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2020年3月25日

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2020年3月20日


世間が注目するあの方が、

旅立たれました。



そうです、

ワニ君です。




自分も、20日くらいから、

100日後に死ぬワニをみ始めました。



初めから死が分かっているという衝撃的なタイトルと対照的に

ほのぼのとしたタッチで描かれたワニの日常。



毎日毎日、

気づけば彼の動向を追っていました。



一体100日後はどうなるんだ。


本当に死ぬのか?


死ぬってそもそも、どういう意味での?


私は、
途中からゲームにはまりだしたワニくんに、


「はは〜ん、これは、ゲームでの死をあらわすんだな?」

と思い始めましたが、


これは早々に却下。


日々、別段夢もなく、なあなあで生きていくワニ君と仲間たち、

仕事に、恋愛に、

次第に、大切なものが増えていく、

その、輝きを増していくさまが嫌でした。



だって死んでしまうんだもの。



期限が分かっていると、

日常の、一分一秒が、
とんでもなく大切にみえてくる。



これを読んでいる私自身も、
あと100日、
いや、あと1日かもしれない・・・。


そうこうするうちに、90日目。


もう90日も経ったのか。

自分はこの90日間、何かしただろうか?

時間とはとんでもなく早く過ぎていくことも
改めて実感しました。



そして、運命の100日目。



ワニ君は、死んでしまいました。


作者が、昔友人を亡くし、
この想いを描きあらわしたくて、
作品が生まれたと、

その日、知りました。



最後の漫画は、


セリフも少なく、

少し考えなくてはわからない結末でしたが、

おおよそ理解し、

いろんなリプライを見ていると、新たな投稿が。


「生きる」




いや無理泣いた。




100日の漫画のワニでさえ考え深いのに、
あんな温かい歌のせられたら、そら泣くわ。


いきものがかりめちゃくちゃ好きになった。



翌日、
森山直太朗の「さくら」を聞いて、

頭の中で、勝手にワニ君とコラボさせたけど

5秒くらいで


あ、これもヤバいな、と慌ててミュージック停止。



今、なんやかんやネットでは騒いでますが、



このコロナで暗い今、
日本中が夢中になれたこと
当たり前の大切さを改めて考えさせてくれたこと、
感謝します。






どうもありがとう。
ワニ君、いきものがかり、

そして、森山直太朗。

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