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2021年3月 5日

今回は、細美さんのバンドのライブを手がけている

Sony Music Artistsの向出さんに話を伺いました。

 

コロナ禍でライブが次々と中止になった2020年。

8月のELLEGARDENの配信ライブ、

そしてMONOEYESthe HIATUSのライブを担当し、

細美さんのアイデアに触れていく中で、

「自分はこの仕事がほんとうに好きなんだな」と

改めて感じたそうです。

 

■ライブ制作者として思う「ライブの魅力」

 

CDや配信ライブでは味わえない、

ライブ現場でしか体験できないことは

「空気の揺れ」と語る向出さん。

 

「バンドが音で空気を揺らし、

観客が歓声と熱気で空気の揺れを返す。

それが音や明かりを巻き込んで大きな風になる。

その現場の空気の揺れは、配信ライブではまだ味わえない」

 

この向出さんのコメントを受けて、細美さんは、

 

「お客さんの反応は、1曲目の音を鳴らした瞬間から

ライブ会場ごとに全然違うので、毎回、その攻め方が変わってくる。

かたや配信ライブはお客さんのうねりを

現場で直に受け取れないので、

一方的にアーティストが画面に向かって攻め続けることになる。

その点が全然違いますね」

 

と語っていました。

 

インタビューにご協力いただいた

Sony Music Artists向出さん、ありがとうございました!

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