXY MUSIC
乃木坂にあるギャラリー間で現在「隈 研吾展 Kengo Kuma Studies in Organic」が開催されています。国内外で、進行中のプロジェクトの模型やサンプルの展覧会で、どうやって建築の設計をしているか、プロセスが分かるようになっているそうです。11月1日(日)には12時からと3時の2回、隈さんのギャラリー・トークもありますので、是非お出かけください! |
普通は公共の建物は早く作るものなんだそうですが、根津美術館は3年半の休館をはさみ、6年をかけて作ったそうです。いろいろな美術館を見て回るところからはじめ、ゆっくり時間をかけて作れたとのことです。 |
和風の屋根が印象的な根津美術館。表参道のにぎやかな通りから見たときに、違う世界があることを感じさせたかったからなんですって。「日本の建築は、ほとんど屋根の建築といっていい」と隈さん。屋根がちゃんと出来れば、建築は解決するともおっしゃっています。(お寺とか、神社とか…考えてみれば確かに屋根が印象的ですよね…)逆にヨーロッパの建築は壁の建築なんだそうです。 |
俳優の永島敏行さんは農業をテーマにさまざまな活動をされていますが、セミナーの講師という一面も。しかも学部長です!スクーリングパッド/農業ビジネスデザイン学部。生徒は20〜40代のバリバリ働いている世代が多く、今やっている仕事以外に夢として、農業や環境、地域を変えることに関心があって通っているそうです。
生徒さんに対して、農業を考えるにあたって「想像力を働かせよう」とおっしゃっているとか。これは…俳優として役作りをするとき、人の立場になると自分の中に埋もれていることが掘り起こされ、人間を多面的に見るといろいろな要素をもっていて、その中で想像力を働かせていくと、自分が何を欲しているのか、自分が何をやりたいのか、掘り起こされてくる…だから想像力が必要とのこと。
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今夜の選曲: IN THE MORNING / NORAH JONES
「コミュニケーションが大事だとつくづく思う…」
俳優の永島敏行さんは青空市場の6年を振り返って改めて思うんだそう。月1回でも確実に人が来てくれて、お互い情報交換をして行く。そして毎回来ている人同士が友達になったり…まるで井戸端のようです。ただモノを売るだけではなく、そういう場でありたいとおっしゃってました。
青空市場 次回は今週末です!
■10月23日(金) 11:00〜19:00 / 10月24日(土) 10:00〜16:30
■東京・丸ビル 1F マルキューブ
今夜の選曲: THINKING ABOUT YOU / NORAH JONES
この青空市場は、生産者の方が直接、消費者にモノを売るマーケット、調理法なども教えてくれるそうです。生産者の方々は消費者とダイレクトに繋がる場として、消費者の反応も見れるということから励みにもなっているとか。 |
『世界には、生産者と消費者がコミュニケーション出来る市場があるのに、日本にはなかった。だからやってみたいなぁ…それが青空市場を始めたひとつの理由』 |
永島敏行さんは俳優として、映画、テレビ、舞台にと活躍されていらっしゃいますが、なんと、米作り16年というキャリアがあり青空市場も東京国際フォーラムで定期的に開催されています。 |
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米作り…きっかけは、大学時代の野球部の仲間が秋田県十文字町で映画祭をはじめ、十文字に通っているうちに米作りに挑戦してみようと思ったのだとか。また、娘さんがまだ小さかったので思いっきり泥遊びをさせてあげたいという気持ちもあったそうです。でも、地元の人には米作りは遊びじゃないから本気でやれと言われ、本格的に取り組んでいったそうです。 |
今夜の選曲: SUNRISE / NORAH JONES
今回のポッドキャスティングは、10月13日から10月16日放送分、
住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんです。
住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんは北海道大学農学部のご出身。趣味が家庭菜園で、しかも永田農法を実践中なんですって。
今収穫出来るのは、トマト、オクラ、ピーマン、小松菜、ネギ、ニラ…。
一週間7日のうち2日は自給、週末は育てた野菜を調理して家族に振る舞う…これも実践中なんだとか。
今夜の選曲: PRISONER OF LOVE / JAMES BROWN
住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんをお迎えして3日目。
マラリアの発生地域の90%がアフリカ。そこで東アフリカのタンザニアにオリセットネットの工場を作ったそうで、4000名の従業員は現地タンザニアの人。しかも85%が女性!ところが…タンザニアには<働く>という概念がないので、まず最初の教育が大変なんですって。 |
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オリセットネットの売り上げの一部は、識字率をあげようとアフリカの教育支援に使われています。これまでに小学校を7校建設、そして現在も1校建設中、また教員の宿泊施設建設などにも使われているそうです。 |
今夜の選曲: GOOD GOOD LOVIN' / JAMES BROWN
住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんをお迎えする4日間。
ベクターコントロールとは、ベクター:感染症を媒介する害虫のことで、この害虫を傍受するものとして「ベクターコントロール」という言葉があるのだそう。そんなベクターコントロール事業部の水野さんの仕事の中心となっているのが、マラリアや感染症対策用の製品の研究・開発・販売。
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マラリア…日本ではあまり現実味を帯びていないので現状を知らない方も多いと思います。現在、全世界で5億人が発症すると言われていて、発症地はアフリカが90%以上、そして東南アジア、南アメリカが中心なんだそうです。5歳以下の子供や妊婦が感染すると、致命傷となる場合がある大変な病気。 |
マラリアは「ハマダラカ」という蚊が媒介して発症する病気で、このハマダラカが原虫を持っているときに刺されると感染してしまうのだそう。だから、ハマダラカに刺されたからといって感染する訳ではないんですって。
今夜の選曲:FUNKY PRESIDENT / JAMES BROWN
住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんです。
マラリア対策用の蚊帳、オリセット・ネットのお話を中心に、たっぷりと伺います。
書家の紫舟さんが企画監修された書のイベント「Love Letter Project '2009」が 、10月10日(土)と11日(日)の2日間、恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンルーム」で開催されます。
誰かからもらった愛情を、次の誰かに届けたい…そんな思いから始まったイベントで、今年で3年目。
今回のテーマは「大人から子どもへ、子どもから大人へ届けるラブレター」。当日は、相手のことを思い書に託すワークショップも行われるんですが、もちろん誰でも参加OK!「Love Letter Project '2009」からご応募ください。
そして展示ゾーンではNHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)題字の原画や、著名人の作品なども展示されるそうです。
書家の紫舟さんは海外でもいろいろな場所で、パフォーマンスや作品を出展されています。
一番挫折したのは「ベネチアビエンナーレ」なんだそう。1ヶ月に渡り、展示やパフォーマンスをし、拍手をもらったけど…それは珍しいものに対する拍手だと感じたそうです。文化の域を超えていない…それは目指すところではないと挫折したとか。
今後、海外でやってみたいことは「ハリウッド映画の題字を書くこと」。ハリウッドではほとんどフォントが使われていますが、その映画の象徴的なシーンや、監督の一番伝えたい思いを込めて題字を書けたら…と思っていらっしゃるそうです。
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今夜の選曲: DRAGONFLIES / EDDI READER
紫舟さんのそのスタイルは「単なる情報としての文字ではなくて意思を吹き込む」。掛け軸など美術品としての要素というよりは、文字を表現することに特化していきたいのだそうです。例えば「命」。生まれたばかりの「命」と、ガンを克服した「命」は異なる訳で、その字を書き分けられる書家になりたいとおっしゃっていました。 |
書家の紫舟(ししゅう)さんです。
紫舟さんの作品は、NHKの美術番組「美の壺」や「沸騰都市」の題字、マックスファクターSK-IIの広告の「力」という文字浜崎あゆみ、ミュージックビデオ「月に沈む」の題字、アサヒビールの「濃醇梅酒」ロゴ や、白鶴酒造、TVコマーシャル…といろんなところで目にすることができます。
そして、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字も手掛けられています。
今回のポッドキャスティングは、9月28日から10月2日放送分、
株式会社ミキハウスの坂本達さんです。