2019年02月28日
3月4日から3月7日は
3月4日から3月7日は
チョコレートバイヤーみりさんこと、
木野内美里さんをお迎えします。
兵庫県生まれ。大学卒業後、
96年より大手通販会社フェリシモで、
食品カタログを担当し、「チョコレートバイヤーみり」の名のもと、
世界各国のチョコレートを日本に紹介されていらっしゃいます。
著書に『世界の果てまでチョコレート』があります
3月4日から3月7日は
チョコレートバイヤーみりさんこと、
木野内美里さんをお迎えします。
兵庫県生まれ。大学卒業後、
96年より大手通販会社フェリシモで、
食品カタログを担当し、「チョコレートバイヤーみり」の名のもと、
世界各国のチョコレートを日本に紹介されていらっしゃいます。
著書に『世界の果てまでチョコレート』があります
今回のポッドキャスティングは、
2月25日から2月28日放送分、
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さん
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さんをお迎えしております。
今井さんは設計する上での
コンセプトなどはあるのでしょうか?
今井さん「施設を設計する時にコンセプトを考えるんですけど、
コンセプトの要因として、3つの条件を考えています。
1つは社会的条件。今、どういった世の中で、
どのような温浴施設が必要とされているのかを考えるのが社会条件。
2つ目は、地域条件。銭湯が建つ場所がどんな場所で、
どんな地域に建てられているのか、それが地域条件。
最後が個別条件ですね。その土地が持つ状態、
西向きであるとか、東向きであるとか、
あるいはその土地にある伝統とか、歴史とかなどですね。
それら3つの要素で考えてコンセプトを設計するようにしています。」
万年湯 新大久保
写真提供:今井健太郎建築設計事務所
今夜の選曲:CHOO CHOO ガタゴト・アメリカ編 / 細野晴臣
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さんをお迎えしております。
銭湯の値段ってどこも一律ですが、
これはどういうことなのでしょう?
今井さん「銭湯の定義としては、価格統制をしていまして、
各都道府県の条例で設定するというルールがあります。
それに則った値段でやっているんですね。
それ以外の値段になっている銭湯は
スーパー銭湯ということになりますね。
(価格統制というのは)戦後の日本の名残と言いますか、
唯一残っている業態が公衆浴場業界なんです。
元々は国民の健康と衛星保全が目的であって、
それに関わる商売は必要以上の利益を設けては
いけないよというのがあったんです。」
渋谷区 改良湯
写真提供:今井健太郎建築設計事務所
今夜の選曲:住所不定無職低収入 / 細野晴臣
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さんをお迎えしております。
今井さんが銭湯に目覚めた
きっかけはなんだったのでしょう?
今井さん「きっかけは私の勤めていた設計事務所が、
小規模の事務所だったので、さほど給料も多くなかったんですね。
で、遊ぶ金欲しさというか、お金浮かして、
生活費とか趣味にお金使いたいなと思って、
風呂無しの部屋を借りようとしたんです。
(風呂は)銭湯に行けばいいじゃないかと。
で、安くていい物件があったので、引っ越して銭湯暮らしをなった。
たまたま住み始めた周りに良い銭湯がたくさんあって、
毎日、日替わりで違う銭湯に通っていたんですね。
つまり最初は、ただの銭湯ユーザーだったんです。
(当時住んでいた場所は)板橋区の要町というところで、
結構銭湯が残っている地域。偶然なのですが、
当時1番通っていたお風呂屋さんから、
たまたま改装の依頼を頂いたんです。
そこがクアパレス藤という銭湯です!
板橋区 クアパレス藤
写真提供:今井健太郎建築設計事務所
今夜の選曲:冬越え / 細野晴臣
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さんをお迎えしております。
今井さんはこれまでに手掛けた銭湯は、
何軒あるんでしょうか?
今井さん「温浴施設、銭湯系施設としては
18軒ほどやっております。最初の頃は数年に1軒という
感じだったのですが、最近は年に3〜4軒という感じで
やらせて頂いております。」
浴室によくある絵なども今井さんの方でやれている?
今井さん「(浴室にある絵を)背景画という言うんですが、
背景画の中でもタイル画とペンキ画というのがありまして、
細かいモザイクタイルで画を構成するのが、タイル画。
ペンキで画を描いていくのがペンキ画と言います。
都内にも何人か職人さんがいたり、
その他にも私の依頼するストリートアーティストや
ストリートペインターなんて方などいるので、その都度、
私が設計するデザインコンセプトに合うような形の方に
お願いするというスタンスでやっています。」
今夜の選曲:薔薇と野獣 / 細野晴臣
今井健太郎建築設計事務所
代表取締役 今井健太郎さんをお迎えします。
1967年静岡県生まれ。
武蔵野美術大学大学院 造形研究科を卒業後、
設計事務所を経て、1998年独立され、
今井健太郎建築設計事務所を設立。
2001年に銭湯の設計を手掛けて以来、
銭湯建築家として活躍されています。
今回のポッドキャスティングは、
2月18日から2月21日放送分、
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林惠智さん
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林惠智さんをお迎えしています。
小林さんは、「伊豆ユネスコクラブ」の
代表でもいらっしゃいます。
2017年に設立ということで、
あらためて活動の目的をご紹介頂けますでしょうか。
小林さん「とにかく僕が考えたのが、人間と人間が
相争うということがおかしいよねと。
そもそも反戦を掲げて出来上がった、
国際平和を掲げて出来上がった国連が、
何故戦争に加入してくるのかと。
国連軍なるものを蘇生してしまうのもおかしい。
で、ユネスコの活動をたまたま知ったんですが、
その中で戦争は心の中で出来上がるものだと、
戦争をしないためには、心で壁を作らなきゃいけない。
この訳おかしいんじゃないかなと思って、
原文を読んだらやっぱりそうはなっていない。
僕は戦争とか戦い、争いが無くなるには、
相手を思いやる気持ちだとか、さらには必ず壊れるのは
命と自然ですから、この2つを守るためには、
どうすれば良いかなと思った時に、
子どもたちの教育が一番だと思って始まったんですね。」
今夜の選曲:THE SEVENTH SON / MOSE ALLISON
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林惠智さんをお迎えしています。
もそもストレスとはなんなのでしょう?
小林さん「ストレスという言葉が一人歩きし
過ぎてしまって、ストレスというのが何者なのかが
わかっていないで戦っている人がいる。
例えば、妄想というものがストレスにすごく影響する、
もう一つは自分が思っている自分と、
他人が思っている自分のズレがストレッサーという
ストレスの原因になることがある。
人によってストレッサーは違っていて、
例えば小黒さんだと、暇なときにストレスを感じるのか、
金が有り余った時なのか、忙しい時なのか、
アイデアが浮かばない時なのかというよに人によって違う。
僕なんかだと、暇だとストレッサーなんです。
ストレッサーが思考行動様式を変えていくので、
FFS理論の話に戻ってしまうけど、FFS理論の5因子と
ストレスによって人間はどう動くかというのを
非特異的なメカニズムとして解明してきたんです。」
今夜の選曲:ON'T GET AROUND MUCH ANYMORE / MOSE ALLISON
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林惠智さんをお迎えしています。
小林さんは様々な肩書をお持ちですが、
両忘山 活人禅寺の住職でもいらっしゃいます。
こちらはどんな方が来られるのでしょう?
小林さん「基本パターンは2泊3日ですけど、
できれば7泊ぐらい方が良いですね。
例えば、引きこもり、ニートだとか、
そういった子どもたちの精神的社会復帰支援だと、
1ヶ月、2ヶ月とかですね。」
Appleのスティーブ・ジョブズも
「禅」に、惹かれていたそうですね?
小林さん「要するに、有るか無いかの
二元論が行き詰まるわけですね。
物突き詰めて分析的に見るってなると
行き詰まってしまう結局のところは、
一元論のところに行きつくし、一元論を突き詰めていくと
138億年前の宇宙創成の歴史になる。
ビックバンが始まって数秒後にできた物質が
全て私たちの体を構成しているんです。
体という意味では138億歳だし。
心という意味では、スティーブ・ジョブズは曹洞宗系、
僕は臨済宗系ですから、若干違うんです。
臨済宗というのはどちらかというと左脳系の禅、
曹洞宗というの右脳系の禅。要するに何も考えないというのと、
とことん考えつくという違いがあるんです。
でも究極は無とか空とか、自分と宇宙は一体であるという
一元論に向かったのが彼の魅力的な
ところだったのではないでしょうか。」
今夜の選曲:IF YOU LIVE / MOSE ALLISON
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林 惠智さんをお迎えしています。
小林さんのご専門「ストレス」と
ついてお話しお聞かせください。
小林さん「人間の思考行動様式を数値化しないといけない。
何故かというと、アメリカが1975年にベトナム戦争で敗戦した
しかも戦力的にも戦略的にも全てに置いて
優っていたにも関わらず負けた。この理由をなんとか
探求しなけらばならいという時になった時に、
平時の時の能力が有事の時に出せなかった。
もしくは想定外の出来事が多かった。結局ストレスというものが
敗戦の大きな原因になったんじゃないかと言われているんです。
私はちょうど80年の前ですけども、
僕にお鉢が回ってきて、「性格」と「ストレス」の
研究をやってくれよということになり始めたんです。」
今夜の選曲:THAT'S ALL RIGHT / MOSE ALLISON
ヒューマンサイエンス研究所
理事長 小林 惠智さんをお迎えします。
1950年東京生まれ、国際基督教大学を経て、
ウィーン大学大学院の哲学研究科を修了され、
フロリダ州立大学の社会心理学研究室で研究に従事したのち、
アメリカ・国防省 国際戦略研究所の研究員として、
FFS理論を提唱されました。教育学、経済学博士として、
様々な研究と活動をされていらっしゃいます。
編集者 真藤一彦さんをお迎えしています。
AIがどんどん発達している2019年、
障がい者にとってもAIの発達は感じますか?
真藤さん「そう思います。私の場合は逆に点字というのが
読めないんですが、その分音声関係のアプリや機器が
助けてくれるんです。メールに関しては全部音声が読んでくれる、
入力するときも音声がサポートしてくれますので、
変換の文字に至るまで自分の耳で確認しながら、
打ち込み、読み取りができるんですね。とても助かっています。
ただ、そうは言ってもというところがちょっとありまして、
7,8割は資格情報だと言われていますけども
どうしてもWebなんかでも追求しようとすると
資格的に追求されることが多いんですね。
そうすると音声まで対応しきれないということが出てくる。
アプリなんかが進化してくと同時に音声ソフトも進化しないと
いけないんですが、それが間に合っていないんですね。
その辺の互換性だけは保って欲しいというのはありますね。」
今夜の選曲:春の海 (LIVE) / ECO-MEN
編集者 真藤一彦さんをお迎えしています。
真藤さんは全盲でいらっしゃいますが、
元々は目が見えていた?
真藤さん「そうですね。いわゆる中途失明と言われるもので、
中途失明に多いのが、網膜色素変性症と言われる病気なんです。
これは遺伝的な病気なので、こうなることは
生まれた時から決まっていたんです。
ただ、進行が人によって違うので最後まで失明されないかも
いらっしゃいますし、早くから失明される方もいる。
私の場合は40代でした。」
来年はパラリンピックも東京で開催されたりしますが、
障がい者への理解は深まってきたと感じますか?
真藤さん「街中で声をかけてくださることは
多くなっているような気がします。
声をかけてくださる方もとても躊躇されるようで、
日本人の美徳でもあるのですが、
この方に声をかけたら逆に失礼なのではないかと
逡巡されるという方も多いみたいなんですね。
でも私のように白い杖なんかを
持っていたりする声はかけてくださいますね。」
今夜の選曲:WALKIN' / MILES DAVIS
滝川クリステルさんをお迎えしています。
滝川さんが代表を務める財団
クリステル・ヴィ・アンサンブルの取り組み
「プロジェクト・レッド」
こちらはどういった取り組みになるのでしょう?
滝川さん「こちらは野生動物になるのですが、
「プロジェクト・レッド」は「レッドリスト」から
取っているんですね。絶滅の危機に瀕した動物なんですが、
中でも生態系の頂点にいる動物を
助けたいということで始めています。
頂点ということがすごく大事なことで、
キーストーンと言われていて、頂点いる動物を失うことで、
いろんなバランスが崩れてしまうと言われているんですね。
今は北海道で猛禽類に対しての援助をさせてもらっています。
猛禽類も頂点にいる生き物ですので、いなくなってしまうと
バランスが崩れてしまう原因になるんですね。
日本は特に無くなる寸前の10羽とかでようやくニュースに
なるぐらいなので、そこまでいってしまうともう復活できる
見込みがかなり薄い。なので早めに警鐘を鳴らしてく意味で
声をあげているという状況なんです。」
今夜の選曲:1974 / DAVID CROSBY
滝川クリステルさんをお迎えしています。
滝川さんが設立された一般財団法人
クリステル・ヴィ・アンサンブルで
開催されている「フォスターアカデミー」。
これについて教えてください。
滝川さん「保護施設シェルターは本当にいっぱいの状況なんです。
なので、一時的にご自宅でワンちゃん、猫ちゃんを
預かってくれる方を求めているんです。フォスターというんですね。
日本語では“一時預かりさん”と言います。
そういった方々を育成していくのが、「フォスターアカデミー」です。
フォスターが一時的に犬猫を預かってくれることによって、
それぞれの特性がわかるんですね。次の方に譲る時に、
この子はどういう子ですということも伝えることができるので、
譲渡の時にも適した方を選びやすいということもあるんです。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在 3月スタートの受講者を受け付け中!
「フォスターアカデミー ベーシックプログラム 犬コース10期」
URL:http://www.fosternet.org
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今夜の選曲:OTHER HALF RULE / DAVID CROSBY
滝川クリステルさんをお迎えしています。
滝川さんが設立された一般財団法人
クリステル・ヴィ・アンサンブル
の取り組みのひとつ『プロジェクト・ゼロ』は、
「2020年を目標に、アニマル・ウェルフェアに
則った犬猫の殺処分ゼロを目指す」ということですが、
これはどういうものなのでしょう?
滝川さん「今、殺処分ゼロという言葉が一人歩きして
しまっている状態で、数字を求めるあまり少し歪みが
出てきてしまっている状態なんです。
自治体が殺処分をやめようという雰囲気になっていることは
良いことなんですが、そのために保護団体に私たちは
殺していませんよということで、(犬猫を)渡していくんですね。
その器どんどん満杯になって、お金の問題だったり、人の問題だったりで、
動物たちの置かれている現状がもっと大変になっているという
状況が出てきてしまっているんです。
なので、本当にアニマル・ウェルフェアに則った
殺処分ゼロを目指そうよというのが私たちが提唱していることです。
ゼロにどうしてもしないといけないというものではなくて、
事情やいろんなことがある中での、
できる限りの殺処分ゼロを目指していこうということなんですね。」
今夜の選曲:GLORY / DAVID CROSBY
滝川クリステルさんをお迎えしています。
滝川クリステルさんは、
メディアで活躍する一方で、保護犬・保護猫、
生物多様性保全のための活動をされていらっしゃいます。
2014年に設立された一般財団法人
クリステル・ヴィ・アンサンブルの活動を教えてください。
滝川さん「設立してから5年が経ちました。
クリステル・ヴィ・アンサンブルは私の名前が最初にありまして、
そのあとに、“ヴィ・アンサンブル”、フランス語で
共に生きるという意味です。
これが私たちの財団が掲げいてるテーマなんですね。
そしてもう一つの意味があって、“同じ命”という意味もあるんです。
この2つの意味を込めた名前になっています。」
この活動をしようと思ったきっかけは?
滝川さん「自分の中で何を社会のテーマとして
取り扱っていきたいかっていうのは決まっていなかったんですね。
ただ、動物に関してどうしても日本が遅れているということが
浮きだって来ないんです。蓋をしてしまう傾向が多くて…
もちろん人間の問題も溢れるほどある中でというのも
わかるんですけど、世界を見ても(日本だけ)なぜか
蓋をしてしまう傾向がある。それをどうしても表に出したかった。
自分がニュースをさせてもらっている中で伝えることが
より強いと思ったのでやらせてもらったんです。」
今夜の選曲:YOUR OWN RIDE / DAVID CROSBY