女優、映画プロデューサーの杉野希妃ナビゲートの「J-WAVE SPECIAL Message from Asian Films」、いかがでしたか?
ゲストにお招きした行定勲監督、西川美和監督と、それぞれ日本や韓国など、アジア映画の現状や未来について、意見交換しました。
お二人によると、イマの日本映画が置かれている状況はあまり芳しくないとか。
不景気ということ、さらには、90年代の日本映画全盛期への固執など、“まもり”に入っている日本映画界に対して、危機感を募らせているようです。
そんな中、新しいアジア映画の可能性を予感させる、“合作映画”。
様々な国のスタッフと一緒に製作することは、今後のヒントになるかも知れません。
行定監督は、現在公開中のオムニバス映画『カメリア』で、韓国・釜山を舞台に、現地のスタッフ、俳優陣と一緒に映画を製作しました。良くも悪くも、日本と韓国映画それぞれのスタイルを経験されたことで、監督として思う所がたくさんあったそうです。
一方、西川監督は、妥協するぐらいなら、映画は作らない。もう1度『蛇イチゴ』の時のような、低予算で良質の映画製作に挑戦したい、とおっしゃっていました。
お二人の監督は、今後どんな映画を作ってくれるんでしょうか。
日本を飛び越え、海外でメガホンを撮る姿、観てみたいですね!
また、希妃さんはエンディングで、日本やアジア映画の枠組みを取払い、国や民族、性別といったものを乗り越え、ボーダレスな活動をしていくのが目標、とおっしゃっていました。そして、いつかは映画監督にもチャレンジできれば、と。
肩書きは、
女優=映画プロデューサー=映画監督、杉野希妃。
そんな日がやって来るのも近いかも!?
今後の希妃さんの活躍が楽しみですね♪
◎最新NEWS
★杉野希妃★
『息もできない』のヤン・イクチェンと、キム・コッピも出演した、映画『マジック&ロス』が池袋シネマ・ロサで公開中♪
2011年12月3日(土)より大阪シネ・ヌーヴォほか全国順次、ロードショー!!
デジタル写真集「杉野希妃」が、<ソフトバンク ブックストア>で、配信で発売中!
映画『歓待』の深田晃司監督と『おとぎばなし』を、そして、第40回東京フィルメックス最優秀作品賞受賞『ふゆの獣』の監督、内田伸輝さんとの作品も、現在製作中。
★行定勲監督★
釜山国際映画祭製作の3話オムニバス『カメリア』が、
新宿バルト9を始め、横浜ブルク13など全国各地で上映中!
吉田修一の小説を映画化した『パレード』が舞台化決定!
来年1月が「天王洲 銀河劇場」、
2月は、大阪の「シアター・ドラマシティ」で公演が控えています。
★西川美和監督★
Photo by Shinotsuka Yoko
松たか子、阿部サダヲを主演に迎えた、
映画『夢売るふたり』が来年の秋にロードショー決定!