2019年06月27日
7月1から7月4日は
株式会社セカンドファクトリー
代表取締役の大関興治さんをお迎えします。
1969年生まれ。IT企業で設計業務や
常駐コンサルなどを手がけた後、
98年に、株式会社セカンドファクトリーを設立され、
ITを駆使した、「食」をテーマとした先進的な
取り組みにチャレンジし続けていらっしゃいます。
株式会社セカンドファクトリー
代表取締役の大関興治さんをお迎えします。
1969年生まれ。IT企業で設計業務や
常駐コンサルなどを手がけた後、
98年に、株式会社セカンドファクトリーを設立され、
ITを駆使した、「食」をテーマとした先進的な
取り組みにチャレンジし続けていらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、
6月24日から6月27日放送分、
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン
代表、志村真介さん
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表、
志村真介さんをお迎えしています。
志村さんたちは来年2020年に、常設ミュージアムの
開設を予定されているそうですが、
どんな施設になりそうでしょう?
志村さん「来年、浜松町の近くにJR東日本の複合施設で、
「WATERS takeshiba」という劇場やホテルなど、
色々なものができるんです。ここでは今までやって来た、
ダークとサイエンスとタイムが、
体験できるようにしようと思っています。
一見、見えない、聞こえない、歳を取るという
ネガティブに思うことを、だからこそできるんだ!
と思う人たちがいるからエンターテイメントとして
成り立つんですが、ただ見えない、聞こえない、
歳を取るではエンターテイメントにはなれません。
なので、なんと今年の秋からスクールを作るんです!」
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表、
志村真介さんをお迎えしています。
新しい取り組み「ダイアログ・ウィズ・タイムー
生き方との対話」というプログラム、これは?
志村さん「この案内役は高齢者の方なんです。
最近、高齢者の事故なんかで歳を取ることは、
凄いネガティブな感じがするんですけど、
実は歳を重ねている人の知恵というのは凄いし、
その人たちが世代を超えてコミュニケーションする
というのは最近家庭などでも中々できない。
なので、ここへ来て「歳に対する概念」だとか、
「生き方」を対話していくんですね。
これに関しては、見えるし、聞こえるしで、
普通の空間なんですが、
ただいくつかのシーンと取っていって楽しみながら、
お互いが理解していくということなんです。」
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DIALOGUE WITH TIME ー生き方との対話
開催期間 2019年7月30日(火)~8月3日(土)(5日間)
開催場所 LUMINE 0 NEWoMan新宿
詳細URL:https://dwt.dialogue.or.jp
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今夜の選曲:YOU'VE CHANGED / ELLA FITZGERALD
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表、
志村真介さんをお迎えしています。
志村さんたちは2017年から取り組まれているのが、
「ダイアログ・イン・サイレンス」ということで、
これについてご説明いただけますか?
志村さん「今度、これは見えるんです。
聴覚を閉じて、言語を喋らないというルールなんです。
どうなるかというと、表情とか身振り手振りで
コミュニケーションをとっていくようになります。
いくつかのシーンがあって、手で話すとか、
表情をトレーニングするとか、遊びながらみんなでやっています。
このプロたちというのは聴覚障がい者の人たちで、
聞こえていない人たちがリーダーとなっていくんです。
手だけでなく、顔の表情でも伝えてく、
この中では手話も使ってはいけないルールで、
言葉の壁を超えて自由になるというのがテーマなんです。」
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DIALOGUE IN SILENCE
開催期間:2019年8月9日(金)〜8月18日(日) ※10日間
開催場所:LUMINE 0 NEWoMan新宿
詳細URL:https://dis.dialogue.or.jp
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今夜の選曲:MISS OTIS REGRETS / ELLA FITZGERALD
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表、
志村真介さんをお迎えしています。
まずダイアログ・イン・ザ・ダークが、
どういうエンターテイメントなのか教えて頂けますか?
志村さん「ドイツから1989年に始まったイベントなのですが、
今は世界42カ国に広がっています。
完全な漆黒の暗闇を作るんです。
その中に8名ぐらいの少人数で入るんですが、
我々は通常、視覚を中心にコミュニケーションを
しているので、目が見えないと全く動けないんです。
何しろその中は漆黒なので、完全に見えない。
その中に都市があったり、森があったりと、
そのシチュエーションに入っていくんですが、
動けない参加者を誘導してくるのが、視覚障がい者の方々なんです。
彼らは普段から目を使っていないので、明るくても暗くても
関係なく動いてくれます。なので暗闇の中を忍者のごとく、
自分たちを案内してくれて普段助けられる関係が逆転するんですね。
なおかつ、視覚障がい者も目を使っていない、
参加者も目を使っていない、こういう対等な出会いがある
エンターテイメントなんです。」
今夜の選曲:DEED I DO / ELLA FITZGERALD
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表、
志村真介さんをお迎えします。
1962年兵庫県生まれ。
広告代理店やマーケティング・コンサルタントを
経て、1999年に暗闇のソーシャル・エンターテイメント、
ダイアログ・イン・ザ・ダークを初開催され、
2009年には東京に、常設展を開設するなど
普及活動に尽力されていらっしゃいます。
著書に『暗闇から世界が変わる
ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 』があります。
今回のポッドキャスティングは、
6月17日から6月20日放送分、
北海道 上士幌町 町長の竹中貢さん
北海道 上士幌町 町長の
竹中貢さんをお迎えしています。
今後の課題取り組みは何かありますでしょうか?
竹中さん「今の時代に合わせてなんですが、
スマートな田舎作ろうと思っております。
そういうった意味では酪農というのは素晴らしくって、
家畜の排泄物が電気になって、4万頭の牛から
自給率100%の電気が起きて、それを地産地消で
町民に電気を発売していると。
それから太陽光なんかを含めますと、
エネルギーだけで1000%となるんですね。
あと食料自給率2000%ということで、
この2つを基盤にしていこれからのIT・エネルギーを
どう入れ込んでいくかの戦略を立てています。」
今夜の選曲:ONE STEP BEYOND / WILLIE NELSON
北海道 上士幌町 町長の
竹中貢さんをお迎えしています。
2012年から始まったふるさと納税、
これをきっかけに上士幌町も盛り上がってきた?
最初はどれくらいあったのでしょう?
竹中さん「最初はほとんどなかったですね。
1番最初は15万円でした。頂いたのは
上士幌町にゆかりのある方でしたね。
それが平成25(2013年)年には2億5千万
2016年(平成28年)には21億まで行き、
30年度(2018年)もおかげさまで色々な問題ありましたが、
20億ぐらい全国から応援していただきました。
それで何よりも12.3万の寄付者いるということなんですね。
私はこの方々のことを応援人口と呼んでます。
(東京で上士幌町を応援してくれている方向けに
パーティなどもやっているそうで?)
そうなんです。もらうだけではなくて、
最終的に寄付者とどう縁を繋いでいくかが大切だということで、
街や街づくりにどんな人が関わっているのかを知ってもらう、
寄付者に対して感謝を届けるということをしています。」
今夜の選曲:HELLO WALLS / WILLIE NELSON
北海道 上士幌町 町長の
竹中貢さんをお迎えしています。
上士幌町は5年前はなんと
消滅可能性都市だったということですが、
どうのようにして人口増加に?
竹中さん「半世紀以上にわたって人口減少が続いてきました。
それが4年前から人口増が見込まれるようになったんです。
自然増減、社会増減、両方とも合わせて人口が増え始めたんです。
極めて異例のことなんです。帯広から40kmも離れている
ということで、純農村はベットタウンにもならないということで、
かなり前から人口減少をどう止めるかのか?
地域の経済を停滞させずに活性化させるのかをずっと、
政策の大きな課題として取り組んできたんです。
(具体的には)私が町長になったのは2001年なんですが、
当時は合併問題が取り出されていたんです。
最終的に自立するという結論になったのですが、
ただ、人口が減っていくという現状の中で、
どう新たな戦略を練るかというところで、
地元の良い農産品の6次産業に取り組んだのと、
兼ねてから東京とどう向き合うかというのを小さな街だけど、
考えていった結果、ICTを積極的に活用していったんです。」
今夜の選曲:FUNNY HOW TIME SLIPS AWAY / WILLIE NELSON
北海道 上士幌町 町長の
竹中貢さんをお迎えしています。
まず上士幌町は北海道のどのあたりになるのでしょう?
竹中さん「今やっている朝ドラが、十勝が舞台なのですが、
帯広市が中核都市になっていて、そこから北に40kmぐらい
行ったところに上士幌町はあります。
純農村地帯で大体700平方キロメートル、
これは東京23区とほぼ同じ広さになります。
そこで牛乳を作る、育成牛を育てているんです」
ズバリ上士幌町の魅力は?
竹中さん「今、牧場が人気となっておりまして、
観光牧場となっております。元々は育成牧場でした。
上士幌町は広い農地があるのですが、
(ある)牧場は1700ヘクタールという規模なんですね。
東京ドームに例えると350個以上東京ドームが入るという…
そこで育成牛を育てています。ここから生まれた製品を、
ふるさと納税だとか、地域の農業産業に寄与しています。」
今夜の選曲:MR.RECORD MAN / WILLIE NELSON
「京都の流儀」著者 徳力龍之介さんをお迎えしています。
夏の京都のオススメはありますか?
徳力さん「祇園祭はちょうど梅雨が明けるか、
明けないかぐらいの時期なので、とにかく暑いです。
なので、鴨川あたりとかを散策するというのが、
1番涼しくていいのかなと。あとは混んでますから(笑)
7月、祇園祭は1ヶ月やっているので、毎日何かしらの
神事があったりとかはあるので、色々調べていってみると
楽しいかもしれません。意外とそういうところに
芸舞妓さんが出没したりとかするので楽しいかなと思います。」
今夜の選曲:BOBY AND SOUL / TOOTS THIELEMANS
「京都の流儀」著者 徳力龍之介さんをお迎えしています。
祇園の遊び方は昔と変わりましたか?
徳力さん「変わってきているんでしょうね。
僕らが若い時に見ていた親父たちはもっと粋で
かっこよかったんじゃないかなと。
親父たちの所作にしても粋でなるほどと思ったり、
チップの渡し方だったりを学びましたね。
いろんな大人がいました。
(若い人たちはみんな最終的には京都を目指しますよね?)
みんなそういう思いがどこかにあるんだと思いますけど、
それはそれで実はすごいありがたくて、
やっぱり若い人たちに日本文化というか、
遊び方の基本みたいなところを知ってもらうために
どんどん来てもらいたいと思いますけどね。」
今夜の選曲:I'M PUTTING ALL MY EGGS IN ONE BASKET / TOOTS THIELEMANS
「京都の流儀」著者 徳力龍之介さんをお迎えしています。
京都の花街と言われる地区は何箇所あるのでしょう?
徳力さん「花街と言われるのは、祇園、祇園東、
先斗町、上七軒、宮川町の5箇所あります。
祇園に通っている人は他の花街に行くのは
無粋だと言われたりするんですが、
今はもうみんな行っちゃいますね。
でも一応、表向きは祇園の客は祇園で遊ぶ、
先斗町の人は先斗町で遊ぶというふうになっています。
この中で1番多いのはやはり祇園で、
芸舞妓、町方さん全部入れて100人以上はいると思います。
出身地はほぼみんな京都ではなくて、
全国からなりたいという人が集まるんですけど、
なりたくてもなかなか慣れないという状況です。倍率は高いです。」
今夜の選曲:TANGERINE / TOOTS THIELEMANS
「京都の流儀」著者 徳力龍之介さんをお迎えしています。
番組には8年ぶりのご出演となりますが、
この8年で京都も様子は変わりしましたか?
徳力さん「花見小路が観光客で埋め尽くされる
というのは考えもしなかったです。今はもう世界各国から…
みなさん、漫ろ歩きでお店に入るわけではなく、
見物しながら歩いていますね。今は暗い路地は無くなって、
昔は少し危ない通りもあったんですが、
今はみんな明るくなって、ホテルは建つは、民泊は建つは、
日本の看板がないものはあるはで、様変わりしています。」
今夜の選曲:I LET A SONG GO OUT OF MY HEART / TOOTS THIELEMANS
「京都の流儀」著者 徳力龍之介さんをお迎えします。
1960年京都生まれ。
代々、絵所を預かる画家筋の家に生まれ、
祇園で各界著名人との交流を深められてきた、
祇園のプロフェッショナルでいらっしゃいます。
著書に「京都の流儀」「京都の流儀 -もてなし篇」があります。
今回のポッドキャスティングは、
6月3日から6月6日放送分、
シンガーソングライターの宮沢和史さん
シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。
2年前に出演いただいたときは、
沖縄民謡245曲も収めたCD
「沖縄 宮古 八重山民謡大全集(1)唄方~うたかた~」を
ご紹介しました。その制作プロジェクト「唄方プロジェクト」の
監修をされて、沖縄民謡を音声記録を
残したい思いからと伺いました。その後の反響は?
宮沢さん「各図書館などが、どう活用するかは、
想像を超えるんですが、例えばCDが17枚組なんですね。
そのままBOXで貸してしまうと、
2週間は図書館に無くなってしまいます。
貸し出しをしてみてわかったこともあったので、
1部は保存用に寄贈し直したり、1部は貸し出しをしたりで。
まだ手探りの部分もあるんですけど、
最近やっと落ち着いてきて、沖縄県のメインの図書館も
展示コーナーを作ったりしていました。
東京の大学とかにも置きたいという声もありまして、
今後は細い部分を修正した改訂版を
寄贈し直すと思うのでその時に増刷も考えています。」
今夜の選曲:亜壇の心 / 宮沢和史
シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。
宮沢和史さんのソロアルバム
『留まらざること 川の如く』 が、
5月22日に発売されました。アルバムには、
「歌手」というタイトル曲がありました。
これはいつ頃制作された?
宮沢さん「これは16年に歌手活動を引退しまして、
その数ヶ月後に歌詞を書いたんですね。
“歌手”というタイトルだけど、歌手じゃないって歌なんです。
歌手じゃないのでいろいろなものから解放されて、
プレッシャーを感じることなく、
これからは生きていけるという歌詞なんです。
自分自身も驚いたんですが、発表する機会がないのに、
なんで書いているんだろう… という…
詩人としての嵯峨というか、メロディーも付けやすい
文字数にもなっていたので、職業病というか…
日の目をみることはなかったはずなんですが、
今回アルバムを作ることなったので、
この曲も自分の偽らざる心境なので、
入れておこうということになりました。」
今夜の選曲:歌手 / 宮沢和史
シンガーソングライターの宮沢和史さんをお迎えしています。
ソロアルバム『留まらざること 川の如く』 が、
5月22日に発売されました。3年5ヶ月ぶりとなるそうで、
ご自身の手応えとしては如何でしょう?
宮沢さん「全曲宮沢が作詞作曲したアルバムは実はもっと
間が空いていまして、8年ぐらい空いているんです。
カヴァーとかベストは出していたんですけど、
そういう意味ではだいぶ経ったなぁと。
(アルバムは)8曲なんですけど、一般的には短いんですね。
でも1曲1曲かなり想いを込めたのでかなり聞き応えは
あるんじゃないかと思います。」
アルバムのオリジナル5曲は、このために?
宮沢さん「ここ3年ぐらい体調が悪かったんですが、
去年の6月ぐらいにだんだん良くなってきて、
もしかしたらまた歌手として
やっていけるのかなという自覚があったんです。
それで曲作ってみようかなと思って集中して作った曲なんですね。」
今夜の選曲:PAPER PLANE / 宮沢和史