2012年04月30日
空間人類学とは?
今週のゲストは、法政大学工学部 建築学科教授の陣内秀信さんです。
著書にサントリー学芸賞を受賞している『東京の空間人類学』があります。東京という都市を探るために、江戸時代から昭和に至るまでの移り変わりを記したものです。 |
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1985年に出版。ベネチア、ローマに留学経験がある陣内さんが東京を調べてみたところ、下町=ベネチア、山の手=ローマのようで、水辺と丘が共存する都市は世界でもなかなかなく、面白い地形に江戸が出来ているんだそうです。
さらに東京は歴史だらけ、名所や人の集まるところは水辺が多く(浅草や両国など)、こんなに人間の体と心を水と深く結びついている都市は無いと思ったのだとか!
そして、気になるのがタイトルの『東京の空間人類学』。空間人類学とは、実は陣内さんが生み出した言葉で、江戸東京を表すのに作ったんだそうです。
陣内さんが実行委員を努めるイベント東京ホタル
が今週末にあります!みなさんぜひ。
今夜の選曲: I SHOULD HAVE KNOWN BETTER / BEATLES